メイプルホールでポーズをとった2024年の研修生たち
¡Finalmente empieza a refrescar!(「フィナルメンテ エムピエサ ア レフレスカール」日本語:やっと涼しくなりましたね!)
¡Hola! (スペイン語の挨拶)
国籍:メキシコ(México)
氏名:オーランド(Orlando Zamora)
職業:国際交流員
趣味:水泳、習字、登山、ファッション
今年も9月4日から24日まで、モレロス大学の研修生が日本語の授業を受け、日本文化を学ぶために箕面市に来ました。11月のブログで、彼らの本市での経験について書きますが、今回は、メキシコの歌とアイデンティティについて話しましょう。今年来日したモレロス大学の研修生たちは、来日前に、歓迎のお礼として、メキシコの歌を披露することを決め、メキシコで練習してきました。
歌は私たち自身の思いやアイデンティティを伝えることができる、大切なコミュニケーション方法だと思うので、彼らの提案を受け、私はとても楽しみにしていました。メキシコでも何度か練習を重ねたようですが、箕面に到着してからは、予定が詰まっているスケジュールの中でもさらに練習を重ねていました。
メイプルホールで部屋を用意し、練習を始めました。最初はあまりうまくいかず、彼らが少し緊張して心配しているのがわかりました。それぞれが改善点を認識しながら、練習を続けました。いつの間にか時間が遅くなってしまったので、練習を終えて家に帰ることにしました。そして、披露するフェアウェルパーティーの日を迎えました。本番では、練習の成果を出し切り、素晴らしい歌を披露してくれました!
メイプルホールのプレイルームでの練習
とても感動的で、私自身もメキシコの文化に触れることができました。聴いた人たちも感動していた印象を受けました。彼らが選んだ歌は「México en la piel(メキシコを肌に感じる)」という曲です。この表現の意味は、私たちが大切にしているものに対して抱く感情は、心で感じるだけでなく、身体的にも感じるということだと考えます。
以下はその歌詞の抜粋です(意訳):
「歓迎の気持ちを込めて
キスの感動とともに
海を眺めるように
美しい日の出を発見するように
それがメキシコの感じ方、メキシコの感じ方
メキシコはあなたを包み込み、あなたはメキシコを味わう
そうやってメキシコを肌に感じる」
多文化交流センターのコムカフェで開催された研修生のフェアウェルパーティで披露
研修生たちは日本に来ていろいろなことを学び、日本文化とメキシコ文化の両方を体験したことで、ホストファミリーや様々な日本人との関わりを通して自国のことを伝えたいという気持ちが強くなったと思います。研修生達が箕面市に来た目的は達成されたのではないかと思います。
モミジーヌ < 私も歌ってみたい...モミ~