箕面市では、11月1日(土曜日)午後2時から、箕面市立メイプルホールで、子どもたちの運営による「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」授賞式を行います。
(受賞作家に贈られるオスカー像を制作した、とどろみの森学園創作部のみなさん)
授賞式には、作品賞を受賞した「ぼくらの七日間戦争」の作者 宗田理さんや主演女優賞を受賞した「かあちゃん取扱説明書」の作者 いとうみくさん、主演男優賞を受賞した「グレッグのダメ日記」の訳者中井はるのさんが出席し、子どもたちから手作りのオスカー像が贈られます。オスカー像贈呈後、受賞作家の3名が、それぞれミニ講演を行います。(残念ながら、絵本賞を受賞した「王さまと九人のきょうだい」の訳者 君島久子さんはご欠席となりました。)
(昨年の授賞式の様子)
授賞式は、毎年、司会進行やオスカー像の贈呈などの運営を子どもたちが行います。また、作家へ贈るオスカー像も子どもたちが手作りしています。
今年は、市立とどろみの森学園創作部に所属する7年生(中学1年生)の生徒6名が思いを込めて制作しました。生徒たちは、夏休みや放課後を使って、まずはデザインを描き、そして寄木という手法を使用し木材をひとつひとつ組み合わせ、仕上げていきました。6体のオスカー像は、それぞれの生徒たちが幼い頃に読んだ本に登場する人物や物から創造を膨らませ、鳥や天使などのモチーフで制作されました。
(オスカー像)
オスカー像を制作した創作部 部長の吉川麗さんは、「オスカー像を作る中では、木材に丸みを出し仕上げるところが大変でした。何度も何度もやすりをかけて、ニスを塗って磨きあげました。一生懸命作った作品がオスカー像として作家さんに渡されると聞いたときから、ずっと楽しみにしていました。自信を持って作ったので、受賞作家のみなさんに喜んでもらえたらうれしいです」と話しました。
~「都道府県の持ちかた」の本の帯に「箕面・世界子どもの本アカデミー賞受賞!」と紹介されています~
ヤングアダルト賞に輝いたバカリズム作「都道府県の持ちかた」の本の帯に「『箕面・世界子どもの本アカデミー賞』受賞!」と紹介されています。会場では、この帯入りの本をはじめ受賞作品が25名に当たる抽選会が行われるほか、本の販売も行われます。
また、会場で本を購入された先着50名様に、授賞式に参加される作家さんからサインをもらえるサイン会も開催されます。
授賞式は入場無料で、大人気の作家さんに会える貴重な機会です。ぜひご家族、ご友人みなさんでアカデミー賞授賞式にご来場ください。
<本の帯で紹介されるなんて、すごいね~!モミジーヌも授賞式で本を買おうっと。