4月24日(金)グリーンホールにて第52回箕面市農業経営者連絡協議会総会が開催されました。
農業経営者連絡協議会の皆さんから「市の学校給食での地産地消に関して理解を深めたい」とのお話がありましたので、中学校の栄養教諭と市の栄養士が市の中学校給食や食育についての取り組みについてご説明しました。
最初に市の栄養士から、市のすすめる食育(3つのアクション)の話をし、それに即した毎日ごはん、野菜たっぷりの中学校給食であることを紹介しました。
総会の参加者には、学校給食の野菜生産農家さんも多数おられます。
いつも作っていただいた野菜は、農家さん自らの手で給食当日の朝に給食室に届けていただいていますが、その先、受け渡された野菜が調理されて行く様子、子どもたちがおいしくいただいている様子なども見ていただく機会ととらえ、栄養教諭が中学校での様子を写真をお見せながら説明しました。
以下はその内容です。
地域の野菜を通して食べ物の成り立ちを知ったり、農作業の苦労を感じたりすることが食べ物への興味や関心につながり、子どもたちが食べ物への感謝の気持ちを感じることにもつながるので、子どもたちの食育としてもかけがえのないものになることをおしらせしました。
中学校では、道徳や保健の時間にも給食を題材としてとりあげています。
また、就学前の子どもたちを対象とした食育の教室でも農家さんのとれたて野菜を使ったところ、子どもたちの反応はとても正直なものでした。野菜嫌いだったはずの子どもたちもたくさんの野菜をどの子も残さずぺろりと食べてしまいました。
このときに参加した保護者や子どもたちが書いてくださった農家さんへのメッセージも紹介しました。
箕面市では、私たちが住んでいる身近なところに田や畑が有り、野菜作りをなさっている農家さんがおられます。そして、全部の小中学校に給食室があります。
こんな恵まれた環境を活かしてこれからも地産地消をすすめ、新鮮でおいしい野菜をどんどん給食で使わせていただけるよう生産、出荷への協力をお願いしました。
箕面産野菜によるおいしい給食の提供と食育の両面での効果的な活用をさらにすすめていくことにしています。
⇒市では、6/20に市民試食会の開催を予定しています。
詳しくは、5月号もみじだよりをご覧ください!
<箕面産野菜たっぷりの給食!食べてみたいなあ!