美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

男優のみで『トーマの心臓』

2016年02月28日 06時36分26秒 | 姿勢&見た目
東京マラソンには暖かすぎ?、島岡美延です。
映画や舞台の原作が漫画というのは、今や当たり前。
でも、昔の少女たちはこれだけ哲学的な物語を読んだのですね。
1970年代に連載された萩尾望都作『トーマの心臓』。
それに惚れ込んだ劇団スタジオライフの脚本・演出家の倉田淳氏。
彼女が舞台化に奔走し、1996年初演から、何度も再演を重ねて、劇団にとっての名作に。
昨夜、その『トーマの心臓』と後日譚の朗読劇『湖畔にて エーリク十四と半分の年の夏』を観て、合わせて約3時間半の濃密な時間を楽しみました。
前日譚となる『訪問者』もあり、今公演は、日替わりで3つの舞台の連続上演。
物語の舞台は1974年、ドイツの男子校の寮。
トーマの自殺という衝撃的な幕開け。
彼と生き写しの転校生エーリクが現れたことで、委員長ユーリらの心は激しく揺れ動きます。
初演と同じ役を演じる役者もいる、30周年となった劇団の充実ぶり。
人間が生きていく意味とは…。
見るたびに、その深さを感じる舞台です。
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