東京、一日で224人の感染者、島岡美延です。
大規模水害の圧倒的な映像の恐怖、目に見えないけれど広がり続けるウイルスへの怯え。
自由への圧力が、“目に見える形”で一気に広がっている香港では、公立図書館で民主活動家の著書の閲覧や貸し出しが停止されました。
今こそ、図書館を考える物語を。
映画『パブリック 図書館の奇跡(17日公開)』をご紹介します。
ある公共図書館の元副理事が新聞に寄稿したエッセイに着想を得て、名優エミリオ・エステベスが11年かけて映画化。製作・監督・脚本・主演、そのすべてにセンスを感じます。
大寒波の日、約70人のホームレスの苦境を察した図書館職員のスチュアートは、彼らと共に立てこもることに。
図書館の外では、館長、刑事、検察、マスコミ、それぞれの思惑が交錯する。
ついに機動隊が出動、スチュアートとホームレスたちがとった驚愕の行動とは…?
「人々が何かを知りたい、という権利を守る」ため、公共図書館は存在するということ。
人権をテーマに、笑いと涙…、素敵な名作の誕生です。
大規模水害の圧倒的な映像の恐怖、目に見えないけれど広がり続けるウイルスへの怯え。
自由への圧力が、“目に見える形”で一気に広がっている香港では、公立図書館で民主活動家の著書の閲覧や貸し出しが停止されました。
今こそ、図書館を考える物語を。
映画『パブリック 図書館の奇跡(17日公開)』をご紹介します。
ある公共図書館の元副理事が新聞に寄稿したエッセイに着想を得て、名優エミリオ・エステベスが11年かけて映画化。製作・監督・脚本・主演、そのすべてにセンスを感じます。
大寒波の日、約70人のホームレスの苦境を察した図書館職員のスチュアートは、彼らと共に立てこもることに。
図書館の外では、館長、刑事、検察、マスコミ、それぞれの思惑が交錯する。
ついに機動隊が出動、スチュアートとホームレスたちがとった驚愕の行動とは…?
「人々が何かを知りたい、という権利を守る」ため、公共図書館は存在するということ。
人権をテーマに、笑いと涙…、素敵な名作の誕生です。
実は、そこまであからさまではないものの、日本でも「はだしのゲン」は好ましくない図書として閲覧禁止になっているケースも。
さて、前置きが長くなりましたが、そもそも本離れが当たり前のようになっている現代、図書館ってこれからどうなるの?ってのも気になります。今日紹介された映画もですが。
「記録すら残さない、残ってたら改ざんする」政権もあるわけで、いったいどうしたら…。
映画の舞台はアメリカ、シンシナティ。
人種も知識量も違う人々が、自分の知りたいことを司書に尋ねるシーンが出てきます。
日本のカウンターでは、本の場所や予約状況を聞くくらい?
原題はシンプルに『The Public』、いい作品です。