暖かな週末でも緊急事態宣言中、島岡美延です。
「お出かけ日和」と呼びかけない天気予報。散歩に行ったら、河津桜が咲いていました。
コロナ重症者は減っているも、死者の数は…。
看取りや葬儀の困難さは変わっていないよう。
どんなお別れが理想か、“その瞬間”は1度だけ。
映画『痛くない死に方(20日公開)』をご紹介します。
本日公開の『けったいな町医者』の長尾和宏先生の原作を高橋伴明監督が映画化。
奥田瑛二と柄本佑という、最強の義理父子共演!
夜中も電話が鳴り、仕事に追われる河田(柄本)は家庭崩壊寸前の在宅医。
末期の肺がん患者の娘(坂井真紀)から、病院の延命治療ではなく、“痛くない在宅医”を選んだと告げられるが、苦しい日々の最期を迎えさせてしまう。
先輩在宅医の長野(奥田)は「病院からのカルテではなく本人を見ろ」という。
2年後、肺がんの本多(宇崎竜童)を担当する河田、「痛くない死に方」は可能なのか。
看護師役の余貴美子、本多の妻役の大谷直子…、“こうありたい”と思う時間が流れています。
「お出かけ日和」と呼びかけない天気予報。散歩に行ったら、河津桜が咲いていました。
コロナ重症者は減っているも、死者の数は…。
看取りや葬儀の困難さは変わっていないよう。
どんなお別れが理想か、“その瞬間”は1度だけ。
映画『痛くない死に方(20日公開)』をご紹介します。
本日公開の『けったいな町医者』の長尾和宏先生の原作を高橋伴明監督が映画化。
奥田瑛二と柄本佑という、最強の義理父子共演!
夜中も電話が鳴り、仕事に追われる河田(柄本)は家庭崩壊寸前の在宅医。
末期の肺がん患者の娘(坂井真紀)から、病院の延命治療ではなく、“痛くない在宅医”を選んだと告げられるが、苦しい日々の最期を迎えさせてしまう。
先輩在宅医の長野(奥田)は「病院からのカルテではなく本人を見ろ」という。
2年後、肺がんの本多(宇崎竜童)を担当する河田、「痛くない死に方」は可能なのか。
看護師役の余貴美子、本多の妻役の大谷直子…、“こうありたい”と思う時間が流れています。
以前から感じていたことですが、日本人の死生観って、何故?と思うことが多いのです。
冷たい言い方ですが、もはや死は避けられないタイミングで多くの家族が求める延命治療が、はたしてご本人の望んでいるものなのかと。
日本では安楽死は認められていませんが、そうした議論もあってもいいかと。
お医者さんの人生には、「忘れられない患者」って必ずいるのだと思いますが、それを凝縮したような、たくさんのことを教えてくれる映画です。
特に宇崎竜童が演じた患者、家族の最期のありかた・・・、ユーモアもあって、笑ってもいいのだと感じます。
医療従事者の方々にも、コロナが落ち着いたら、ぜひ見てほしい一作。