この3ヶ月、一人の暴挙がなければ奪われずにすんだ命は・・・、島岡美延です。知床半島では1か月前に沈んだ船が引き上げられました。12名はまだ行方不明。
命の重さを語り、その命を使い尽くしたあの人は、ロシアが始めた戦争を知らずに昨年11月、亡くなりました。映画『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと(27日公開)』をご紹介します。最後の17年間に密着したのは、中村裕監督。何度か二人きりの年越しもした〈裕さん〉のカメラに語った、率直すぎる言葉の数々。
この5月15日で満100歳を迎えて、それを記念しての公開予定だったドキュメンタリー。死の直前までベッド脇のテーブルで、月刊誌、新聞の連載をこなしました。月1回の法話は2020年1月まで行われ、コロナ禍で人と会えないことを悔しがりました。
裕さんとは親子、友達、恋人・・・、形容しがたい関係性が続いたよう。ステーキ、すき焼きを食べ、ワイン、日本酒を飲む寂聴さん。恋愛の必要性を熱く語る生命力の塊の90代の日々。
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