アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

母の告白「昔、蚕を飼っていた」

2011-02-09 | 日記
古い木造家屋に住んでいる母親が、家のお風呂は寒すぎるというので
週に一度のペースでスーパー銭湯へ連れて行ってます。
当然、色んな話が出てくるのですが、今日は蚕の話。

小学生の頃、お姉さんが手に入れてきた「蚕」を増やして
おこずかい稼ぎをしていたというのだ。

蚕を引き出しに入れておくと、繭を作って穴を開けてうじゃうじゃ出てくる。
それを兄弟で何十匹と売っては、お小遣いにしていたらしい。

今、着付け教室をさせてもらっている「宇治茶の松露園」が母の実家なのだが、
その奥には「桑の木」があって、蚕に食べさせていたとか。
桑の実はブドウのように真っ赤に実り、それはそれは美味しかったと話していた。

「ほんで、繭はどないしてたん?」
「繭はいらんから、ほかしてたんや」
「えぇー???!!!」

「真っ白な繭もあれば、黄色い繭もあったわ。ポイポイ捨てた」

それってムガシルクみたいなもんちゃうのん?
いまとなっては昔の話。
たまたま銭湯で、洗顔用の繭(指にかぶせて使うアレ)を売っていたので出た話。
へぇーそうなん、へぇーへぇーと相槌を打つばかりの娘なのであった


「宇治茶の松露園」着付け教室
3月のレッスン日をアップしました




ルーシー・リー展は13日までなのです

2011-02-09 | 日記
中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館 で開催されているルーシー・リー展へ行ってきました。
大阪市の平松市長がツイッターでよくつぶやいてはっって、
先日も開館時間を19時まで延長しますと言うことやし、
どうもあの色が気になって気になって、行ってまいりました。

京阪中之島線、はじめての「なにわ橋」駅構内。


さすがにきれいやなぁ。
1番出口のエスカレーターを上がったら、正面にドーン!


便利になったなぁ。
そして右手に東洋陶器美術館。


よかったですよ、とっても。


とにかくポスターにある「色」を見たかったのですが、
写真で見るよりも実物を見ないとわからない魅力がいっぱい。
陶芸に関わらず何でもそうですけどね。
たとえば、志野焼きの釉薬に似ているようで、あんなグロさはなくて、
そうそう、こんなんこんなん!と言いたくなるようなモノばかり。
大きな作品も、可愛さがあって甘すぎずバランス良いなぁ。

以上、ドドド素人の私の感想をさっくり。
2月13日(日)までざます。



「宇治茶の松露園」着付け教室
3月のレッスン日をアップしました