アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

小唄のお稽古「お伊勢まいり」

2011-02-21 | 小唄
熱いおぶぅ(お茶)を出してくだすった後、白い紙にさらさらと筆ペンで書かれました。
これから先に習う小唄も、こうやって手書きでいただけるのかと思うと
師匠直伝という嬉しさと緊張感が、ますます強まります。


【お伊勢まいり】
お伊勢まいりの石部の茶屋で あったとさ
可愛い長右衛門さんの 岩田帯 締めたとさ
えっさっさのえっささのえっささのさ


初心者向けの唄だそうですが、なかなか節が取れません。
「一回二回でうまいこと出来たら、お師匠さんらやっていけまへんえ。」
その通りでございます。
おうむ返しで何回も何回も繰り返します。

「石部」というのは滋賀県にある地名だそうです。
これはどうやら浄瑠璃から生まれた小唄のようで、
元になった浄瑠璃は「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」
14歳のお半と40がらみの長右衛門が叶わぬ恋の果てに心中。
「岩田帯」とは腹帯のこと。
この唄を歌い、聴きながら、その情景を思い浮かべて何とやら。
どんだけ短縮するねん、ちゅう話です。
それが小唄の醍醐味なんやろか?と、初心者は妄想す。

三味線をバチではなく指先で爪弾きながらのお伊勢まいり。
えっさっさも、お猿のカゴ屋調ではなくしっとりと。
もともとお座敷での座興だったのでしょうか、
声を張上げるものでもないようです。

お師匠さんは一度三味線を持たれると、手も口も止まりません。
小唄、都々逸、新内、、、
今どこにいるんやろうかという空気になって、夜が更けていくのでした。


「宇治茶の松露園」着付け教室
3月のレッスン日をアップしました





劇場へ行くお楽しみ

2011-02-21 | キモノ
歌舞伎へ行くと、中休みにいただくお弁当も楽しみのひとつです。
今回は阪神百貨店地下で、伝承料理研究家 奥村彪生さんのお弁当。


よくテレビで見た料理番組、近所のおっちゃんが教えてはるような感じが懐かしい。


どれも美味しい
欲張って大きいのを買うと、時間が足りなくなるからこれぐらいがちょうど良い。
ロビーの椅子でゆっくりいただいて、甘味はサザエの焼あづき
サザエがわからない方がけっこういらっしゃる、ぜひどこかで出会われることを祈ります。

さて、ベルさんは春らしい色合いのお召し物でした。

他にもキモノ美人がけっこういらっしゃいました。
やはり会場が華やいで良いですね~。

帯が粋です、かっこいい


どうも私はずんぐりしています。
あかんなぁ


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