【水の出花】 本調子
水の出花と二人が仲は
せかれ会われぬ身の因果
たとえどなたの意見でも
思い切る気は さらにない
艶っぽい小唄です。
小唄に人の名前はあまり出て来ないそうで、
色恋モノも、比喩をして感じ取らせるのが粋らしい。
唄い思い出しながら、歌詞を書いてくださいました。
でも唄っては「あ、そうそう、こうだわ」と変わっていく。
「アイ」とあるのは、三味線の間奏が少し入るところ。
ところが、
もーーーっのすっごく難しい
何度もおうむ返しでお稽古していただいても、わからない。
今まで唄ったことのない音階、音の流れ、間。
歌をこんなに「わからない」と思ったのは初めて
旧の雛祭りを待つ、師匠宅の段飾り。
そのうち譜ぅも教えるから覚えてちょうだいね。
他のお師匠さんは「唄はどうこう、三味線はどうこう」
と言われる人が多いけど、そんな分けられるもんじゃないの。
小唄ってね、こういうものよ、覚えてちょうだい。
お稽古が進んでくると、お師匠さんの口から出る言葉です。
口伝。直伝。ありがたい。
そして今回は、いよいよ三味線を触らせていただきました。
お師匠さんの言葉を聞きながら、向かい合わせの三味線を見ながら、
必死のパッチです。
「ええ音出てる!はい、チントンシャン。ドン、ここでドン!」
ひぃー。
息を大きく吸って大きな声を出しなさい。
お雛さんも笑わへんて言うてはりまっせ。
そして早う覚えてちょうだい。たくさん弾けるようになってちょうだい。
師匠、がんばります!
「宇治茶の松露園」着付け教室
水の出花と二人が仲は
せかれ会われぬ身の因果
たとえどなたの意見でも
思い切る気は さらにない
艶っぽい小唄です。
小唄に人の名前はあまり出て来ないそうで、
色恋モノも、比喩をして感じ取らせるのが粋らしい。
唄い思い出しながら、歌詞を書いてくださいました。
でも唄っては「あ、そうそう、こうだわ」と変わっていく。
「アイ」とあるのは、三味線の間奏が少し入るところ。
ところが、
もーーーっのすっごく難しい
何度もおうむ返しでお稽古していただいても、わからない。
今まで唄ったことのない音階、音の流れ、間。
歌をこんなに「わからない」と思ったのは初めて
旧の雛祭りを待つ、師匠宅の段飾り。
そのうち譜ぅも教えるから覚えてちょうだいね。
他のお師匠さんは「唄はどうこう、三味線はどうこう」
と言われる人が多いけど、そんな分けられるもんじゃないの。
小唄ってね、こういうものよ、覚えてちょうだい。
お稽古が進んでくると、お師匠さんの口から出る言葉です。
口伝。直伝。ありがたい。
そして今回は、いよいよ三味線を触らせていただきました。
お師匠さんの言葉を聞きながら、向かい合わせの三味線を見ながら、
必死のパッチです。
「ええ音出てる!はい、チントンシャン。ドン、ここでドン!」
ひぃー。
息を大きく吸って大きな声を出しなさい。
お雛さんも笑わへんて言うてはりまっせ。
そして早う覚えてちょうだい。たくさん弾けるようになってちょうだい。
師匠、がんばります!
「宇治茶の松露園」着付け教室