アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

憧れの「東華菜館」で新年会

2014-03-01 | ご飯


大昔から四条大橋を渡るたびに見上げていたお店で、念願のお食事会。
京都へ行くたびに「いつか、あのお店で会食をしましょう!」
と話していたのですが、ついに琴さんが世話役を買って出て下さいました。
新年会と言いながらも2月後半になってしまいましたが、中国のお正月ならこの月で間違いあるまい。
「東華菜館」はいつもと同じたたずまいで、私たちを迎えてくれました。


予想以上にアットホームな店員さんたちに、緊張もほぐれます。
ガチャコン扉(じゃばらの意)のエレベーターで上がるヴォーリズ設計による重厚な建物の2階、入らせていただいたのはクラシックな洋室で、
窓からは鴨川、南座、東山の風景が絵葉書のように広がります。


と、どれだけ私たちがうっとりしていたか、想像出来ることと思います。
お料理も「古き良き伝統を守り流行にとらわれない本格的北京料理」とうたうだけあって、
どれも美味しかったですし、やっぱり個室はよろしいですね。


朝に退院して駆けつけてくれたこあらちゃんも含めて、皆さんおしゃれに装って来られました。
だってだって、新年会だもの。
2時間強の宴のあと、白川沿いに花咲く梅の木を求めて散策。
ちょうど通りかかった都タクシーの行燈「よつば」に大興奮しました。めーっちゃラッキー!


足を延ばして「細見美術館」で「櫛・簪とおしゃれ -粋に華やかに、麗しく」を鑑賞。
目にも細やかな髪飾りの数々に刺激を受け、あとは恒例の甘味祭へ。
大極殿本舗六角店 甘味処「栖園」で、琥珀流しをいただいたのですが
初めての「甘酒」です、上にあるのは「橘のゼリー」というのに感動して「タチバナやて」を3回以上口にしたような気がします。


桃の節句という感じがしますねぇ。きものパスポートで割引していただきました。

がー!
私はここでもまた失敗キモノをしておりますので、それはまた後日に。
琴さんはじめ皆様、お世話になりました!