アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

4月文楽は通し狂言「菅原伝授手習鑑」

2014-03-04 | 日記
いよいよ文楽4月公演のチケット販売が始まりました。

国立文楽劇場開場30周年記念
七世竹本住大夫引退公演
通し狂言 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

真ん中の一行が寂しく感じられますが、
引退の2文字に決心をつけられた住大夫さんには心からの拍手をお送りしたいと思います。
引退会見の記事を見るにつけ、素晴らしい人生の師として
どの言葉も心に染み入るものばかりでしたね~。
私はほんの数回ですが、浄瑠璃を生で聴けて本当に幸せでした。

大阪の文楽劇場、4月の公演は、通し狂言です。
菅原道真の失脚事件(昌泰の変)を中心に、道真の周囲の人々の生き様を描く。
という感じなんですが、歌舞伎でもよく演じられることと思います。
一昨年に観た通し狂言「仮名手本忠臣蔵 かなでほんちゅうしんぐら」ももちろんのこと、
通しでなくても全部見たいのですが
ことのほか、通しで見終えた時の感慨深さは、自分の中でやり切った感が大きくて
あ~良かったとしみじみ感動するものです。
いつ行こうかなぁ♪