佐保山茶論(さほやまサロン)というところで
アウル古楽アンサンブルのサロンコンサートがありました。
吹奏楽団「ウインドカンパニー」主宰の的場君からの声掛けで
一緒に連れて行ってもらったのです。
池口秀樹先生に会いたくて。
万葉の時代、貴族の居住地であった佐保山にある素敵な建物、
そのサロンに響くバロック音楽に感動しました。
40年ぶりの池口先生。ほとんど変わらぬ容姿と声。
中学生時代の音楽の先生であり、吹奏楽部の恩師です。
でも当時は変わった怖い先生という印象で、私はよくどつかれたり怒られました。
音楽の試験は、自分の好きな歌を選んで歌ったのでした。
当時はフォーク全盛だった時代で、上手な子の歌を聴くのが楽しみでした。
ギターやピアノを弾きながら歌った子もいたなぁ。これがまた上手いんだ。
ごめんね同級生、ふざけたスタンプで顔を隠した。
みんなそのまんまだ。泣きそうだ。
雨が降る日曜日の夜。
タイムスリップではない、どこか違う世界に居たような
不思議な時間を過ごしてきたのでした。