ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

旭川まで

2011-03-06 20:30:00 | いい感じ
今日は旭川まで行って来ました。
家族の持つ運転免許の更新手続きのため。

旭川の運転免許試験場だとその日に新しい免許がもらえるんですよね。
以前から知っていたんだけど、なかなか行くチャンスが無くて…。

で、今回行くことに。

便利だわぁ。

増毛に住んでいると、隣マチの留萌警察署で更新するのが普通なんでしょうけどね。それだと手続きに1回、更新時講習で1回、できた新しい免許をもらいにまた1回。
全部で3回も留萌に行かなくちゃならないんです。

それなら旭川へ…。
増毛からでも2時間もあれば行けますからね。

旭川だと即日交付だし、日曜もやってくれるってのがいいです。
しかも講習は午前中2回と午後1回だったかな。
留萌の講習日指定、しかもその日に1回きりとは大きな違いですね。
都会に住んでいる人なら当たり前のことなのかも知れませんけど。

今どきの免許更新がそんなに便利になっているなんて…。
ワタクシ、ちょっと驚きでした。

今回は、午前11時からの講習に間に合わせて行って来ました。
増毛出発は、午前8時30分。
信砂を通って深川から高速道路を利用するのも良かったのですが、今回は留萌回りで行ってみました。
道が空いていたこともありましたけど、会場到着は開始40分前。
余裕の到着でしたねっ。



30分の優良講習は、あっという間です。
終了後、サッと昼ご飯を食べ、帰路につきます。

行きは留萌経由でしたから、帰りは違うルートを通ってきましたよ。
旭川~深川~妹背牛~北竜~増毛。
高速を使わないのであれば、これが一番早いし快適なルートだと思います。

北竜町の和(やわら)地区から山越えをする道道増毛稲田線。
昔は急なカーブも多かったのですが、改良工事も進められ冬でも快適なドライブが可能です。
ちょっと道幅が狭いところもありますけどね。
それと天気の悪い時はオススメできません…。



今日はいいお天気でしたからねぇ。
増毛との境界線を越える前、恵岱岳が正面に見えてきます。
ここは標高1,060メートルだったかな。
面白い形をした山ですよねぇ。



プラプラ…。
スピードも遅めにして、周りの景色を楽しみながら走ってきましたよ。
なかなか魅力的です。

晴れていれば、ですけどね。

コメント (2)
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晴れはどこに

2011-03-06 12:30:00 | お天気話
ちょっと晴れたなぁ、って思ったら雪がチラチラ。
ここ数日の増毛は、そんな天気の繰り返しです。

しかも寒いです。

もう3月ですからね。
冷え込みとしては、そうでもないのでしょうけど、風がある分、寒く感じるのかも知れません。



降る雪も、もうサラサラじゃなくベタッとしたもの。
空の上も寒さが緩んで来たようです。
雪は続いていても春は近づいているってことか…。

予報では今週も雪マークが何日か。
もうちょっとの辛抱です。
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肉らしい

2011-03-06 08:00:00 | 飲み食べ
エゾシカ。

北海道に住む者として、長年親しんできた動物ですけどね。
凛々しい姿、素早い動き。
遠目に見るだけのものだと思っていたのですが…。

繁殖力が強いのか、天敵が減ったのか。
農業被害も深刻化しているようで、駆除の要請も年々多くなっているのに、ハンターの高齢化が進み、思うように駆除できないのが現状のようです。
狩猟免許を持っていないワタクシですが、10年以上前のこと。
留萌南部猟友会の事務局をお預かりしていたことがありました。
その時は、ホント若い人少なかったもね。
この組織の将来はどうなるんだろう…、って心配になったもの。

そんなこともあってか、最近は新しく狩猟を始める人を増やそうという取り組みも行われているようです。

そうなると、世の中としては、どうやって鹿肉を食べようかという問題になっていくんですね。

肉=焼く。

ワタクシの頭の中は、いつもこのシンプルな図式。

フライパンに油を敷いて、ちょっと厚めに切った肉をのせ、ジュゥーゥゥッツ。

でもね、脂分の少ない鹿肉は、その扱いが難しい食材でもあります。
焼き過ぎるとガチガチになっちゃう。
程よい状態を見極める目が必要なんですよね。
そして熱いうちにサッと食べちゃわないと。
たかが焼肉、されど焼肉…です。
簡単なようで、かなり難しい。

ヨーロッパでは野生動物の肉は高級品なのだとか。
ジビエって呼ばれてるんでしたっけ。

まあ北海道でも普段は流通していませんから、とても貴重な肉には変わりありません。

そんな高級品の使い道に悩む北海道人って…。
さすが食材溢れる北海道。
やっぱり食糧基地を名乗るだけのことはありますね。
素晴らしい。

隣マチの留萌でも鹿肉の調理法を研究するグループができたそうですが、早く美味しい食べ方を見つけてくれーって気持ちです。

これ、ウチのおばあちゃんが作った煮込み料理。



ニラと豆腐、タマネギ、モヤシとともに煮込みました。
これがねぇ。
なかなかいい味出しているんですよ。
醤油ベースの味付けです。
普段やっている肉鍋の調理法。

それぞれの食材にうま味がギューッと染み込んでいるんだなぁ。
肉は、ある程度やわらかくなるんだけどね。
ワタクシ的には丁度いい噛み心地が残っていて好きなんです。



この鹿肉。

ワタクシどもは、やわらかくしなければって努力しがちですけどね。
「肉はかたいもんだ。」っていう考え方もあるんじゃないかと。
地鶏なんかもそうですよね。
しっかりとした噛み心地がウリでもある。
噛むほどに味わいのある…でしたっけ?

目の玉が飛び出しそうな高級肉を頬張るグルメ番組。
「口の中で溶けちゃいますぅー。」
よく聞くコメントです。

まあ、それはそれでいいんですけどね。
肉の味を確かめ、ガッチリ噛みしめながらエネルギーに変えていくこと。
肉本来の食べ方ってそこにあったんじゃないのかな。

ガツガツ食べて、最後に骨が残る。
歯が丈夫じゃないと、そしてアゴがも丈夫じゃないと肉食べられないなぁ。
野生の肉ってそれでいいと思うんだな…。

ちょっと現実離れした考えになっちゃったわ。
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