ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

福よしの続きを

2011-03-14 20:30:00 | 飲み食べ
大きな災害の後なので…。
食べものの話題を出すのもどうかなぁ、って思うんですけど。
まあ、普段と変わらないワタクシがいるということで。

先週木曜の夜。
久しぶりの食事処“福よし”でしたからね。
話題は豊富だったんです。
でも、なかなかそれをお知らせする機会が無かったからなぁ…。

お刺身と和えもの、焼きものまで紹介していましたから、今日はその続きから。



白いお皿に山吹色のソースがきれいです。
ちょっととろみがかって、カニの身が散らされていますねっ。

そうです。
真ん中にあるコロンとしたのにもカニが入っていましたよ。
白身魚のすり身に混ぜてあったような感じ…。
いったい何料理なんだろ。

そしてもう一つはパイ?
包み焼きと呼んだらいいんだべか。

なんかナイフとフォークで食べた方がいいんじゃないの?
と思えそうな姿ですなぁ。
これをお箸で食べるのは全然問題ないんだけどね。



でも、お箸でパイを切るのは少し苦労しましたよ。
ガブッと豪快にかぶりついた方が美味さがよくわかったかも…。

もうここら辺の料理ならワインだなぁ。

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その食べ方が…

2011-03-14 18:00:00 | うわき心
金曜の夜に食べた味噌ラーメン。
そう、いつものやつ「ラーメンや天金」。

最近お気に入りです。
生協に買い物にいったついでに。

買っちゃうんだなぁ。
地元食にこだわるワタクシとしては、ちょっと…って思っちゃう商品なんですけどね。
特に強烈な個性がある訳じゃないサラッとした味噌。
これがいいんです。
増毛人、いやワタクシの口に合うんだわ。



買い物に行くと、この手のラーメン多くなりましたよね。
いろんなお店の名前が入った商品が並んでいます。
お店の味そのもの。
まあ、そのお店が出しているものなのでしょうから同じで当たり前か…。

ズズーッ、ズズーッ。
あっという間に完食です。
やっぱりラーメンは勢いで食べないとねっ。



その食べ方がダメなんだよなぁ。

食べ終えてから反省します。
満腹感が得られないのですよ、これじゃ…。

ジッと。
その後、ひたすらジッとお腹が膨れてくるのを待ちます。
そうしないとまた間食しちゃうもね。

早食いは控えるようにしていたんだけどなぁ。
大好きなものが出されちゃうと、その気持ちがグラついちゃう。
試練ですっ。
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きなこ

2011-03-14 12:50:00 | 飲み食べ
日曜のお昼。
朝からずっと見続けているテレビ。

と言うより、金曜の夜からずっと見てるんだな。

そうそう、見慣れたチャンネルは民放なんだけどCMって入らないのかな?
ずっと番組だけが流れているような…。

ワタクシのブログは食べもののことを書くことが多いのですけどね。
今回の地震と津波の被害を受けた皆さんのことを思うと、とても心が苦しくなってしまって…。
なかなかいつもの気分に戻れないものですね。

「水が欲しい。」
「朝におにぎりが1コだけ。」

届けられる食料が不足していることは容易に想像できますね。
未だに届けられないところだってあるんだろうし。

“早く元の生活を取り戻せますように。”
そんな簡単なもんじゃないぞ、って叱られそうだけど。
でもこんなに離れたところからだと、ただ祈ることしかできません。

金曜の夜。
増毛でも防災無線放送が非常放送を流しました。
「津波注意報」の発令による自動放送。
何時だったんだろ?
10時を過ぎていたのかなぁ。
ハッキリ覚えてないけど。

けたたましいサイレンの音と、ゆっくりした口調のアナウンス。
機械音だったのかなぁ。
ゆっくり話されることで、落ち着かされたのとは逆に緊張感が高まりました。

我が家は海から1キロ足らず。
だらだらっとした傾斜は、高いところと呼べるほどでもなく、今回のような津波が来たら逃げなければならない場所です。

お昼に食べた“きな粉餅”。
ちょっぴりしょっぱかったな。
でも、焼きたてアツアツ。
美味かった。



机のそばで流し続けていたラジオから歌が聞こえてきました。
ホッとしたなぁ。
被災情報の連続じゃみんなの心が暗くなっちゃう。
避難生活をしている人やその人たちを案ずる家族を激励するため元気を伝えよう。
ラジオからそんな声が聞こえてきました。

マジメに、一生懸命。
そんな社会に囲まれて生きていることに幸せを感じますね。

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官と民

2011-03-14 08:00:00 | 災い転ず
先週の金曜、ちょっと仕事で中歌地区の会館前に立っています。

ここは増毛港の中にあると言ってもいいような所。
中歌地区そのものが湾の中にある集落ですからね。

道路に雪が積もっているので、よく見えないかも知れませんけど、右側に真っ直ぐ伸びている黒っぽいものは、コンクリートの護岸です。
そう、防波堤。
その右側はすぐ海なんです。
ここで海抜4~5メートルって感じかな。

ここにいたのは午前11時40分頃。
その3時間後、あの地震が起きるんです。



もし、ここで津波が来ていたら逃げられたのか。
中歌の会館で介護予防の事業をしていたのですが、その方たちを避難させられたのだろうか…。

すぐ裏に迫る高い丘。
斜面は急傾斜の崖。
積雪のある今時期は登ることも難しい…。
車で避難しなければならないことを思うと、正直どうなっていたんだろうとビビっちゃいますね。

もしも…。
そう言えるうちに確かな対策をとれるようにしないとダメなんだな。



これは町で設置しているゴミステーションです。
木製のもので結構ゴツいタイプ。
町内のゴミステーションは、このタイプと鉄製のものの2種類があります。

滅多なことでは吹き飛ぶこともないのですが、国道沿いに設置されているものの中には、ガッチリと打ち込まれた杭に結びつけられているものもありますね。

塗装が傷んできたら町が塗料を用意し、作業を町民の手で行ってもらいます。
設置したのが町だから、補修も全て町がやるべきだという意見を持つ方もいますけどね。
小さなことですが、住民自治の芽はみんなで協力することから始まると思うんです。



缶とビンの分別容器。
みんなルールに従って指定された日にきちんと出しています。
もちろんきれいに洗浄して。
リングプルは車イスをもらう運動のため集めている人もいたなぁ。



優しい気持ちであり続けるために。
みんなで協力すること。
この考え方を大切にしたいと思います。
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