今年のお正月は雪が少ない。
ホント、どうなったしまうのでしょう。
ま、喜ぶのは今のうちってね。だいたい帳尻が取れるのが世の中だから。
さて、年末の新聞拾い読みはもう少し残っていましたわ。
島根県は松江市のこと。
県庁所在地に原発のあるマチは松江市だけ。
原発推進派と反対派は、それぞれに集会を持つけど、普通の市民は原発のことに触れるのはタブーなのだとか。まあ、もっともな話。
自分ごと化会議は、政策シンクタンクの一般社団法人が、全国で行っている無作為抽出の市民による協議会や事業仕分けの総称。
松江の場合、市民が原発を自分のこととして自由に話し合うことがテーマにされていたのです。詳細は記事を読むしか無いんだけど。
どちらが正しいかでは無く、どうありたいか、どちらを選ぶかという市民にしか出来ない議論が行われたようで、ワタクシたちがエネルギーをどのように使って行くのかを考えるよい機会になったと書いてありました。
確かにそうですね。行政と電力会社、そして市民がお互いに信頼し合わないものって、たとえ決まったとしても、いつか見てろよって人が残るんだから。
納得し切れなかったとしても議論は尽くす。
この記事の後半には議会にも同様なことが言えると書いてあります。
自治体議会は議員同士が議論するところ。さまざまな市民の意見や要望を代弁して議員同士が十分に議論した上で、最後には多数決で合意形成するのが議会の役割。
その合意で首長や行政を動かすのだと。
でも議員は本会議や委員会でも首長や行政幹部に要求することが中心。
議員同士の議論は横に置いたまま、何かしらの成果を取れたかどうかが大事になっている。結局は票に結び付くかどうか。
そんなものなのかなぁ。