最近よく見かけるようになったアプリでタクシーの穴を埋める事業。
いや、アプリが埋めるんじゃありませんわ。
アプリで起動する住民の車が、不便さを感じている人を乗せて走るって事業。
町内を移動したい町民と自家用を持つ町民をスマホで繋ぐもの。
記事を読むと、知床半島の付け根辺りにあるマチ斜里でのことが書いてありましたわ。そこでは町内巡回バスが5便。タクシーは昼に5、6台。夜は2、3台で十分とは言えない。ま、1万人以上もいるマチだからね。
そうですか、それでも不足していると思うんだから増毛なんて大変です。
昼に常駐している車は1台。それも夕方には留萌に戻っちゃって…、とりあえず注文を受けたら走って来てくれるってスタイルです。
さてこのアプリ。
スマホ決済で手数料と移動実費、謝礼などを精算する仕組みなのですが、それをネットで行えば道路交通法上のセーフ事例ってことなのですか。
では、乗りたい側が会員組織を作り、町内の適当な区間で謝礼価格帯を設けて、現場精算するってのはダメですか。
運転者が請求しなければいいんでしょ。乗せて欲しい人たちは、地元にタクシーが無くなってしまったと言うリスクを負っているんだし。
タクシー業そのものが無くなってしまった地域に限り、ってことで。
そうなれば商店やスナックで受け付けてくれればいいっしょ。
その日に実働可能なドライバーたちが注文に応じるの。これがいわゆる白タクですか。研究する余地はあるんじゃないかな。