19人を殺害し、26人に重軽症を負わせた29歳の男。
事件を犯したことは紛れも無い事実だと認めたものの、大麻乱用で精神障害を発症していたため、別の人になっていたので心身喪失、無罪です。
そうじゃ無きゃ心神耗弱で減刑されるべきと言う戦術を取るのだとか。
まさかさ。
これだけの犯罪を起こしたのに、刑法上無罪の可能性があること自体が信じられないんだけど。いくら悪いヤツでも弁護して勝ち取るのが弁護士の仕事だとしてもさ。
そもそも刑法って何ですか。
誰を裁き、何をさせようとするものなのですか。大麻の乱用をしていたらしいけど、これだけの重大事件と引き替えに出来ることなのですか。
犯人がどんな生い立ちであろうとも、ダメなものはダメなんです。
死んでしまえば、その人と残された家族には冷たい国だから。
そして取材する皆さんのズカズカインタビュー。声さえ拾えれば…。
日本は殺され損の国だからね。明日は我が身かも知れません。
目立たないようにしよう。
そうそう、この29歳が弁護側の戦術を拒否したのだとか。
確かにそうでしょうな、彼が最も嫌いだと思う状態に自分がなっていたと証明しなきゃならないんだから。
そうなれば自分もまた誰かに殺されなきゃならないと言う理屈。
そんなのに耐えられるハズが無いっしょ。
だとしたら、彼を1番苦しめるのは、その論争で裁判が進むことか。裁かれる立場に無いことを論じること。どうなろうと許せないヤツ。せめて勝ち誇ったような態度だけはズタズタにしておきたい。