みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

歌舞伎ファンとして思うこと

2010年12月08日 | 雑感~芝居関連
 ワイドショーだけでなくNHKなど普通のニュースでも報道され世間を騒がせている海老蔵暴行騒動。本当はこの件に関してのブログ記事を書く気はなかったのですが、昨夜の会見を見て、一歌舞伎ファンとして思ったことを書こうと思います。
 
 記者会見をキャンセルした後の騒動、そして真相がよく分からないままですし、完全な被害者なのか、それとも彼も手を出したのかとか報道も何が真実かということは、はっきり分からないので、事件のことを私がどうこう言う資格はないですが、仕事や自分の立場を考えずにそういう事件を引き起こすような場にいたこと(役者だし遊んでも構わないけど、遊び方を考えて欲しい・・・)、そして南座顔見世興行に穴を開けたこと、さらには来月にル・テアトル銀座で行われる初春花形大歌舞伎が中止になってしまったことは、公演を見に行く予定ではないものの、一歌舞伎ファンとして、とても残念に思います・・・というか残念を通り越して腹立たしいことです。

 そして、普段歌舞伎を見ない方やなじみのない方たちに歌舞伎に悪いイメージと誤解を与えてしまったのかなと思うと、大変残念です。(そんな風に思われることも仕方ないことなのだけど。)そして松嶋屋贔屓としては、南座で彼の代役を勤めている仁左衛門さんと愛之助さんの松嶋屋の役者二人がこのような形で注目を浴びるのも正直複雑な心境です。特に仁左衛門さんは数年前にも海老蔵の怪我による代役をしているので、「また?!」と思ってしまったのも事実です・・・。そして来月の共演者や関係者は仕事を失ってしまったわけですよね・・・・。(追記、愛之助さんもあの時代役をなさいました)

 興行元の松竹から無期限謹慎処分を下されたとのことですが、それがいつまでかは分かりませんが、当然のことでしょう。家柄、容姿にも恵まれているのだし、未熟でも彼にしか持っていないものもあるのだから、これを期に本気で反省して今後に繋げていただきたいものです。

茂山千之丞さんの訃報・・・

2010年12月04日 | 雑感~芝居関連
 水曜に見た映画の感想をぼちぼち仕上げようと思っていたけれど、その前にネット~と思って久しぶりに狂言の茂山家のSOJAブログを拝見して千之丞さんの訃報を知りました。

 本日12月4日、肝細胞癌のために87歳でご逝去されました。

 年齢的にもご長寿・・・ですが、お兄様の千作さんがまだご健在ですし、まだまだ拝見したい方でしたね。

 私の中では千之丞さんといえば、豆腐小僧です!!京極夏彦さん原作の新作狂言の妖怪ですが、これが可愛かった(笑)原作本の文庫は先日購入して以来積読化しているのですが、豆腐小僧のイメージは表紙のではなく千之丞さんです。最近は舞台そのものを見ていないのですが、茂山家は狂言界の中で一番好きなお家です。茂山家を支えてきた千之丞さんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。


【当ブログ内千之丞さん関連記事】
「茂山家 京極夏彦の妖怪大狂言」
著書『狂言役者 ひねくれ半代記』
著書『狂言じゃ、狂言じゃ!』

訃報 片山慶次郎先生

2010年08月22日 | 雑感~芝居関連
 シテ方観世流能楽師、片山慶次郎先生が17日に胃がんのため77歳でお亡くなりになられました。

 慶次郎先生は私の師匠の謡と舞の師匠。今は謡を習っていませんし、直接お会いしたことはありませんが、大きいお師匠様です。しかし恥ずかしながら、お舞台も1、2度しか拝見したことがありません・・・。京都でのご活動が主なので、なかなか伺えないということもありますが・・・。
 でも、6年前に拝見した私の師匠との共演舞台での先生の謡姿や、唯一拝見した先生のお能『弱法師』のあのラストシーンは今も目に焼きついています。

 あと、3年前の記事になりますが、文筆家としてもご活躍された慶次郎先生の著書の感想記事をリンク&改めて紹介させていただきます。
 片山慶次郎 『なんとのう ええ』

 それにしても、今年は祥人さんをはじめ、能楽界での訃報が多いですね。特にここ数年では祥人さん世代もそうですが、まだまだお若い方の訃報が目立つような気もします。お能の世界だけではありませんが、働き盛りの方・・・本当に無理をしないで!と言いたいです・・・。祥人さんから受けた影響も大きいですが、間接的ではありますが慶次郎先生から受けた影響もお稽古の上では大きいです。なんだか、今年は本当に寂しいですね・・・。

 訃報を知ったのが少し遅くなってしまいましたが、慶次郎先生のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。



毎日.jp 訃報記事より引用。
訃報:片山慶次郎さん77歳=能楽観世流シテ方
片山慶次郎さん77歳(かたやま・けいじろう=能楽観世流シテ方、重要無形文化財総合認定保持者)17日、胃がんのため死去。葬儀は19日午後1時、京都市北区紫野宮西町34の公益社北ブライトホール。自宅は同区小山下花ノ木町21。喪主は長男伸吾(しんご)さん。

 能楽師の八世片山九郎右衛門と京舞の人間国宝・四世井上八千代夫妻の次男に生まれ、父や観世雅雪、寿夫両氏に師事。心情描写に富んだ繊細な芸風で知られ、文筆家としても活躍。京都大で60年近く学生の指導を続けるなど若い世代への能楽の普及にも尽力した

能面のような表情という表現

2010年07月13日 | 雑感~芝居関連
 タイトルのことを度々人に話したりすることはあるのですが、改めて考えてみたので書きます。能を取り上げているマンガを見比べて、能面を描くことって画力が必要なのだろうな・・と思ったことが、再び考えるきっかけになりました。よく能面のような表情(顔)と誰かが口にすると、その表現に疑問に思うことがあります。疑問に思うというよりも、嫌いな表現と言った方が近いかもしれません。能面のような・・という表現は、恐らく“無表情”の例えで使われていると思います。確かに、能面は勝手に表情が変化しません。むしろ、あれがいきなり笑ったりして表情が勝手に変化したら、そちらの方が別の意味で怖いです。そして、一般的には、怖いと思う方の方が多いのも事実だと思いますし、なじみがないというのも認識しています。

 なぜその表現のことを疑問に思うのかというと、能面はたくさん種類もありますし、角度によって表情が変わります。表情自体は生身の人間のように変化はしないですが、角度を変えると嬉しそうそうだったり、悲しそうな表情に見えます。なので、無表情というよりも中間表情であると言われていますし、私は表情豊かなもの、奥深い表情だと思っています。
 
 一般的に般若の面は有名だと思いますが、怖いと思われがちな般若の面は、主に嫉妬に狂った女性の役に使われます。確かに怖いには怖いですけど、怖さと同時に哀れさを感じたりすることもあります。それから、酒が好きな妖精が主人公の『猩々』に使われる「猩々」という専用面は、お酒が好きなので顔が真っ赤で笑っているようにも見えます。私はお酒を飲むとすぐに顔が赤くなるので、お稽古の飲み会で、師匠から「君を見てるとね、猩々の面を思い出す。」と言われたことがあります(笑)なので、お酒を飲んで楽しくやっていても「能面みたいな表情」をしているってことになりますよね。(お断りしておきますが、私は猩々みたいな酒好きではありませんし、あんな顔ではありません・笑)
 同じ女性でも「小面」「増」など年齢などによって使い分けますし、表情だって違います。男性面もいろいろあります。
 あと、すばらしい面は飾られているだけでも綺麗ですが、やはり能に使われるお道具ですので、舞台で使われてこそ初めて生かされるものと思います。もちろんシテの力量にもよりますし、観る側の気持ちの問題もあるのかもしれませんけど。あと、装束をつけないで、普通の着物姿で面をかけるというのも変なので、やはり舞台上でちゃんと装束もつけて・・でないと綺麗に見えないかもしれませんね。

 思うことをつらつらと書いたら、まとまりのない文章になってしまいましたが、これから私の前で「あの人、能面みたい」なんてことを言ったら「何の面?」「テラス?クモラス?」なんて聞き返すかもしれません。まあ、実際にはもちろんそんなことは言いませんよ・・・。でも能面にはいろいろな表情があるんですよ~ということが多くの方に知っていただければな~と思います。

 ちなみに私は「泥眼(でいがん)」が結構好きです。『葵上』の六条御息所の生霊の役にも使われるのですが、なんとも言えない表情(感情)が入り混じっていて、白目と歯に金泥が施されているのがミステリアスですし。あと「般若」も好き。これもいろんな複雑な表情が表現されているから。って・・・どちらも怨霊系じゃん・・・

 ということで、少しでも興味をもたれた方、それってどんなの?なんて思われた方は、こちらとかコチラをご参照ください。

 こうやって改めて考えてみると、奥深いものだな~と思いました。まだまだお能に関しては知らないことも多いので、もっと勉強してみようと思います。とはいえ、まだちょっと見に行きたいなという元気がまだないのですが・・・。

ご冥福をお祈り申し上げます

2010年07月03日 | 雑感~芝居関連
 葬儀に参列するのも、記事にすることも迷いましたが、参列できなかったファンの方たちのためにも書こうと思います。

 能楽ファンの方の皆さん、コメントやメッセージをありがとうございました。それ以外の皆さん、先週から、ずっとこんな感じのことしか書いていなくて、大変申し訳なく思っています。お許しください。

 今日は本来ならば、渋谷松涛の観世能楽堂で行われる関根祥人師主催の「花祥会」に伺う予定でした。しかし、チケットが届いた時には、師は亡くなった後でした。私は、土曜日は仕事があることが多いので、この日は仕事を調整してお休みにしていましたから、何もすることがなくなってしまいました。直接教わったりした弟子ではありませんし、一ファンですので、葬儀に参列するのは迷いましたが、何もしないでボーっとしていたら後悔すると思ったのと、他にも知人に頼まれたことなどもあり、参列することにしました。
 何よりも、最後に、お礼とお別れを申し上げたかったですし、ご焼香させていただきたいと思いましたので・・・。

 本当ならば護国寺ではなく、観世能楽堂にいたかった。というのが本音です。今も正直なところ、そう思います。以前祥六先生のシテ、そして三代で演じられ大変感銘を受けて、それから大好きになった曲である『景清』を今度は祥人さんで見られると思い楽しみにしていたのに・・・。昨年見逃してしまった『石橋』を見るチャンスができたと・・・そう、1週間前までは楽しみにしていましたが、それも叶うことがなくなってしまいました。

 私と同じ思いをしている人もたくさんいるでしょう。ご焼香の際、祭壇のご遺影とお骨を前にし、「本当なら能舞台の上で見たかった・・・」と思いつつ、しっかりとご冥福をお祈りしてまいりました。でも、ここではなく能楽堂の・・・能舞台の上にいたかった能をしていたかったということは、主催者であるご本人が一番そう思っていたと思います。(もちろんご家族も、ご出演予定だった方々もでしょう・・・。)
 

 本葬儀では、会場の外におりましたので、読経も弔辞やご挨拶などもスピーカー越しでしか伺うことしかできませんでしたが・・・。変な話ですが、こんなに多くの大の大人の男性が嗚咽を漏らしながら祥人さんのことを「惜しい」「寂しい」だけでなく、「誇りだ」「自慢だ」などという言葉を出されて・・・・。それを聴いて、この方の生涯は短かかったかもしれないけれどとってもカッコイイ生き様だったんだなと感じました・・・。特に学習院の同級生でもある宝生流の金井雄資さんの大変心のこもった弔辞は、思わずこちらももらい泣きしてしまったほどでした。「祥人、戻ってこい!」・・・は参列者全員の思いです・・・。

 そして、お父上の祥六先生も大変憔悴しきっておられました・・・。誰よりも一番辛いのは祥六先生に違いないと思っています。でも、これからは祥人さんのご子息である祥丸君を心の拠り所として、祥人さんを一から仕込んできたように、祥丸くんの面倒をみていくと仰っていました。小さいころから「何でも一生懸命やれ」と言ってきたと。何でも一生懸命にやる子だったと。死ぬ前も、死ぬ時も一生懸命でした。と・・・。
 後で、最期のご様子をある方経由で伺いましたが・・・・亡くなるときも、本当に一生懸命な方だったんですね・・・・(泣)

 一生懸命すぎたから、早く亡くなってしまったんですね・・・。

 神様は伝説を作りたくて、自分の側に置きたくて、祥人さんの命を奪ったのでしょうか?

 私はこんな伝説ではなく、ずっと何年も先の、貴方の舞台を見たかったです。でも、これもきっと運命なのでしょうね。伝説になってしまったのですね。どうか、天国で思う存分に大好きだった能を舞ってください。あの素敵な声で謡ってください。祥丸君のことも見守ってください。でも天国でもがんばりすぎないでくださいね。
 私は今度はファン仲間の方と共に祥丸君のことを見守っていくつもりです。私はこれから「関根祥人の能はすごかったんだから!」と人に自慢し続けようと思います。


 祥人さんのお能に出会えたことを感謝します。偶々お会いしたときに、ご挨拶をさせていただいたことがありますが、そのときに返ってきたお茶目な言葉は・・・ここでは書かずに、自分の胸の中にしまっておこうと思います。そして、これまで観てきた祥人さんのお能も、永遠に自分の心の中に大切な思い出としてしまっておきます。


 改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。どうか安らかにお眠りください。

帝劇『エリザベート』の新トート!!

2010年03月05日 | 雑感~芝居関連
 今年、帝劇でミュージカル『エリザベート』が再演されるというニュースは前から入っていて、きっと祐一郎さんも出るだろうから、久しぶりに見に行きたいな・・と思っていましたら、新キャストが発表されました!!

 詳しくは帝国劇場「エリザベート」公式HPをご覧ください。

 タイトルロールのエリザベートは朝海ひかる、新キャストに瀬名じゅん。

 そして・・・黄泉の国の帝王トート閣下は・・・
 おなじみの山口祐一郎♪、そして・・・驚きの石丸幹二!!!、そして城田優。

 石丸さん、びっくりしました!一緒にエリザ観劇をして、私が山口さんも石丸さんも好きなことを知っている友人に即メールを送ってしまった(笑)石丸さんは、トートというよりも、むしろフランツのイメージなんですが・・・なんか意外っていうか・・・トート姿を想像できません!!あまり詳しくどういう人かは知らないので歌える人なのかは全く知らないのだけど、城田優はなんとなく似合いそうな気がする・・・。でも四季時代から「(オペラ座の)怪人をやってみたい」なんてことをおっしゃっていたから、きっとご自身の甘いイメージを打破したいのかしら?なんて思ったり・・。でも甘~~いトート閣下になりそう!!扮装姿の発表も楽しみです!

 そして・・・祐一郎さん!!!ますますパワーアップされたトート閣下を期待していますよ~~!!!!

 さて、1回は見に行きたいけれど、どうなることやら?!?!一番のお目当ての山口トートが今までの二分の一から三分の一へ・・・チケット争奪戦が怖い(苦笑)

劇団四季で『サウンド・オブ・ミュージック』上演決定!

2009年11月10日 | 雑感~芝居関連
 タイトルのとおりです(笑)ジュリー・アンドリュースがマリアを演じた映画は「私のお気に入り」の作品です。その舞台版が来年2月に四季劇場【秋】での上演が決定しました。プロデュースはアンドリュー・ロイド=ウェバー。どうやら映画版にはない新しい歌もあるということです。(ロイド=ウェバー氏作曲なの?)

 詳しくは劇団四季公式HPをどうぞ。

 製作発表会見の出演者候補の面々を見ると、マリア役が井上智恵、トラップ大佐は芝清道、修道院長役が早水小夜子、大佐の婚約者が坂本里咲。最近の四季の若手役者が分からない私にとっては、かなり安心できる実力派メンバーというのも期待できる要素ですね。

 でも、映画が好きだと大変生意気な言い方になってしまうかもしれませんけれども・・・日本語版の歌詞がどうなるかが怖い・・・(苦笑)四季以外でも上演はされていますが見たことがないので・・・。「ドレミの歌」も英語版の方が断然好きですし、修道院長が歌う「Climb ev'ry mountain」も好きですし、もちろん「My favorite things」もなので・・・どういう日本語歌詞になるんだろう・・・・。とはいえ、見に行く気満々ですが(笑)さて、こんなことを書いていたら映画を見たくなったので、DVD(もちろん持ってます!)を見よう!!

 ところで、新しい四季の劇場【夏】のこけら落とし演目は何なのかな~?

『怪談牡丹燈籠』がシネマ歌舞伎に!

2009年06月23日 | 雑感~芝居関連
 一昨年10月に歌舞伎座で上演された『怪談牡丹燈籠』がシネマ歌舞伎になって7月に公開されるそうです。

 詳しい情報はこちらをどうぞ。

 シネマ歌舞伎はもう何作品もありますけど、実はまだ見たことがなくて・・・。というか地元での上映がないからなんですけどね(爆)かといって東京まで行って見る・・となると映像で、よりも実際の舞台を見たいし・・・という風になってしまいます(^^;。これは一昨年の上演時に見ましたけど、これはもう一度見たいな~と思う舞台だったので、何かの機会があれば見に行こうかな~と思ってます。
 
 というか・・・DVDにならないかな・・・というかまた再演されないかなぁと独り言を言ってみる・・・・。

四季劇場 「夏」ができるらしい

2009年06月08日 | 雑感~芝居関連
 また東京に四季専用劇場ができるそうです。2010年春品川大井町に四季劇場「夏」がオープンするそうです。

 詳しいニュースはこちらを・・・
四季なびgation

「春」「秋」「海」「自由」に続き「夏」ができたら、東京には5つの劇場ができるということなんですね。とてもじゃないけど、同時期に上演されている作品を全部おいかけることはますます無理になってくるだろうな~(苦笑)それ以前に、以前よりも四季を見なくなってしまっていますから、いろいろ言えませんが(^^;

 劇場も増えれば、同時に上演されている作品も増えていくんでしょうし、劇団員も増えるのでしょうけど・・・・その分・・・質がどうなるのかな?といつも心配してしまいます・・・。


 ところで杮落としの演目は何かしら?

いよいよ一世一代の舞台が・・・

2009年06月06日 | 雑感~芝居関連
 早いもので気がつけばもう六月。今月3日に幕が開いたの歌舞伎座昼の部は仁左衛門丈一世一代の『女殺油地獄』があります。私が歌舞伎を見始める少し前にもう終わりだと思っていたし、いつぞやの海老蔵の代役のときは大阪までは行けず・・・でしたので、これが私にとって最初で最後の仁左衛門丈の与兵衛。いつもは安い3階席専門の私も、今回思い切って奮発してしまったら・・・今までにないくらい、とてつもなく良いお席がまわってきてしまった。(平日だからかな。)今度こそ・・・欠席にならないようにしましょう、自分(笑)

 ご心配いただきました体調もすっかりよくなりました!けど、この2週間はいろいろありすぎましたね・・・(^^;

 お稽古の曲も次の曲が決まりました。『玄象』です。早速、師匠から手附が届きましたので、月末のお稽古に向けてこちらもぼちぼち始動かな。

俳優祭に行ってきました

2009年04月27日 | 雑感~芝居関連
 完璧な連休ではないけれど、既に連休モードの私。今日は歌舞伎座で行われた俳優祭夜の部に行って来ました。

 俳優祭は、数年に一度行われる歌舞伎役者がほぼ全員集合して1日限りの特別なお芝居をしたり、役者さんと交流できる模擬店が行われるイベント。今回も幸いにして、参加することができました。今回で4度目の参加となりますから、若干心の余裕ができましたが、やっぱり楽しいですね。
 余談ですが、お客さんとして某ミュージカル俳優さんがいらっしゃいました。何回か舞台を見ているし舞台CDもソロCDも持っているくらい好きな人だったので・・・予想外にハイテンションになってしまいましたよ(笑)いや~男前でした(笑)

 今年は『灰被姫(はいかぶりひめ)』=シンデレラでした。これがただのシンデレラではないのが俳優祭(笑)詳しいレポはまた後日。模擬店での役者さんの画像は載せられませんが、模擬店の様子レポと『灰被姫』レポと2つの記事を書きたいと思っています。

 取り急ぎご報告まで。

 あと、当日すれ違ったブロガーさん達・・・初めましての方や、お久しぶりの方もいらっしゃいましたが・・・・まともなご挨拶ができず本当に申し訳ありませんでした・・・。

又五郎さん・・・

2009年02月21日 | 雑感~芝居関連
 中村又五郎丈が本日21日朝4時10分、老衰のために逝去されました。享年94歳。

 私が歌舞伎を見始めた時から、すでにご長老でしたので、そんなにたくさんの舞台は拝見できませんでしたが、それでも芝居の要所を押さえたお役をいくつか拝見しました。素顔はとても優しそうなおじいちゃんというイメージでした。老衰でご自宅で亡くなられたとのこと。大往生ですね・・・。テレビで拝見した手打ち式が最後に拝見したお姿になってしまいました。
 
 ご冥福をお祈り申し上げます。

歌舞伎座建て替え計画案

2009年01月28日 | 雑感~芝居関連
 詳しくはこちらのasahi.comの記事をご覧ください。
 
 それにしてもいろいろあったようですね~・・・・。(それに関しては余計なことを言う方も言う方だけれど、そのまま聞くのもどうかと思う。)それゆえ半端になっている気もしなくはないけれど当初の計画の完成図も気になるところ。後ろの高層ビルはともかく個人的にはガラス張りって・・・・と思ってしまいます・・。今の雰囲気を保ちながら伝統とバリアフリーなどの新しさを兼ね備えた劇場になってほしいなと思います・・・ついでに幕見も存続希望。
 
 個人的にはガラス張りの外見云々よりも、外国人観光客や修学旅行生を対象にガラス越しで舞台や客席を見学できるっていうアイディアは・・・はっきり言ってどうかと思ったりもしちゃいます・・・。幕見がなくなる?とかいう視点からではなくて・・・なんかお芝居を楽しむという感じがしないんですよねぇ・・・。初めて歌舞伎に触れる人には、歌舞伎の熱気を生で感じてほしいものです・・・。

 とりあえず取り壊されるまでは現在の歌舞伎座を楽しみたいと思います。今月はいけませんでしたが、来月はチケット取りましたし(^^)暖かくなったら、久しぶりに祖母と歌舞伎観劇したいな~と思っています。

『美女と野獣』 京都再演決定

2009年01月20日 | 雑感~芝居関連
 仙台の次はどこへ~?でしたが、次は京都での再演が決定しました。

 四季公式HPを見ると、4月22日からの上演だそうです。また佐野さんかしらん?
 京都自体も最近ご無沙汰していますので、寺社巡り(謡蹟など)や、歌舞伎とかいいのがあったらそれに合わせてとか、お能も京都の先生方のお舞台を久しぶりに拝見したいし、ついでにいろいろしたいぞ。なんて考えたりしています。まあ、開幕すぐに・・・は自分の舞台もありますので、行けませんがどのくらい公演期間があるのかしら・・・ちょっと考えてみようっと。

歌舞伎座さよなら公演企画 演目募集

2008年11月02日 | 雑感~芝居関連
 歌舞伎座さよなら公演で、好きな(見たい)演目を募集するそうです。好きな(見たい)演目を1つ書いて、はがきで応募ということです。詳しくは歌舞伎美人をご覧ください。参考演目(PDF)もそちらにリンクしてあります。

 私も応募してみようと思います。いろいろとあの歌舞伎座で見たい演目はありますけれど・・・念願なのは・・・やはり・・・

 仁左衛門&玉三郎コンビで『桜姫東文章』ですね。仁左衛門さん、清玄の2役じゃなくても構いません。権助だけでいいです・・・。「だけで」じゃなくて、権助“が”です!!ですね(笑)

 あとは一度観ているけれど・・・團十郎さんの和尚吉三、仁左衛門さんのお坊吉三、玉三郎さんのお嬢吉三の配役で『三人吉三』を観たいです。その他の希望を書くと。。。絶対に演目配役等偏るので以下自粛いたします(笑)

 皆さんのお好きなorご覧になりたい演目って何でしょうか?!(^^)この機会に応募してみましょう!!