みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

全身真っ白な富士山

2008年11月30日 | 写真~富士山
 今日は少し仕事をしてお買い物をして帰宅してから犬の散歩へ。日が暮れるのが早いので急いで出かけました。今朝も富士山は真っ白で撮りたいな~と思っていてもバスの中だったりで撮れず・・・電線やら鉄塔やらがたくさんですが、夕暮れ時の富士山をば・・・。



 トップ画像より10分後くらい。少し赤みが増したかしら?



 そのまたすぐ後(10分も経っていないとは思う・・・)もう赤くはない・・・。時間によって全然違うんだな~と・・・。

 

 犬のお散歩天国(?)いや、お散歩コースにはもってこいの遊歩道がある、こんな池・・・。よく見ると・・・逆さ富士が!!!ちょっと分かりづらいのですが・・・わかっていただけるとうれしいです!



 富士山だけじゃなくて、紅葉も池に映っていました。後ろに見える山は箱根です。



 柳の木と夕陽。ここだけ見ると別世界・・・。いつもは大したことないようなところなのに(爆)



 その後、富士山を見たら、また赤くというか紫っぽくなっていました・・・。

 季節と時間によって様々な富士山を見ることができますね。

 早い物で明日から師走です。今月は忙しすぎた・・・。1日中ずっと忙しいのが一ヶ月というわけではないので、まだましですが・・・休みがほとんどなくて・・・。なので観劇は全くできませんでしたが、DVD見たり読書できたな~というかそれしかできなかったけれど(^^;。でも来月は今月よりはましなので、久々にお能を見に行きます!!しかし、さすがに今月は疲れました。

『螺鈿迷宮』

2008年11月28日 | 本・マンガ
海堂尊/著

 つい最近文庫化されたので、文庫版で読みました。一連の桜宮サーガの作品です。『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』を読んでから読むとより面白いでしょう。今までの作品に度々名前が出てきた「碧翠院桜宮病院」というホスピスから寺院までを併設している終末医療施設が舞台。その桜宮病院へ、同級生である記者別宮に依頼されて東城医大の学生天馬が潜入する。

 『ナイチンゲール~』でも怪しいなと感じた桜宮病院ですが、やはり怪しいですね。。そこに『ジェネラル~』では桜宮病院潜入のために研修中だった姫宮が看護士としていますが、白鳥も潜入しています(笑)姫宮の計算と天然が混在している破壊力はすばらしいです。

 そしてラストは、天馬とこの病院との因縁も驚きだけれど、結末もまた今後に伏線張っているって感じですね。この桜宮サーガはどこまで広がっていくのだろう?と思ってしまいます。

 それにしても、バラとかある家族のこととか、結構気持ち悪いなと感じた部分がありました・・・・・。「死」についてもいろいろ考えてしまいました。でも自殺だけは絶対嫌だな・・・。気持ち悪くなったのはそこかもしれない・・・。

『チーム・バチスタの栄光』 (DVD)

2008年11月26日 | 映画(DVD含む)
 原作を読んで、放送中のドラマも観ているのですが、映画の方も借りて見てみました。原作を読んでしまうと、田口の設定が竹内結子に、と若い女性になっていたりして違和感を感じるものの・・・ドラマに比べたらまだいいかもしれない・・・と思ってしまいました(苦笑)というか、見ていくうちにあまり気にならなくなるというか・・・。原作では小太りと描写されていた白鳥→阿部寛もかっこよくなりすぎてイメージとは違いますが、白鳥が出てきてからは展開が小説同様面白くなってきましたね。吉川晃司も意外とよかったかな。でもココリコ田中はなぁ・・・氷室の役はドラマのほうが合っているかな? 

 ドラマは結末がまだだけれど、全体的にドラマと比べたら映画の方が面白いですし、良いかなと思います。まあ、ドラマもここまできたら最終回まで見ようと思いますけれど(笑)


 ところで『ジェネラル・ルージュの凱旋』も映画化されるらしい・・・。どうやら堺雅人が出演するらしいけれど、え・・・まさかあの役なの?(^^:

魚の骨みたいな雲

2008年11月25日 | 雑感~ひとりごと
 夕方、ちょっと不思議な雲を見てしまった。三島で撮影。一本長い細長い雲が東西に走っているのですが、その長い雲に対して垂直に何本も細い雲が・・・・。まるで魚の骨みたいな・・・。同じのが2組もあったので・・・・地震雲かな?と一瞬思ったりも・・・ちょっと不気味になってしまいました・・・。同じ空にある他の雲とも感じが全然違いますし・・・。

『ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2』

2008年11月25日 | 本・マンガ
田中啓文/著

 『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』の続編を読みました。1巻のときのような謎解き(ミステリー)は薄まっていますが、その分すっかり噺家としての道を歩み始めた竜二の成長物語といった感じですね。落語に詳しくなくてもすんなりと楽しく読めました。

 最初は落語なんて嫌だ、やめてやると思った竜二君が、すっかり古典落語の世界にハマって、そして色々と模索していく姿は良いですね。3巻も出ていますが、こちらは文庫化を待とうかな~・・・。

 この巻では『道具屋』のエピソードが良かったです。

『歌舞伎のいき 第4巻 〔舞踊・新時代の歌舞伎〕編』

2008年11月25日 | DVD(映画以外)
 DVDブック「歌舞伎のいき」シリーズを1巻、2巻と図書館で借りましたが、なぜか3巻の入荷がまだでお先に4巻を借りてきました。そして相変わらずこちらは本部分がまだ借りられない。。。こちらは舞踊と新時代の歌舞伎となっています。

 新時代の歌舞伎は、野田歌舞伎や蜷川歌舞伎などが紹介されています。個人的にはあんまり新作って好みでないものが多いけれど(能楽にでもそうですが・・)『十二夜』はかなりお気に入りの部類かな。あれは機会があればまた見たいですし。好みには新作も古典もあまり関係ないのかもしれませんけれどね・・・。いろいろなジャンルがあるのもまた歌舞伎の魅力の一つですよね。

 舞踊はこのDVDで紹介されているものは結構見ていますが、『忍夜恋曲者』は見たい演目の一つです。

今日の富士山~車窓から

2008年11月22日 | 写真~富士山
 世間では3連休らしい・・・悲しいかな関係ないのね・・・というわけで、今日のお仕事に行く途中の風景をご紹介。(他にネタもないんで・・・)御殿場へ行く電車の中、富士山が見えやすい席だったので、携帯だけど撮影。最近ブログで紹介している富士山を撮影している場所よりも、より近く、また違った角度から・・・。↑の写真は裾野から。



 こちらは「岩波」~「富士岡」間。御殿場線ではこの区間から見える富士山が一番好きです。富士山全体がよく見えますからね~。円錐型の火山というのもここからだとよく分かりますね。



 こちらも同じ区間からの写真。この区間からの景色が好きな理由というのが・・・写真左手に見える愛鷹山(あしたかやま)連山と富士山の間のライン。マニアックなんですけどね・・・このラインが好きなんですよ(笑)いつも家の方からだと富士山の手前にある山ですね。
 それにしても、畑もあり・・・長閑な風景ですね。あと、真ん中あたりに見える高架は、建設中の第二東名高速道です。



 こちらは御殿場駅前から・・・建物の間からなんですが、ここからだと大きいな~といつも思います。画像右上にうつっていますが、街灯の飾りみたいの(?)も富士山になっていますね~。
 

 あと、富士山ネタも多くなってきたので「富士山」のカテゴリを作ってみました。これから過去の富士山ネタもそちらに移動していくつもりです。よろしくお願いいたします。

『能の女たち』

2008年11月21日 | 本・マンガ
杉本苑子/著

 世阿弥を題材にした小説『華の碑文』を読んで以来の杉本苑子作品。以前より読みたかったのですが、絶版になっていたので、なかなか手に入らず読むことができなかったのですが、最近久しぶりに立ち寄った隣の市の図書館にて発見して借りてきました。

 能に登場するさまざまな女性たち12人が取り上げられています。取り上げられている曲は『清経』『黒塚』『恋重荷』『羽衣』『鉢木』『鉄輪』『海人』『松風』『篭太鼓』『隅田川』『藤戸』『山姥』です。

 これを読んで改めて能に登場する女性たちの幅の広さ、現代との違いと変わらない本質ということにも気がつかされました。色々な解釈がありますが、こういうのは読んでいて楽しいです。特に来月『清経』と『海人』を見るので、これを読んでからまた観るのが楽しみになりました。

 巻末には詳しい用語解説もあります。

半分紅富士

2008年11月21日 | 写真~富士山
 20日の夕方某駅にて。もう少し白ければもっと綺麗なんでしょうし、方角的にもそんなに「紅富士」を見られないけれど・・・。これが西側の富士、富士宮、静岡市方面からだと夕方は綺麗な紅富士が見られるのでしょうね。こちらからは半身紅富士(笑)って感じ。



 携帯でアップして撮影。携帯だから、がんばってもちょっと画像が荒いですが・・・。肉眼だともっと綺麗です。もう少し冬本番になってタイミングよく綺麗な紅富士が撮れたらアップします!!


 ちなみにうちのワンコの名前の由来は・・・甲斐犬・・甲斐・・・富士山・・・紅富士・・・の紅からとっています。ボランティアさんがつけてくれた仮の名前ですが、良い名前なんでそのままつけちゃいました(笑)

『歌舞伎のいき 第2巻〔時代物・荒事〕編』

2008年11月19日 | DVD(映画以外)
 第1巻の基礎編が良かったので例によって図書館で借りてきました。この「歌舞伎のいき」シリーズはDVDブックなのですが、DVDと本部分が別々に貸し出されています。あと新入荷のなので、本はまだ貸し出されていませんでしたのでDVDのみで・・・。2巻は荒事と時代物の紹介をしています。

 見たことあるものが多いですが、色々な作品のダイジェストもありますし、初心者の方だけでなく、楽しめると思います。羽左衛門さんが懐かしかったです・・・(もっとも私は最晩年しか拝見しておりませんが。)あと『伽羅千代萩』では仁左衛門さんの八汐と仁木の映像を見ることができてよかったです。仁左衛門さんの仁木は見たことあるけれど、八汐は未見なんですよね~・・・。これだけでも買ってもいいかも・・・と思った単純なわたくし(苦笑)

 図書館にはなぜか3巻はまだなくて、4巻がありましたので、そちらを借りてきましたので、そちらの感想はまた後日・・・。

『武士道シックスティーン』

2008年11月19日 | 本・マンガ
誉田哲也/著

 剣道は全く分かりません。けれど『鹿男あをによし』もそうだし、なんか剣道づいているなぁ・・・。前から読みたいと思っていた作品を読みました。軽く読める青春物ですね。『鹿男~』と違って剣道どっぷり作品です。

 主人公は幼い頃から剣道の稽古に励み全中準優勝の香織と、家庭の都合で日舞をやめて中学から剣道を始めた早苗。その早苗が全中準優勝とは知らずに市の大会で香織に勝ってしまい、それを根に持った香織はひょんなことから早苗と同じ高校に入学する・・・。

 ベタな青春物ですが安心して読めました。それに香織のキャラが良いですね~。典型的ツンデレキャラですが(苦笑)、『五輪書』を片手に握り飯を食べるお昼休みの光景を想像してみたりしました・・・(笑)早苗は日舞経験者でその独特の足捌きのことが取り上げられていましたが・・・・。私は武道経験はないですけれど、日本の物って武道にしろ芸事にしろ精神的な部分って同じなのかなと思いました・・・。まだその深みに達するには程遠いですが・・・・

 まあ、そんなこと抜きにしてとても楽しく読めました。そして結末は・・・『武士道セブンティーン』も読まなくては(笑)

 私は剣道は未経験ですが、祖父や弟は有段者。よく祖父は剣道経験がこういうときに役立つ・・・みたいなことを話していたな~と思い出しました。

『いぬのえいが』 (DVD)

2008年11月17日 | 映画(DVD含む)
 ずっと気になっていたのですが・・・やっとレンタルにて鑑賞。短編オムニバス集という感じですが、「ポチ」という犬のお話が中心になっているんでしょうかね?なんで、ちょっと統一感がなくて散漫になっているような気も・・・。けれど、犬を飼っている人は共感できることがたくさんですよね(笑)いろいろ出てきますが、やはり柴犬の「ポチ」はかわいすぎる。

 そして最後の「マリモ」はやばすぎる・・・あれは反則だ!!

ドラマ 『鹿男あをによし』 

2008年11月17日 | DVD(映画以外)
 放送中は玉木宏主演ということで気になっていたけれども見られませんでした。(私、玉木宏が割と好きなんで・・笑)その後万城目学の原作を読んで面白かったので、これはドラマのDVDが出たら見ないと!ということで全部借りて見ました!

 玉木宏は神経質そうな感じがよく出ていました。千秋様とは対照的な駄目男とまではいかないけれど不運な男。所属していた大学でへまをして半ばクビ同然で奈良の女子高に臨時教員でやってきて、そこで言葉を話す不思議な鹿に出会う・・・。原作を読んだ時も思いましたが、ただのファンタジーでなく、卑弥呼とかそういうネタが好きだと結構楽しめますよね。藤原先生が原作とは違って女の先生(綾瀬はるか)になっていたのが、少し不要だったかなと思いましたが・・・・連続ドラマにするには、いつも出てくるヒロインが必要だったのかしら?でもマドンナと堀田イトだけで良いような気がするけどな~。でもマドンナは想像していたよりもそんなに綺麗ってわけでなかったなぁ・・・(^^;。でも藤原先生以外はかなり原作のイメージどおりというか、奈良のいろいろな風景、遺跡などが見ることがで良かったです。奈良に行きたくなってしまいました。

 リチャードが児玉清っていうのはぴったりだったし、堀田イトもイメージどおりというか。どんどん素敵になっていった。大和杯での剣道シーンはかっこよかったし、最終回はかわいかった!!だから・・・藤原先生を女性にするのは余計だってば(苦笑)

 そして、重要な登場人物(?)のしゃべる鹿の声は山ちゃん。ぴったりでしたね(笑)「鹿せんべい」必ず食べる修学旅行生っていますよね(苦笑)


 ドラマの出来自体にはかなり満足しました。 同じ作者の作品『鴨川ホルモー』も劇場作品として映像化されます。というか映画化に続き舞台化もされるそうで・・・映画はまだしも舞台って・・・想像つきません~学生同士のお話ならまだ分かりますが、ホルモーどうすんの?舞台は多分見にいけないと思いますが、映画はチェックしようかなと思っています。でも、作品的には『鹿男~』の方が好きだな。

『松虫』 サシ・クセ・キリ

2008年11月16日 | お稽古
 先月のお稽古はお休みさせていただいたので、久しぶりのお稽古。前回ぼろぼろでした『松虫』クセ・・・。今回は前回よりはbetterだったかな・・・。3月にこの曲を人前で発表するので(内輪の会ですが)それに向けてのお稽古となります。今日はまずキリを見ていただきました。これがすごい早いけれど、うまくいったら面白いだろうなぁ・・・と思いました。「りんりんりんりんとして夜の声。冥々たり。」のあたりが「草ぼうぼうとたる」もついていくのが大変ですけれど面白いですね。あまりにも思っていたよりも早くて混乱しちゃって・・・先生が張扇を放られ「落ち着け~」って・・・(扇は飛んできませんよ・・・)

 サシなども難しいですが、謡をきっちり覚えないと・・・。キリはテンポに合うように稽古していこうと思います。師匠曰く「覚え方が甘い」ということなので・・・・。次回は舞も入れて通して稽古です。

伊右衛門おまけ・文庫包み

2008年11月15日 | 素敵なモノ&おまけ
 伊右衛門の焙じ茶におまけがついていました。「文庫包み」というので何かな~と思ったら・・・文庫の包み・・・・そう・・・これ。



 文庫サイズのブックカバーです全部で6種類。私が選んだのは蕪(かぶ)です。なんか、狂言の衣裳みたいだな~と思いました。他には「独楽」「南天」「茶と饅頭」「鉄瓶」「千鳥」があります。ブックカバーはいつも使っているものが使い勝手が良いのだけれど、これも素敵だなぁと思います。