みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

今年もありがとうございました

2007年12月31日 | 雑感~ひとりごと
 我が家は年末はいつも30日は餅つき(ちゃんと臼と杵でもちつきするよ!)、31日はお節作りですが、今年は祖父が亡くなったのでお正月はなしでやりません。なので、毎年毎年「面倒だなぁ・・・」と多少思うわけですが、そういう意味では多少楽なんですが、やらないと張り合いないし・・・何よりも年末感が全くない!!!(^^;。やはり節目の行事というものは大事なんだなぁと実感。
 あ、でも年越し蕎麦は頂きました。


 ということで、今年を振り返ります。

 昨年後半から舞台観劇が以前のようにできなくなってしまいましたが、後半は「忙しくても自分の時間作る!!」と開き直りました(爆)なので、観劇は後半に集中しています。 

<歌舞伎>
二月歌舞伎座『仮名手本忠臣蔵』昼の部夜の部
俳優祭。その1(模擬店など)その2(『白雪姫』)
七月歌舞伎座 『十二夜』
七月巡業東コース 沼津公演 
九月歌舞伎座 夜の部
十月歌舞伎座 昼の部夜の部
十一月歌舞伎座 昼の部夜の部
十二月歌舞伎座 『信濃路紅葉鬼揃』幕見夜の部

 4月と6月の歌舞伎座に行きたかったという後悔は少しありますが・・・自分としては後半は大満足!!ですね。忠臣蔵の通しは特に七段目は絶品。そして十月の『怪談牡丹燈籠』も良かったです。私の場合やはり仁左衛門&玉三郎コンビの舞台に好みが偏っていますが(苦笑)

<能楽>
小鼓と笛のコンサート
MOA美術館定期能 能『吉野天人』『小鍛冶』、狂言『箕被』
沼津能に親しむ会 能『屋島』、狂言『昆布売』
MOA美術館定期演能会11月 能『羽衣』、狂言『長光』

 自分としては全然少ないんですよねぇ・・・。見たいのも見られなかったり。仕方ないですが・・・。来年はもっとお能を見るぞ!!

<ミュージカル>
劇団四季 『ユタと不思議な仲間たち』
劇団四季 『エビータ』
帝国劇場 『MOZART !』

 『オペラ座の怪人』は東京公演楽日まで見たいなと思いつついつの間にか終わり・・・そんなのばっかり(^^;。←ミュージカルに限ったことではないが・・・。

 観劇回数は多いか少ないかはおいて置いて、自分としては後半は充実感でいっぱいです

<お稽古>
『清経』 
『草紙洗小町』 
『熊野』
『船弁慶』(前半部分)
『紅葉狩』(前半部分)
『雲雀山』
 『清経』以外は主に中之舞の曲のお稽古をしました。舞台で3月に『清経』『草紙洗小町』の2曲を打ち、5月に『熊野』を打ったことは失敗はあっても少しは自信に繋がりました。今月からは男舞の曲のお稽古に入りました。


 皆さん、今年もありがとうございました!!
 また来年の目標は明日立てようと思います(笑)来年もよろしくお願いいたします。

『エビータ』 (DVD)

2007年12月31日 | 映画(DVD含む)
 11月に劇団四季の舞台を見てから、また映画版も見たくなったので、1996年のマドンナ主演の映画版を借りてきました。ずっと前に(ビデオ化されてからすぐかな?)借りて見て以来なので久しぶりです。

 『エビータ』を見たのはこの映画版を見て、その後四季のCDを聴き、今年11月に四季の舞台を見ました。マドンナは歌うまいし、なによりもあのキャラクターにぴったりかもしれません。チェはアントニオ・バンデラス。役が似合っているし、結構歌もうまいのですよね。(そういえば『オペラ座の怪人』映画化が決定した時、ファントム役はバンデラスという話もありましたよね^^;)
 ロイド・ウェバーの音楽はやはり素敵です。そして何よりも歌を原語で味わえますし。映画のみ「You Must Love Me」が入っています。この曲も病に冒されたエビータの気持ちが込められていて素敵な曲です。 

とびだせ!空想科学

2007年12月31日 | テレビ
 静岡ローカル局のテレビ静岡で本でおなじみの「空想科学」の検証番組が30日深夜放送されました。『空想科学読本』の著者の柳田理科雄先生による検証です。本はサッと目を通したことがある程度ですが、実験は本のネタと同じかな?ノリとしては「トリビアの種」の実験のようでした。ちなみに同じくテレビ静岡では5分くらいの枠なので見逃すことのほうが多いですがこんな番組もあります。なので、拡大版だと思われます。

 「夢を壊す」的な批判などもあるみたいですが、個人的にはそれはそれ、これはこれ・・・で・・・この手のものはかなり好きです(笑)

 『キャプテン翼』の翼君のゴールネットを突き破るほどのシュートはどれくらいの力が必要か?とか・・・・。力もそうですが、私はある意味ネットの丈夫さに関心しました。それよりも私は、翼君のオーバーヘッドキックの滞空時間がものすごく気になります(笑)

 あとは『アルプスの少女ハイジ』のオープニングのブランコは絶叫マシン?!の検証もありました。これは本で読んで・・・確かにそうだよな・・・と思ったので実験は楽しかったです!!!ブランコは・・・実際にどこかの施設にある宇宙なんだら(?)というブランコ(?)に乗って検証。かなりのスピードのブランコに笑いました!!!乗っている人たちに笑顔はなかったけど(苦笑)
 だからね、ハイジはとても強い女の子なんだな。というのが分かったよ、先生!!(笑)


 司会はフジテレビ系列の局ですので、千野アナウンサー(静岡県出身だからだろうな。)が司会だったりパネリストにアンジャッシュが出ていたりと、ローカルにしてはかなりがんばっていました(笑)他の地域のフジテレビ系列の局でも放送される予定があるそうです。

 ちなみにこの先生の「理科雄」って名前は本名なんだそうだ!!!

 これ、また続編やってほしいんですけど(笑)

小暮 規夫  『ワン和辞典』

2007年12月30日 | 本・マンガ
 バウリンガルの開発にも携わった獣医さん監修の本です。犬のことばがわかる本・・・といっても、吠え方だけじゃなくて、こういう行動をするときは犬はこういう気持ち・・・という本です。イラスト付きで分かりやすいです。

 最近は、なんとなーく吠え方で何をしたいのか分かってきました。

 この本を読んで・・・先日、獣医さんに行ったときに、他の犬のお尻を嗅いでいたけど、あれはご挨拶だったんですね(^ー^)あと、うちの犬は、私や家族を見て遊んでもらいたい時は、伸びをしてから寄ってくるのが面白いです(笑)

 これは図書館で借りてきたのですが、ただいま購入検討中。というか買うと思う(笑)最近は犬の本を買ったり借りたり・・・・というのが多いです。

『ドラえもん のび太のアニマル惑星』 (DVD)

2007年12月30日 | 映画(DVD含む)
 久々にドラえもん映画を鑑賞。環境問題がテーマになっています。ちょっとこのテーマが説教臭くはあるけれど。でも、問題が深刻になっている今だからこそメッセージに耳を傾けなくてはいけないのかも。

 個人的には、ゴリ郎と間違えられるジャイアンがツボです(笑)相変わらず狸に間違えられてばかりで「ボクはネコ型ロボット!」と起こるネコ耳ドラえもんと、TP(今回は連邦警察?!)が助けに来てくれるよ!なエンディングでした。

 敵のニムゲのリーダーがマスクを取ると男前でした(笑)で、マスクを取ってくれと頼んだ後の一言が良かったです。

チロルチョコパン再び

2007年12月29日 | 美味しいもの
 今年もファミリーマートでチロルチョコパンが発売されました。たまたまファミマに寄ったらあったので買ってきました。チロルチョコをイメージしたパンでパッケージもお菓子と同じですし、味もなかなか凝っていて美味しいです。今年も「ミルク」「きなこもち」「京きなこ」「ホワイト&クッキー」の4種類が発売されています。「ミルク」「きなこもち」は前回も食べたので、新しい味の「ミルク」「京きなこ」を買ってみました。相変わらず結構なボリュームでございます(笑)



 この味のチョコも美味しかったですが、これもなかなか美味しいです!!きなこと黒蜜とパンも合いますね。



 チョコ味のクッキー地の上にホワイトチョコクリームが入ったパンが。このチョコも好きです!!

風邪やら歯の治療やら

2007年12月28日 | 雑感~ひとりごと
 早いものでもう今年も残りわずかです。周りは風邪ひきさんばかりで、私もまた風邪?みたいな感じになってしまい、昨日は早めに病院へ。お薬をもらって一晩で良くなりました。ということで、今日は仕事の合間に予約していた歯医者さんへ。今日行かないと歯医者さんも年末年始ですので、仮の詰め物のまま年越しになってしまいます・・・。歯も新しい金属を被せて完治!!今日が一番痛かった(^^;。削るのは麻酔やるからまったく痛くないですが、消毒やらなにやらしみたり違和感が・・・。1日~2日でなくなるみたいだし、もうだいぶ楽になりましたが・・・・。ああ、でも年内に完治できてスッキリ!!あとは美容院へ行ってスッキリしたいですね。

 今年は(も)喪中ですので、年賀状作りもなく(喪中はがきは作りましたが)、我が家のお正月もやらないので寂しいですが、年内にすっきりさせたいことはしたいです。

Gackt 『0079-0088 Feat.Char Aznable』

2007年12月26日 | 音楽
 Gacktがガンダム楽曲をカバーしたアルバムが発売されました。通常版と、限定版として「シャア台詞入り」と「アムロ台詞入り」が出ましたが、全部買えませんので(苦笑)シャアバージョンを購入。Gacktの曲は全部は追いかけていませんが、アルバムいくつか借りて(笑)iPodに入れて聞いていたりしますし、大ファンというわけではないですが、大河ドラマの謙信でますます気になる存在に(笑)

1. 哀 戦士
2. Metamorphoze
3. 君が待っているから
4. mind forest
5. 砂の十字架~Interlude~
6. Dybbuk
7. Dears
8. Love Letter
9. めぐりあい

 カバー曲は3曲のみ。それ以外はGacktのオリジナル。『砂の十字架』をどういう風に歌っているのかな?と思ったらインストゥルメンタルなので、歌なしでした(^^;。「ライリー」って歌いたくなかったとか?!(爆)
 それは別として、全体的にカッコよくて『めぐりあい』もGacktワールドが堪能できます。ただ、欲を言えば・・・もう少し収録曲があってもよかったかな?他のカバー曲も聴きたいと思ったり。カバーに関しては賛否両論あるかもしれませんけれど、でも私は結構お気に入りで、購入してから出かける時はiPodで聴いています

 曲中に入るシャアの台詞(といっても一言くらいですが。)良いです!!!特に3曲目の『君が待っているから』の冒頭のシャアとアムロの掛け合いがGOODこれはアムロ版も気になるところ(笑)

『マリと子犬の物語』

2007年12月25日 | 映画(DVD含む)
 今日は、本当は仕事だったのですが・・・急に暇になってしまいました(苦笑)なので、犬のワクチン接種をするために獣医さんに行ってきて、午後に映画を見てきました。今回は無料ポイントが貯まったので、ポイントを使って鑑賞です!!平日なのですが、冬休みですので、子供連ればかりでした。
 
 2004年に起きた新潟県中越地震の被災地、旧山古志村での事実を元にした映画を見てきました。実は予告だけで泣いてしまったみゆみゆです(苦笑)ただ単に犬だけの映画ではなくて、震災の恐ろしさや防災についても考えさせられました。特に私が住んでいる地域もいつ東海大地震がきてもおかしくありませんからね・・・。そして犬もいるので、自分に起こった場合のことをシュミレーションしながら見ていると・・・余計涙腺決壊(苦笑)

 柴犬の子犬のマリを連れて帰ってしまうところもほほえましく、母親が死んでしまっていない家庭で家事をがんばっているおじいちゃん宇津井健もよいおじいちゃんでしたが、子役がよかったです。そして何よりも犬がよい!!!子犬もかわいいですよねぇ
 地震が起きて、倒壊した家の下敷きになったおじいちゃんと彩。自分はどうなってもいいから孫を助けて・・・というおじいちゃんを励ますマリ。「あきらめちゃいけない。」と決心するおじいちゃんに涙。必死に励ましたり、救助に来た自衛隊員を呼びに行くマリにも涙・・・。地震の恐ろしさが痛いほど伝わってきました。
 おじいちゃんが出血多量ということや、事情があってマリと子犬たちはヘリコプターに乗せられず置き去りにせざるを得ない状況に・・・。ヘリコプターを追いかけるマリに涙涙でした・・・。
 ああ、こういうのダメです・・・。が・・・うちの紅は・・・土を掘るの好きだけど、ああいうことしてくれるだろうか?とか、きっと残ってもあいつなら生きていけるな(笑)と妙に冷静な目で見ていたのも事実(苦笑)

 とここまでは良かったのですが、子供たちの暴走?!はちょっと興ざめ(^^;。気持ちは分かるんだけどね。けど、余震も収まっていない状況でああいうことをしたら、犬を助けたいという気持ちは理解できるけれど・・・・・。

 お父さん役の船越英一郎、松本明子もよかったです!!あと、救助しに来た自衛隊員の高嶋政信もよかったです!けど、やっぱり動物と子役にはかなわないでしょうか?!あと個人的に気になったのが、家の造り。土間とかあって、ああいうの好きです。

 柴犬のかわいさや、健気さはもちろんよかったですが、地震の怖さも感じました。もし自分が被害に遭ったら、どれだけの行動ができるだろうか?そして、困ったときにはみんなの助け、家族や仲間の絆の大切さを感じました。
 そして、山古志の一日も早い復興をお祈りします。

Merry Christmas!

2007年12月24日 | 犬  (ペット)
 Merry Christmas!

 私から紅へのクリスマスプレゼントは・・・煮干です(笑)
 煮干プレゼントについては紅ブログをご覧ください

 人間(家族)へはクリスマスケーキを買おうと思いましたが、家にはおとといの法事で頂いたお菓子などがたくさんあり・・・・食べきれないので却下うれしい悲鳴ですが(苦笑)

 なんか法事の疲れが取れません(^^;。というか、紅の相手で疲れています(苦笑)

 クリスマストリビア(?)本来、欧米諸国ではツリーの飾りつけは1月6日まで飾っているそうです元々、はっきりとした誕生日が分からなく、公現祭(東方三博士のイエス訪問の日)である1月6日に祝っていたそうなのですが、12月25日はミトラ教の冬至のお祭りを引用したと言われているそうです。(これについても諸説いろいろあるそうですが。)日本はお正月もありますしね。というか日本のクリスマスについては思うこと多々ありますが(^^;。知れば知るほど、特定の宗教を超えたお祝いでもあるのかな?とも思いますし、サンタクロースは国境や宗教を超えて存在していると思ったり。みんながハッピーになれればいいんじゃないんでしょうか?!

大和田秀樹 『機動戦士ガンダムさん みっつめの巻』

2007年12月24日 | 本・マンガ
 ほとんどが「隊長のザクさん」で構成されています。シャア大佐の4コマ好きなので、少し物足りない感じもしますが(^^;、ヒヨコはいつの間にか終わり、ザクさん・・・・今後の展開は?!

 あと・・・ザビ家の職業ニートの長男の今後の就職活動(?)の展開が気になるところ(笑)

 個人的にはブライトのゆううつが好きだったりします(笑)

十二月大歌舞伎 夜の部

2007年12月23日 | 歌舞伎
 (12月18日、1階19列下手側にて観劇。)
 今月に入ってからチケット予約をしたので、いつもの3階がチケットはなく、1階2等で観劇。それでも花道のすぐ横だったので、よかったかな?!今年最後の観劇です。

一・『菅原伝授手習鑑 寺子屋』
 前は仁左衛門さんの松王で拝見。今回は勘三郎さんの松王です。仁左衛門さんの松王の衣装は黒地でしたが、勘三郎さんの松王の衣装は、音羽屋型で演じるために銀鼠地の衣装です。衣装の色が違うだけで、印象も違う感じがします。疲れていて、首実検も意識あるようでない中で見ていたので、詳しいコメントは控えます(^^;。でも、思ったよりも海老蔵さんの源蔵と勘太郎さんの戸浪は良かったです。これからに期待というところでしょうか?!
 そして亀蔵さんの涎くりはぴったり(?)です。


二・『粟餅』
 三津五郎さんと橋之助さんの明るい舞踊。餅つきが、これからの季節にぴったりでもあるような(?)あの餅が気になりました(^^;


三・『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
 今月一番のお目当ての演目。単独上演でもよいくらいのボリューム感たっぷりのお芝居でした。有吉佐和子原作の戯曲で、お園は玉三郎さん当たり役の一つですが、歌舞伎座では初の上演となります。期待以上に面白かったです。思っていたよりも喜劇性が強く、また前半はホロリとさせられたり・・・。そして笑いあり。
 時は幕末。横浜の遊郭の岩亀楼が舞台。病に臥している遊女亀遊と、亀遊を気遣う芸者お園。冒頭からぐいぐいこの物語の世界に引き込まれていきます。七之助さんの亀遊は儚げで、通辞の藤吉(獅童)への恋心が切なく、とても似合っていました。歌舞伎の獅童を見るのは久方ぶりでしたが、なかなか良かったです。またお節介なお園をコミカルに粋に演じている玉三郎さんはさすがと言う言葉しか出てきません。「ごちそうさま~」と2人の間に割って入るところなど爆笑してしまいました(^^;。そして、医師になるために留学をしたい藤吉に尽くしたいのに、病気の体で何にもできない・・・という亀遊のもどかしさが泣けてきました。

 2幕は岩亀楼に薬問屋(市蔵)と米人イルウス(弥十郎)がやってくる。弥十郎さんのイルウスは俳優祭で見たレッド・バトラーを彷彿とさせました。そして・・まさか歌舞伎座であんなにポンポン英語が飛び交う芝居を見るとは思いませんでした。(英語もなかなか?!だったと思います。)藤吉を通訳にしてイルウスに気に入った相手を選んでもらおうとする。外国人相手の遊女の唐人口が次々とやってくるのですが、これが物凄い(苦笑)イルウスじゃなくてもいやでしょう(?)特に福助さんのマリアはすごかった。この後も何度も出てくるのだけど(苦笑)亀遊を見請けしたいイルウスと、自分にとってその話はいやなのに通訳しなくてはいけない藤吉のもどかしさ、亀遊のはかない様子が後々に生かされています。
 勘三郎さんの岩亀楼主人も面白かったです。これから「往来」を聞いたら思い出しそう(^^;。芸者衆の春猿さん、笑三郎さん素敵でした!!

 亀遊が自害してしまって、物語はシリアス一辺倒になるのかと思ったんですが、亀遊が攘夷女郎という話が仕立て上げられて・・・、いつの間にか、お園も「その気」になってしまい・・・・果ては講談調に懐剣まで用意して亀遊自害の様子を語るのは、おかしい。きっとこんな風に話が大きくなってしまったものはたくさんあるだろうなぁと・・・。海老蔵の浪人は、はっきり言ってぴったりでした(笑)思誠塾の面々もそれぞれぴったりの役柄だと思いました。

 そして、玉三郎さんのお園は、饒舌で10月の『牡丹燈籠』を思い出しましたが、それ以上?!ものすごく綺麗という役どころではないですが、立ち姿が艶やかです。幕切れ、独りになって自棄になるところも、すばらしかったです。
 とても面白かったですが、さすがに疲れました。心地よい疲れですけど(^^;。今年最後の観劇がこれでよかったです!!!

冬至に法事

2007年12月22日 | 雑感~ひとりごと
 3連休?!そんなもんあったのか?という日々を送る年末です。冬休みは何気にいちばーーーーん忙しい時期(^^;。今日は祖父の納骨と百箇日法要でした。とはいえ、私は仕事→帰宅→自宅で法事→仕事→帰宅→法事パート2・・・・。今日はあまり犬と戯れられず・・・。けど、皆さんからのおみやげを仏様にあげた後、美味しく頂きました
 今日は冬至なので、柚子の和え物と、かぼちゃの煮物を母が作ってくれたので食べました。おいしかったです。

 ああ、でも疲れました・・・。明日は何もないので、映画に行こうかと思いましたが、人ごみに出て風邪をもらいたくないので・・・家で犬と遊びます(笑)

 今日の紅は・・・事件をやらかしました。最近はおトイレは外でのみ・・・でしたが・・・今朝早くはいつも寝ているリビングにしちゃったみたいで・・・。妹がコタツに入ろうとしたら・・・やたらと吠えたらしく気がついたら手に物体が(苦笑)「紅、これウ●コ?」と尋ねると・・・シュンとして狸寝入りしていたとか・・・
 でも頭よいですね。というかうちの妹が警告に気がつかなかったのね・・


 ということで、最近はずっと法事の準備やらワンコのことやら仕事やらで忙しくて、歌舞伎座夜の部観劇記はずっと草稿中ですが・・・明日くらいにアップします!

『笑点』 冬の章 第1号

2007年12月21日 | 本・マンガ
 書店でふと笑点の文字が目に入ったので、見てみると「桂歌丸×片岡仁左衛門」の巻頭対談と表紙に書いてあったので、思わず即購入(笑)歌丸師匠が昨年通しで上演し、仁左衛門さんが10月に演じられた『怪談牡丹燈籠』のお話が面白かったです。歌丸師匠の『牡丹燈籠』のCD聞いてみたいです。落語の落語と歌舞伎の間の取り方のお話なども面白いです。でも、いずれにせよ台詞(言葉)の持つ力の大切さを感じます。

 他にも笑点メンバーのことなど盛りだくさんで、笑点ファンならかなり楽しめる1冊。ていうか山田君って、たい平を突き飛ばした時に靭帯断裂したとは(苦笑)

高岡一弥・久留幸子 『日本の犬』

2007年12月19日 | 本・マンガ
 甲斐犬を飼い始めてから、すっかり日本犬の虜に(笑)そんな日本犬ばかりの写真集を借りてきました。川上犬(初めて知りました)や、甲斐犬、秋田犬、紀州犬、四国犬や一番人気の芝犬などなど・・・。

 甲斐犬のコーナーの一番最初のページの成犬の甲斐犬度アップ写真は、はっきり言って怖い!!(苦笑)「なんか文句あっか、コルァ!」的な顔ですから(苦笑)けど、子犬は超かわいいの~~!!!!うちの紅は将来どんなになるのかしら?と思いながら見ていました。

 秋田犬はハチ公を思い出し、しばわんこたちもよいなぁ・・とか・・・。琉球犬も初めて存在を知りましたが、面白い姿で耳で飛べそうな(苦笑)

 でも、どの日本犬も子供のころはかわいくて、大人になると頼もしいですねぇ。なんとなく気質も日本人(人間)と同じだなぁと思ってしまいます。日本犬ばんざい!!!