みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『DEATH NOTE the last name』 (DVD)

2007年05月31日 | 映画(DVD含む)
DEATH NOTE デスノート the Last name VPBT-12687DEATH NOTE デスノート the Last name VPBT-12687

 公開時に見に行きたかったのですが、結局DVD鑑賞に。。。ちなみに前編はテレビ放送で見ました。原作は未読。なので原作と比較もすることできないので真っ白な気持ちで見ることができました(?!)

 個人的には前編の方が面白かったなとは思いましたが、スピーディーでスリリングな展開に目が離せません。藤原達也の月も良いですが、なんといっても松山ケンイチのLがよいですね。漫画は読んだことないけど、チラッと絵を見る限り、そっくりだし、あのお菓子を常に食べる姿は妙な感じですけど・・・すごくハマっていますね。(原作は知らないけど。)最後はそうきたか~!!って思いました。鹿賀さんも良かったです。レンタル期間中にもう一度見てみようかしら。

 あと原作も読んでみようかな。L主役のスピンオフ作品も楽しみです。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』

2007年05月31日 | 映画(DVD含む)
映画 ドラえもん のび太の宇宙小戦争 PCBE-50152映画 ドラえもん のび太の宇宙小戦争 PCBE-50152

 本当は公開順で『魔界大冒険』を見たかったのですが、貸し出し中だったので次の公開作品を借りてきました。この映画も大好きなドラえもん映画の一つです。親指ほどの小さい宇宙人パピ(10歳にしてピリカ星の大統領)との友情と地球を離れて別の星でパピのために戦いにいきます。

 これもドラえもん世界の魅力が詰まっています。小さい頃は私もしずかちゃんと同じように人形の家に住みたいなぁと思っていたので(笑)スモールライトでずっと小さくなっている視点で物語が進んでいくのも面白いです。
 あと、これは登場人物がみんな活躍するのがいいですね。ジャイアンは相変わらず映画では神ですが(笑)いや、本当にジャイアンの男っぷりには感動しますよ。危険を顧みず仲間を助けるのは(普段はいじめているのに)、真のガキ大将ですね。特にアジトまでへばってたどり着けなかったのび太を助けたりしたのはよかったなぁ。あと、映画ではあまりピンとこないスネ夫の力が発揮されます。発揮されるのは力でなく財力とプラモですが(笑)でも、怖がっていたのにしずかちゃんを一人にできないってがんばって追いかけていく姿とか良かったですね。しずかちゃんもかなり強い女の子ぷりを発揮していましたね。

 ゲストキャラクターも魅力的。パピはもちろん、ロコロコが可愛い!自称無口のおしゃべり犬。声の三ツ矢さん良いですね(笑)

 でもツッコミどころもあるのも確か。毎度のことながらこの道具がだめなら、あの道具を!!!と思うのですが、今回は子供のころから思っていましたが・・・ビッグライトを使えばいいのでは・・・・と思ってしまいます・・・・(^^;。あと、ところどころ効果音がヤマトっぽいと思ったのは私だけ?!
 それとは別に、オープニングやエンディングでスターウォーズとかスーパーマンのパロディ(?)のワンシーンがあるのもちょっと嬉しいです。劇中もドラえもんが「どこかで見たことあるな~」ってビルによじ登る姿がまるでキングコングですしね(笑)

安彦良和 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN (15)』

2007年05月30日 | 本・マンガ
 『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』最新15巻を読みました。一旦は本編(テレビ版エピソード)から外れてシャアの小さい頃のことから、学生時代、そして1年戦争開戦時のルウム戦役を描いていましたが、この巻から本編に戻りオデッサ編。表紙はカイとミハルです。カイとミハルのエピソードは好きで、改めて読むと泣けてきますね。。。それまでは単にすれていただけに見えたカイもミハルの死をきっかけに変わっていきます・・・。そして生活するために、弟と妹を食べさせるためにスパイをしているミハルの悲しい運命、戦争の悲しさ・・・・。切ないです。私はこのエピソード以降のカイが結構好きです・・・。

 でも、オリジナルエピソードが思ったより少ないというかまったくない?あと、かなりツッコミたいのは、ベルファストに入港するホワイトベースの画像をジオンに報告するのに・・・・
なぜ風船を使うのか疑問です(苦笑)
 鳥(鳩)ならまだしも、風船って割れるし、風でどっかに別の方に飛ぶかもだし・・・。あれって何かものすごい装置が搭載された風船なんでしょうか?!気になりますわ。。。テレビ版はタイプライター使っていたけど、漫画はあれパソコンなのかしら?そこらへんがちょっと分かりませんが、タイプライターは時代を考慮してもまだ理解できますが・・(時代は感じますけれど。)、風船は分かりません(笑)


 ところでガンダムといえば、仏師の方が彫った木製ガンダムが限定生産されるそうで・・・。関連記事こちらの記事をごらんください。
 桐箱に入っているとありがたい物に見えますね(笑)

『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』 (DVD)

2007年05月30日 | 映画(DVD含む)
映画 ドラえもん のび太の海底鬼岩城 PCBE-50100映画 ドラえもん のび太の海底鬼岩城 PCBE-50100

 私は、この作品はドラえもん映画の中では1~2位を争うくらい好きな作品です。海底キャンプの楽しさもさることながら、バミューダトライアングルの謎とアトランティス伝説、そしてバギーちゃんなど魅力がたくさん詰まっています。

 現実には到底無理な(ドラえもんの世界はたいてい現実では無理ですけど。)海底でのキャンプは本当に楽しそう。食事シーンとか、海溝を下ったり・・・・。見ているだけでとても楽しいです。

 そしてバギーちゃんに泣かされます。生意気ですけど、庇ってくれたしずかちゃんが大好きで、しずかちゃんの涙がドラえもんのポケットに落ちます。鬼岩城に近づいた途端「怖い」ってポケットに隠れていたのに、しずかさんを泣かすのは誰だってポセイドンに突っ込みます。バギーちゃんの切ないしずかちゃんへの思いもさることながら、自らおとりになるしずかちゃんの勇気も好きです。


 次は『魔界大冒険』と思ったら貸し出し中だったので『宇宙小戦争』を借りてきました。

上野樹里 『おなら体操』

2007年05月29日 | 音楽
 『のだめカンタービレ』関連のCDでも、これはクラシックではなく、作品の中でのだめが作曲して歌う劇中歌(?)です。ドラマではハリセン(豊原功助演じる)が、のだめに自分のレッスンを受ける条件として、のだめに『おなら体操』を完成させるという協定を結び、ハリセンが振り付けを完成させた場面はおなかを抱えて笑ってしまいました。ドラマが終わり約半年が経ち、ファンの要望に応えて出されたこのCD。私も思わず購入してしまいました。

 歌はドラマでのだめを演じた上野樹里ちゃん。アニメも悪くないんだけど、私の中ではのだめ=樹里ちゃんなんです。やっぱりこの歌最高

 しかもおまけのDVDが最高です。おかあさんといっしょ風のセットにマングースの着ぐるみと体操のお兄さん?(振り付けした人らしいです。)、そしてチビキャラがおなら体操を踊ります。子供が千秋とかのだめになっているんですが、峰君とかシュトレーゼマン、ハリセンまでチビバージョンで面白かったです。

 CDは他に『恋のGカップ』『プリごろ太のマーチ』が入っています。あと個人的には『もじゃもじゃ組曲』が気になるんですけど・・・。こちらも全楽章聴きたいです。原作ではハリセンが谷岡先生と卒業式の時に「あそこの部分は最高だった・・・」とかまんざらでもないようだったので(笑)

結婚式

2007年05月29日 | 雑感~ひとりごと
 俳優祭の翌日、品川某ホテルへ親戚の結婚式に行ってきました。いっこ上のおねえちゃんの結婚式です。子供のころは長期休みに遊びに来るので、よく遊んでいました。昨年の夏に結婚すると教えてもらってからこの日を楽しみにしていました。私は単の着物で行きました。でもさすがに暑かったです。でも晴れてよかった。

 とても良い結婚式でした。最初に控え室でウエディングドレス姿を見ただけでもウルウルしちゃいました(笑)お相手の男性は中学の時に知り合ったそうで。お付き合いを始めたのは大学に入ってからだそうですが、中学時代に他のお友達も一緒だけど一緒に写っている写真も飾ってあって、とても良かったです。お相手の方はとてもしっかりしている人で安心しました(笑)

 新婦のおねえさんは大学でもピアノを専攻していたので、新婦自ら大学の友人と連弾があり、それがとても良かったです。お友達二人の連弾で新郎が好きな『ルパン3世のテーマ』の演奏はかっこよかったし、新婦&友人で『ハンガリー舞曲』『世界に一つだけの花』の演奏がありました。彼女のピアノを聴いたのは子供の時以来だったのですが、すごく素敵でした~!!普段はおっとりしているのにピアノを前にするとスイッチオンという感じで。それにやはり堂々として、「みなさんへ感謝の気持ちをピアノに込めます。」という言葉だけでも感動ですし、素敵な演奏だったのでうっとりしていました。

 披露宴最後の手紙はもらい泣き(?)、涙が止まりませんでした(笑)思い出しても泣けるくらいでした。

 良い結婚式でした。私はいつになるやら?!

第34回俳優祭 その2

2007年05月28日 | 歌舞伎
 『白雪姫』
 メイン演目の『白雪姫』。第16回俳優祭で初演。6世歌右衛門が白雪姫、王子が初代白鸚、后が十七代目勘三郎という配役で、以来今回の俳優祭で4回目の上演。今回は白雪姫が玉三郎さんという豪華な配役。私3度目の俳優祭にして俳優祭で玉三郎さんを拝見するのは初めてです。(もちろん、模擬店にはいらっしゃいませんでしたけどね。)
 ストーリーは『白雪姫』そのまま歌舞伎にした感じです。これ本興行の演目としても通じそうです(笑)

 幕が開いて、玉三郎さんの白雪姫が登場。赤い振袖でいわゆる赤姫の姿。母親を偲び琴を演奏します。これだけでも素敵すぎます。そして白雪姫を慰めるために小鳥たちがやってきます。時蔵さん、福助さん、芝雀さんなど女形さんたちはとても可愛かったです。
 
 続いて、お后実は魔女の團十郎さん登場。八汐のような拵えでした。「鏡よ鏡~一番美しいのは誰~?」というお決まりの台詞もなんだか面白いです(笑)鏡の精は海老蔵。鏡なので、もちろん着付けや扇を差す場所も反対。動きも親子で鏡で合わせていました。これが素で親子で笑っていたのが可笑しかったです。しかも何度も一番美しいのは・・・という后に対して「くどい」って海老蔵のツッコミが面白かったです。親子だからできるというか(苦笑)

 鏡の精の言う一番美しい白雪姫を狩人に殺させるよう命令しますが、狩人はそれができずに逃がします。そこへ森の仲間の動物たちが。クマが橋之助さん、鹿が染五郎さん、狸が松緑さん、ウサギが菊之助さん、リスが勘太郎さん、猿が右近さん、キツネが愛之助さん、イノシシが獅童さんでした。皆さん着ぐるみで誰だかわからない人も・・・サングラスをかけている松緑さん、ほっぺが赤い菊之助さん、妙にしっくりと似合っていた猿の右近さんが印象的でした。

 次は七人の童の家の場面です。童が仕事から帰ってきます。はっきり言っていろんな意味でヤバイです(笑)だって、大きいし良い年した大人がアホメイク(?)でね。。。凄いです(笑)仁左衛門さんは頭のてっぺんに丸いハゲがあり、一番しゃべっていました。あとすごかったのが吉右衛門さん。赤丸ほっぺに黒い丸い眼鏡で、一番異様さを放っていました。鬼平とか・・・由良之助と同一人物とは思えません(苦笑)他には梅玉さんもアホ系の拵え、左團次さんは過去2回に比べたらおとなしいですが、やはり左團次さん。秀太郎さんはおかっぱでまるで禿(かむろ)。段四郎さんもなかなかでした。久里子さんは普通でしたが。家に帰ると赤姫姿のまま姉さん被りの白雪姫がものすごく大きいおにぎりを童にあげます。かわいいなぁ。そして童と白雪姫の踊りは楽しくて可愛くて素敵でした

 場面が変わり再び后が白雪姫が生きていることを知り激怒します。衣装がぶっ返り、はたきを持って花道で六方がありました。(幕見からはほとんどその時の様子が分かりませんでしたが・・・)ぶっかえった時かな、海老蔵の鏡の精が海老反りしてました。
 続いての場面は白雪姫が毒リンゴを食べて倒れてしまいます。そこへ動物さんや童や小鳥たちが来て、悲しんでいます。そこへ・・・・ガングロコギャル姿や後家節子など俳優祭には何かしらやってくださる菊五郎さんの北千住観音ご登場。白くて、派手メイクと衣装で、タイのカラフルな仏像を彷彿とさせます。バックには三階さんたちがパペットマペットのような覆面を被っています。そして長い指(爪?)をつけて、一糸乱れぬパフォーマンス。これがなかなかのもの。このために本興行の後に稽古していたことでしょう。ただのおふざけにとどまらないパフォーマンスはさすが人間国宝というところでしょうか。そして・・・・・白雪姫にはライトは当たっていませんが・・・・寝ているはずの白雪姫も起きて北千住観音を見ていました(笑)そんな玉さまも可愛いのですけどね。でも北千住観音が「白雪姫寝過ごさないように」「次は南千住」と去っていったら、白雪姫はまた倒れていましたが。北千住観音が去り、いよいよ王子。幸四郎さんは青いハンカチで汗を拭いてハンカチ王子だけでなく、最新ネタハニカミ王子ネタがあったのは驚き(笑)目覚めさせるのは口づけでなく、鏡で蘇らせます。そして一件落着。

 今までの俳優祭みたいな出し物みたいなお遊びは少なかったですが、白雪姫もしっくりと普通の興行でできそうなちゃんとした作りでしたし、役者さん全員集合!みたいな感じなのでやはりこういう時でないと無理でしょうね。

 最後は芝翫さんのご挨拶。富十郎さん、又五郎さん、三津五郎さん、勘三郎さんも袴姿で舞台に。北千住観音も全員舞台に。最後は富十郎さんの音頭で一本締め。その時、爪が長い北千住観音は少し戸惑ってました(笑)

 しかし、役者さんたちのエンタテイメント精神やサービス精神はすごいなと思います。直接交流できて、なおかつ面白い舞台。最高ですね。模擬店の戦争は疲れますけど・・・・。
 NHKのカメラも入っていましたので、例年通り放送があるようです。(放送は7月とのこと。)見ることができなかった方はぜひともご覧いただきたいですし、私もじっくり見たいです。

第34回俳優祭 その1

2007年05月27日 | 歌舞伎
 5月26日、3年ぶりに開催された俳優祭に参加してきました。私は3度目の俳優祭。メイン演目は『白雪姫』、しかも玉三郎さんが主役。3度目にして俳優祭での玉三郎さんは初めてだったりするのです(笑)『白雪姫』はまた別の記事にして、その1は前半の舞台と模擬店レポを。まずは三津五郎さんのご挨拶がありました。

『郷土巡旅情面影』
 全国の色々な芸能をその地域のみなさんや役者さんが上演。『勧進帳』の舞台である安宅の関のある加賀からは子供歌舞伎の『勧進帳』の演奏。大人の方3人いましたが、三味線、鼓も小中高生の演奏。鼓の音をちゃんと出すのも、みんなで合わせるのも大変だなぁと、ジャンルは違えど、鼓を稽古している自分は改めて思いました。けれど、歌舞伎座という大舞台でも、舞台姿が堂々としているし、立派でした。続いて山鹿(熊本、八千代座のある地域)の「山鹿灯篭踊り」。女性たちが頭に灯篭を載せて踊ります。暗闇の中に浮かぶ灯篭がとても幻想的でした。最後は「阿波踊り」。こちらも楽しくなるほど、みなさん楽しく踊っていましたが、千之助君が可愛く踊っていて思わずニッコリ。あと猿弥さん、ドリフの「エンヤ~コラヤット~」の「エンヤ」を繰り返していて面白かったです。

 続いて模擬店。3度目なのでコツが分かってきたとはいえ、相変わらず戦場と化します!!!なんと言ったって、役者さんと直接触れ合える機会ですからね写真も常識の範囲程度で撮影し放題ですしかし、こちらでは肖像権の関係もございますので、役者さんの写真の公開はもちろんしませんので、文章と戦利品画像のみでお伝えします。
 まず、私は当日券で幕見席なので、一旦外へ出て一階から入らなくてはいけません。事前にプログラムの模擬店案内図に誰がどこで何を売っているということが書いてあるので、開演前にシュミレーションです(笑)幸い第一の目的の仁左衛門さんは一階ロビーなので真っ先に行きましたが・・・・やっぱり凄まじいものがあります「押さないでください」と叫んでるのに・・・自然と。。。。仁左衛門さんはTシャツや巾着を売ってました。ようやくご本人の近くにたどり着いた私は仁左衛門さんに「布の巾着ください。」と伝えましたら、色が2種類あったのですが、仁左衛門さんから赤を手渡されました(笑)私もそちらの色の方が欲しかったので、嬉しかったですが(笑)しかし、ものすごい戦場でした。どうやら、後ほど自分の売り場から千之助君がやってきたそうです。その場にはいなかったので、ちょっと見たかったけど仕方ないです。


 上の画像は、その巾着です。かじったリンゴの絵にSnow Whiteのロゴが。この日だけしか手に入らず、しかも役者さんから手渡しで買えるというのはなんとも贅沢気分。

 その後は2階の食堂に行きました。ここのテーマは演目の白雪姫に合わせて、「7人の小人の広場」という趣向になっていました。りんご飴、りんごアイスなどリンゴのお菓子もたくさんですりんごアイスは歌昇さん親子が売っていらしていましたが、これが美味しかったです。果肉入りシャーベットって感じで。あとは孝太郎さんと千之助君のところで7種類のサンドイッチを買ったり、サービス精神旺盛の福助さんのところではお菓子を買った後、2ショットを撮っていただいたりしました

 あと3階に上がり、階段上がったところのいつもはカレーとコーヒーのお店に春猿さんと段治郎さんのバーが。女形姿の春猿さんがお客さんの応対を今テレビにたくさん出ていらっしゃるし、人気でした。私はアルコールが弱いので、ウーロン茶を頼みました。春猿さんに微笑み、見つめられながらウーロン茶の紙コップを渡され、嬉しかったですあと、ビールを春猿さんがオーダーするとき「おビール」と仰っていたのが印象的でした。ちなみに下の画像は記念に持ち帰ってしまった春猿さんから渡された紙コップです(笑)段治郎さんも阿波踊りの姿でかっこよかったです。



 あと三津五郎さんのおでん屋さんも行きたかったんですが・・・暑くて・・・おでんはパスしちゃいました。勘太郎&七之助兄弟のお店には名前がなかったけど、勘三郎さんがいらっしゃいました。袴姿で素敵でした。ここも3階だからか混んでいたには混んでいましたが、若干ましでした。勘三郎さんからエコバッグを手渡しで買いました。快く握手もしていただきましたちなみに下の画像がそれです。



 あとは、地下食堂の團十郎さんの握り寿司コーナーとその隣の海老蔵のから揚げコーナーを遠巻きに観察したり、錦之助さん隼人くん親子からおにぎり買ったりしました。その後、また一回出て、幕見席入り口から入り直すので一階ロビー周辺をうろうろ。富十郎さん鷹之資くん親子の素敵な笑顔の親子2ショットを撮影させていただきました。

 しかし、数年に1日(昼夜2回公演ですが。)とはいえ、このようにたくさんの役者さんと直接触れ合える機会はファンにはたまらないですね。しかもただの模擬店ではなく、各回ともそれぞれのテーマに合わせて趣向になっているのが、役者さんのエンタテイメント精神を感じます。そして・・・3回ともなると、子役たちの成長を感じます(笑)大きくなったなぁとか、もう全然あの頃と違うよ!みたいな(笑)

 その後、日本俳優協会の永年功労賞の授賞式がありました。昼は役者さん(主に脇役)への表彰がありましたが、夜は裏方さんへの表彰式です。床山さん、狂言作者さん、そして附け打ちさん。附け打ちの芝田さんは舞台上で拝見していますが、後の方は影で縁の下の力持ちになって歌舞伎を支えてくださっています。何でもそうですが、こういう方あっての歌舞伎ですし、役者さんたちだけではできない総合芸術でもあるんだということを感じます。

 この後はいよいよ『白雪姫』。ということで俳優祭レポ1はここまで。また後日アップします。

俳優祭に行ってきました

2007年05月26日 | 雑感~芝居関連
 今日は久しぶりに歌舞伎座へ。数年に一度の歌舞伎ファン垂涎のイベント「俳優祭」夜の部に行ってきました。当日券で幕見席のところですが。(お友達が取ってくださいました。)
 俳優祭は歌舞伎や新派の役者さんが一日限り一同に集まり、普段は見ることのできない豪華な組み合わせで普段の歌舞伎にはかからない演目を上演します。あと、役者さんと直接触れ合える模擬店が一番人気なんですけどね。

 メインイベントは玉三郎さんの『白雪姫』。これ面白かったです。あと模擬店も楽しかったです。私は今回で3回目の参加なので、少しは模擬店めぐりのコツをつかんできたのですが、それでもものすごいみなさんのパワーに疲れました。

 今日じっくり感想を書きたいところですが、明日は親戚の結婚式でまた東京。着物着たりするのに準備があるので、明日夜以降アップいたします。舞踊などの前半の舞台&模擬店編と白雪姫編になるかも・・・。

第2弾当選!!

2007年05月25日 | 素敵なモノ&おまけ
 キシリトールキャンペーン第1弾ビッグX当選に続き、第2弾はウランとピノコのストラップが当たりました。しかも同じ日に2回携帯で応募して当選しました可愛いです

 ちなみに今月20日から8月までは第3弾。ストラップのキャラクターがまた変わったので、またハマっています(笑)一番期間が長いので、勝率低くなりそうです。現に今までは5回に1回は当選していましたが、3弾になってからは7回挑戦してすべてハズレ・・・なんか、ガムが溜まっていくばかり(笑)第3弾は写楽と御茶ノ水博士は欲しいなぁ。。。

 キシリトールキャンペーンサイト

波乃久里子 『菊日和』

2007年05月25日 | 本・マンガ
 いろんなブログで評判を見て気になって図書館で借りてきました。最初は単に久里子さんのことを書いた本かなぁと思っていたのですが、先代勘三郎さんの妻であるお母様の日記を紹介していて・・・いろんな意味で想像とは違い、とても良かったです。

 歌舞伎界の複雑な(?)家庭の事情とか今だと問題あり?と思ったりもしましたが・・・・(笑)六代目菊五郎の娘である久枝さんの日記は、先代勘三郎と引き合わされてからの恋心が綴られています。今と変わらない十代の女の子らしいところや(昔の方が一途なのかなぁとも思ったりしますけど。)、当時の歌舞伎界、戦時中の普段の生活などが綴られていて、あまりにも面白かったので一気に読んでしまいました。しかもその日記、人に読まれることを前提にし書かれたものらしく四ヶ月分を清書して纏めたものとのこと。当代勘三郎襲名の際に見つかり、こういった形で世に出されたということです。

 ほほえましくなってしまうような久枝さんの恋心とか、出たり引っ込めたりの結婚話の行方に、結果を知っているのにドキドキしてしまいます(笑)そして、昔の歌舞伎界の話も貴重です。先代勘三郎さんがダメダメ男(?)だったのが、久枝さんとの縁談をきっかけに努力して、襲名して花を咲かせて・・・。そういう気にさせた久枝さんの女っぷりは凄いですね。

 歌舞伎好きの方には是非読んでいただきたい一冊です。

『徹子の部屋』 春猿さん出演

2007年05月24日 | テレビ
 今日(5月24日)の『徹子の部屋』に春猿さんが出演されました。お着物でしたが、いつもながらとても素敵ですね。バラエティとはまた違った感じで抑え気味(?!)でしょうか?!普通にしていても、女らしいと思いました(笑)座り方とか・・・。

 自分を指差す時も、手の位置で若い女性か年増か・・・ということを表しますが、本当に若い女性に見えたり、おばあさんに見えたり・・・。逆に言うと仕草は恐ろしいなとも思いました。気をつけなければ・・・・。

 歌舞伎の家の出身ではない春猿さんですが、踊りなどのお稽古は子供の時からずっとなさっていたんですよね。(春猿さんの著書『女づくり』にも書いてありますが。)子供時代の写真は着物姿ばかりですが、歌舞伎好きというか、和物大好き少年(?)だったんだなぁということが伝わりました。

 あと、最後の台詞がないものの出番を忘れてしまって・・・・猿之助さんは気がついていなかったんだけど。。。というエピソードは笑ってしまいました。

『ゆれる』 (DVD)

2007年05月24日 | 映画(DVD含む)
 レンタルでお店のおすすめコメントが目にとまり借りててきました。

 いろんな意味で「ゆれる」映画。兄弟の関係、橋の上の二人、それぞれの登場人物の心理。見終わった後の私の心も「ゆれる」・・・。正直もやもやします・・・。ラストのオダギリ・ジョーの言葉がよかった。けど・・・最後は・・・はっきりしないので、見る人の解釈に委ねられます。どちらだろうかと悩みますが、あの香川照之の笑顔が印象的でした。

 淡々に進む中、香川照之の存在感が光っていました。オダギリ・ジョーのかっこよさというか、この人もなかなかだなぁと思いましたが、この映画は香川照之が一番です。

『日本のおしゃれ 帯留 池田重子コレクション』

2007年05月23日 | 本・マンガ
 はななさんのブログでこの本の記事のことを知り、興味を持ちました。先日、図書館でたまたま見つけて借りてきました。池田重子さんはアンティーク着物コレクションで有名な方で、お店もあります。私は知人に勧められ、数年前に池田重子コレクション展を見に行き池田さんのことを知りました。その時は着物や帯はもちろん、襦袢や八掛などの小物の美しさに目が止まりました。この本は池田さんの「帯留」コレクションを紹介しています。

 私は着物を着るときは帯留はしないのですが、この本を読んで興味を持ちました。(祖母があまり帯留しないから、しないのかも・・・。)
 帯留でもいろいろ種類があり、象牙のもの、彫金、木彫りはもちろんアールヌーヴォーのものなど帯留だけでも美術論が語れそうですね。この本には材質(加工技術)ごとに解説文もあり、いろいろなことを知ることができました。

 表紙の能面も写真で見ると本物の能面みたいです。でもこれ小さいサイズなんですよね。いかに完成度が高いか実物を見なくても分かるというか・・・実物を見たいですね。他にもおしゃれなものがたくさん。でも小物までおしゃれにつかってこそ着物通なんでしょうね。私も今度から帯留使ってみようかしら。私の知人で箸置きを帯留にしてしまうような方がいらっしゃいます。これが意外となるほどと思ってしまいます。着物は奥が深いですね。

『ブラック・ジャック 劇場版』 (DVD)

2007年05月23日 | 映画(DVD含む)
 96年に公開された劇場版ブラック・ジャックです。キャラデザインが最近のアニメ版とは違いますし、ストーリーも大人向けでしょうか。でもBJ=大塚明夫、ピノコ=水谷優子という組み合わせはこの映画版やOVAからずっと変わらず続いていたっていうのがすごいですね。私はこれも当時高校で気になってはいたんですが、見には行かなかったんですよね・・・・。あとOVAも見たことないからまた借りてこようと思っています。

 オリンピックで次々と驚異的記録を出したり、芸術面でもものすごい力を出す「超人類」と謎の病気と、自分が手術した少女の突然死との関係にBJが関わっていくというストーリー。
 記録を出したいという人間の欲望というものは当然だけど恐ろしくもある・・・ということを思いました。超人類と脳内麻薬エンドロフィンとウイルスとの関係を探る展開が面白かったです。テレビアニメ版よりグロテスクなところはありますが(アニメに比べれば・・・の程度ですが。)、その分大人な作りになっています。テレビ版はあれはあれで好きですけどね。(何度も書いていますが21は除く・・・)これは漫画の方に元になったエピソードあるのか分かりませんが、最近の原作を繋ぎ合わせて一本のエピソードに無理やり纏めた作品より、こちらの方がテーマが一つに絞ってあって、分かりやすくはありました。
 声の方ですが、大塚明夫さんと水谷優子さんの二人はもちろんですが、涼風真世さんがかなり良かったです!!

 私、キャラデザイン的にはテレビアニメ版の方が好きですね。慣れもあるのかもしれませんけれど。