みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『まんが水戸黄門 1』

2007年10月31日 | DVD(映画以外)
 前からず~~っと気になっていたアニメなんですが、先日ツタヤで見かけて1週間レンタルになるのを待って借りてきました(笑)
 内容は、はい、あの夜8時台とか夕方に放送されるドラマと同じような展開で勧善懲悪のお話です。水戸のご老公様のイメージは初代の東野英治郎といったところでしょうか?助さんはかっこよく(ちなみに声は鈴置洋孝さんでした!)、格さんは力持ちで、あと言葉を話す犬とか、少年が出てきます。
 そして、アニメには印籠はもちろん出てきますが、悪人を必殺技を使って倒します(笑)葵三つ葉返し、流星十文字斬り、格さんが力襷という襷(普段は黄門様が持っている)をかけると、なぜか怪力に(笑)それ以外はいたって普通です(笑)というか必殺技目当てで借りてきました(汗)

 そしてオープニングテーマ「ザ・チャンバラ」作曲は故羽田健太郎さんです!!「チャンバ~ラ~♪」のメロディは頭から離れませんね(笑)ちなみにエンディングは「ビューティフル・モーニング」って題名が水戸黄門ぽくないですが(笑)

 続きを借りてくると思います(笑)

『ルー大柴革命~ルー語でトゥギャザーしようぜ!』

2007年10月31日 | DVD(映画以外)
 トゥデイ、私はルー大柴のDVDをルックしました(笑)昔は、ルー大柴はディスライク、つまり好きではなかったんですが、リーセントリー、私はルー語にインタレスティッドがあります。なので、私はニュールーマニアにビカムしつつあります(?)

 ここからは、普通の日本語で書きます(笑)すみません、ドン引きしないでね(笑)昔は、なんかクドすぎて苦手だったんですが、最近年齢のせいなのか(?)多少キャラが薄れてきたようなので(当時よりは。)、最近は好きな芸人さんの一人かな。

ルー語変換講座
 コミュニケーションに悩むルーさんと同世代の男性3人が、ルーさんにルー語をティーチしてもらうという講座です。これが、おじさんたちのがんばり具合が笑えるのです。娘をデートに誘ったり、奥さんに高い買い物の交渉をしたり、気になる女性を食事に誘いたいという悩みの方達。「トゥゲザーしたい!」「キャッチキャッチキャッチ!」「夏はベリーホット!」とリアクションつきで言っている姿が涙ぐましいけど、笑えます。
 さて交渉の場では「テレビをバイ・・・バイしたいの。」とかって「バイバイ」になっちゃうよって(笑)相手の反応も面白いんですがね。「この人急にどうしたのよ?」って乾いた笑いが(笑)
 
ルー大柴のハグしようぜ! 
 『探偵ナイトスクープ』でフリーハグの依頼を見て、思わず泣いちゃったんだけど(笑)「ハグしてください」と書いたボードを持って、見ず知らずの通行人とハグするというもの。最後は、依頼者の家族とハグというものでした。
 このDVDではルーさんが横浜で100人とハグしようという企画で、面白かったですね~。いろんな人の反応が(笑)特におばちゃんたち(笑)これが関西だったらもっとすごそうなんだけど(笑)


ルー大柴の恥かけ、汗かけ、涙しろ
 今までとは一転、まじめモードです。若者たちにとにかく動け!と説くホットなルーさんでした。語学をやるには、ルーさんのようなハートが必要なんだよね~と思いました。ハグ、オーバーリアクション当たり前だもんね(笑)あと、ルールーム公開もあり。ブログを書くときにフォガットした単語は中学レベルの辞書を使っているとか。「これを全部覚えれば英語しゃべれます。」って、確かにそうなんですよね。

 興味のある方達、ぜひこのDVDをルックして感想をトゥギャザーしましょう(笑)

三浦哲郎 『ユタとふしぎな仲間たち』

2007年10月30日 | 本・マンガ
 (ネタばれありですので・・・ご注意を。)
 先月、劇団四季のミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』を見ました。そして先日、たまたま書店で新潮文庫から出ている原作を見つけて、早速買ってしまいました。舞台を見ているので、話の筋は分かっていますが、読みながら、これを舞台らしくうまく作っているな~と感心してしまいました。原作には、舞台とは違う箇所もありますし、座敷わらしももっとたくさん出てきます。もちろんリーダーはペドロですが。もっと、こどもっぽい座敷わらしですね。もっとも舞台は演じているのは、大人ですしね。
 
 飢饉などで間引きされた子どもが座敷わらしになり・・・。生まれたときが死んだとき、死んだときが生まれたとき・・・・。暗い背景ですが、私も交じりたくなってしまう世界です(笑)ヒノデロはやっぱり可愛いですし!

 ラスト、座敷わらしが村を去っていく原因は舞台とは違い、山火事が原因です。ユタがどんどんたくましくなって村になじんで・・・そんなところでのペドロたちとの別れ。ユタがペドロたちの身を案じるところなんか、涙が出てきました・・・。ペドロの別れの言葉もまた良いです。ほのぼのした世界に浸りつつ、ホロリとしてしまいました。
 

入江敦彦 『怖いこわい京都、教えます』

2007年10月30日 | 本・マンガ
 ここ最近、京都へ行きたい病を患っています(笑)そんな私が図書館で見つけてこんな本を借りてしまいました・・・・。いわゆる心霊スポット紹介といったオカルト的なものだけを紹介した本ではないです。色々な場所や風景や伝説にまつわるものから・・・・「いけず」「京都の老人」といったものまであります。

 紹介されている所で行ったことがあるところは、血天井の「正伝寺」。もっともここは比叡山を借景とした庭園を目当てに訪れたわけですが・・・。縁側から庭園を眺めていて、ふと上を見上げて「あっ」と思った覚えが。一番最初に訪れた、血天井で有名な「養源院」は、血天井そのものよりも、おばあちゃんが竹ざおで天井を指しながらガイドしてくださるんですが、解説が擦り切れたテープで(苦笑)そちらの音声の方が怖かったこととか思い出しました・・・。でもどちらも、血天井には多少ぞぞっとするものの、その他の見所もたくさんありますので、おすすめスポットです。

 他にも行ったことがある場所のこわいエピソードに「ほぉ~」と思ったりしました。けど、私はこういう本などで好奇心を抱くだけで実際には行きたくないな・・と思います。単に怖いからということもありますが・・・。
 知らないでバスで横を通った「深泥池(みぞろがいけ)」も、なんかおどろおどろしい雰囲気だな~と思ったことがありますが、ここもワケアリなところだったんですね・・・。京都出身の方に伺って知りました。(もっともここは、貴重な動植物が生息する池としても有名なんですけどね・・・。)

 あと、怖い~と思うのが、「丑の刻参り」ですね・・・。呪いがどうというよりも、呪っている人の方が・・・(苦笑)釘跡が残る木とか・・・いやだなぁ・・・。でも最近は、丑の刻参りの本場のある有名な神社では、五寸釘ではなく5センチの釘が残っていたり、社務所に「藁人形を売っていないんですか?」と尋ねる観光客や、明るいうちにコンコンやって神主さんに「やってはいけませんよ」と言われても「ここは、こういうところでしょう?」と言い返したりする人もいるとか・・・。褒められることではないけれども、同じやるにしても、やり方があるだろうとツッコミたくなります・・・・。むしろ、「あんた、それヤバイだろう」と・・・。

 ああ、やっぱり人間が一番怖い。

 ちなみに私は、四条の阪急の前を歩いていたら、顔にピアスをしていた怪しげな(ヤバイだろうという雰囲気の)男性が近づいてきて、何か宣伝らしきぶ厚い冊子を手元ではなく、顎の下(首もと?)に出してきた・・・・。というか突きつけてきたというレベルに等しいのですが・・・もうびっくりして走って逃げました・・・。これは京都という範囲を超えて、怖かった出来事なんですが・・・。やっぱり人間の方が怖い(苦笑)

戸板康二 『團十郎切腹事件』

2007年10月29日 | 本・マンガ
 六条亭さんのブログでお勧めされていた戸板康二の中村雅楽探偵シリーズ全集の文庫1巻をようやく読みました。数ヶ月前に買って読み始めたのですが、途中で中断していたりしたので(笑)さらに、読了後の感想も少し遅くなってしまいました(^^;

 老優、中村雅楽が歌舞伎界や芸能界で起こった殺人事件などを推理、解決するというシリーズで、1巻には直木賞を受賞した表題作「團十郎切腹」をはじめ、短編18話が収録されています。著者の戸板氏は歌舞伎評論家でもあるので、歌舞伎の舞台や小道具などの描写が細かく描かれているのでとても面白いです。歌舞伎ファンの人は、絶対に楽しみながら読めることでしょう。中村雅楽は実在する役者さんに当てはめるとしたら誰だろう?と想像したりしました(笑)もっとも、こんなに劇場(歌舞伎界)で殺人や事件ばかり起きていたら大変だよ・・・というツッコミどころはなしですが(笑)でも面白くて、読書再開後はほとんど一気に読んでしまいました。

 中村雅楽探偵全集は全5巻で現在4巻まで出ています。また続きを読んでみようと思っています。

富士山に雪が・・・

2007年10月28日 | 雑感~ひとりごと
 今日は久しぶりにきれいに澄んだ富士山を見ました。だいたい夏は霞んでいたり曇っていたりして見えませんが・・・。昨日の雨は、富士山では雪だったようで・・・。こんな富士山を見ると、もうすぐ冬なんだな~と思います。やっと秋になったと思ったばかりなのに・・・・。きっとこれから、もっときれいな富士山を見ることができるでしょう・・・・。



 今日は11月の歌舞伎座のチケットをようやく取りました。ほとんどの日程残っているんですね。11日の昼の部です。お目当ては御所五郎蔵です!(ええ、もちろん・・・。)前に通しで仁左衛門さんの五郎蔵を見ました。あのときは時鳥殺しがあったな~と・・・・。夜の部も気になります・・・・。
 来月は他に能(関根祥人先生の「羽衣」)や四季の「エビータ」も見る予定です。こんなの久しぶりです(笑)

芸能花舞台 八世観世銕之亟

2007年10月28日 | テレビ
 27日放送のNHK教育芸能花舞台は八世観世銕之亟師の特集でした。私が能に興味を持つようになる前に亡くなられているので、実際には拝見したことがない方です。(著書は読みました。)ゲストは現・銕之亟師でした。その他、野村万作師、中村富十郎丈などが八世銕之亟師の思い出を語られていました。
 舞台映像は『羽衣』『雷電』『三山』の一部が放送されました。『羽衣』は西本願寺の能舞台での演能です。あと、冒頭少しだけ『道成寺』が映りました。
 『羽衣』は西本願寺の能舞台で、とても雰囲気が素敵でした。風になびく羽衣が特に・・・。私、三保の松原の羽衣薪能は一度行ったけど・・・・雨天でホールだったからなぁ・・・(^^;ぜひ今度は現地で見たいものです・・・。
 『雷電』と復曲能の『三山』はもっと見たいくらいです。
 
 あと、富十郎さんのお話も大変印象的でした。歌舞伎が好きだったそうで、お互いの舞台を見合っていたそうです。そして、『車引』を八世銕之亟師(が桜丸)、故観世榮夫師、野村萬師が演じている写真があり、とても印象的でした。そんな交流もあったのですね。能楽師の方々が演じる歌舞伎も見てみたいな~(笑)でも、これって昔なら絶対にありえないことなんでしょうね(^^;
 
 もう一度、この方の著書を読み直してみようと思いました。

「石はきれい、石は不思議 -津軽石の旅」展

2007年10月27日 | アート・イベント
 24日、お友達にお勧めされた京橋INAXギャラリーの「石はきれい、石は不思議-津軽石の旅」展へ行ってきました。ここのギャラリーは前にそのお友達に連れて行ってもらって、割とお気に入りなんです。無料だし(笑)

 たかが石されど石と感じたこの展示。いろんな方が拾ってきた石のコレクションはまるでガラス工芸品のようなものもあります。本当いろいろな模様があり、自然が作り出したの?と思うようなものがたくさんです。というか、それだけ自然ほど美しいものはないということでしょうか?

芸術祭十月大歌舞伎 夜の部

2007年10月26日 | 歌舞伎
 昼とは打って変わって3階席です(苦笑)でも1等を買ってもよかったかな~とか、もう一度みたいな~と思いました。それくらい面白かったです。

一、通し狂言 『怪談牡丹燈籠』
 今月一番のお目当て演目です。今回の『牡丹燈籠』は大西信行が文学座のために書き下ろしたもので、劇中原作者の三遊亭円朝が登場して高座で『牡丹燈籠』を語るという演出です。といっても私は前回上演されたときは、見ていませんし、他の演出のものも見ていませんので比較できませんが(^^;。でも仁左衛門&玉三郎コンビのファンの私はとっても楽しめることができました。(あのポスターは超ヤバイですよね・・・。)怪談といっても、とても怖い話というわけでもなく、笑える部分もかなりありました。

 序幕の冒頭、新三郎(愛之助)に恋焦がれて死んだお露(七之助)と後を追って死んだ下女のお米(吉之丞)が幽霊となって、牡丹燈籠を手にして新三郎の元に現れます。吉之丞さんのお米は、本物の幽霊ぽくて(見たことないけど^^;)ハマリすぎます(笑)七之助さんのお露もかわいらしいです。愛之助さんは白い絣の着物が似合って素敵ですし、幽霊となっても新三郎に恋焦がれる怖いほど一途で純。それを応援するお米もまた怖いくらい。またお国(吉弥)と源次郎(錦之助)の二人もまた怖い。吉弥さんもよかったですし、かっこいいのにどこか情けない錦之助さんもよかったです。
 さて、仁左衛門さんと玉三郎さんの伴蔵とお峰夫婦ですが、序幕はいつもと違い綺麗綺麗の二人ではないのに、とてもかわいらしかったです。見ていてニンマリしてしまうようなやりとりも何度か(笑)伴蔵は、小心者で情けなくはあるのですが、なんでかっこいいのでしょう(贔屓目ありありです^^;)玉三郎さんのお峰も決して綺麗綺麗ではありませんが、粋でくるくる変わる表情が生き生きとしていて、私にとってはあのような玉三郎さんはとても新鮮でした。いつも見ているような(?)綺麗綺麗な役どころの二人ではないですが、そこは息の合ったコンビですから、二人が幽霊の頼みを聞いてあげるところなどは最高でした!!幽霊にもらった百両を数える「ちゅうちゅうたこかいな~」はツボにはまりまくってしまいました(笑)大金を手に入れた夫婦が頬を寄せ合うところもかわいかったです(笑)

 二幕のお峰と伴蔵夫婦は大金を手に入れたけど、序幕とは違い、夫婦の間が少しぎくしゃくしてしまいます。こういうのって現代にも通じそうだと思いました。伴蔵の浮気を疑うお峰が、馬子の久蔵にうまいことを言って聞き出すあたりは面白かったです。そして、そんなお峰もまたいじらしく可愛いです・・・。伴蔵は、デレっとしているところとか、もうお国とは逢わないからと言い訳したり、そんな決して決まりのよくない男の姿がとてもよかったです。
 好きだ嫌いのというのではなく、「自分の過去をばらされたくない。」からとお峰を殺してしまう・・・。この立ち回り(?)は帯をぶんぶん回すところなんかは、まるで『かさね』のよう。お峰を殺してしまって、それから悲しむ伴蔵。正直、ここで幕になって「これで終わり?」と思いましたが(苦笑)、この手のパターンでいくと、伴蔵にも報いがあるのかな?と思ったのですが、私はこのお峰を抱き寄せる場面を見て、伴蔵にとっての最大の報いは、自分が一番愛する人を殺してしまったこと・・・なんだろうなと思います。
 
 お国と源次郎の最期、お峰殺しの立ち回りは、歌舞伎ならではの残虐美を感じました。この二組の男女の行く末は、幽霊が直接・・・というのではなく、結局己の欲が自分たちを滅ぼしたもの・・・。そして、幽霊よりも怖いものは、人間と思いました。(って、京極夏彦の妖怪狂言『豆腐小僧』でも言ってたな~と思い出しました・・・。)

 最後になりましたが、進行役の三遊亭円朝の三津五郎さんは、口跡が良いので、噺家の役がぴったりでした!!馬子の役も面白かったし、今月は三津五郎さん大活躍だな~と思いました。


二、『奴道成寺』
 三津五郎襲名の時に三津五郎さんの『奴道成寺』を見ていて、それ以来になります。お面をつけて踊るところなどは覚えていましたが、こんなのだったけ?と記憶が(苦笑)元の『娘道成寺』とはまた違った華やかさがありますよね。鞠歌や、3つのお面を使ったクドキ、鞨鼓を使った山尽くしは花四天との立ち回りがあったり、派手で面白いですね。
 所化さんたちも、若手がたくさんで爽やかでしたね。そして、劇中口上があり、玉三郎さんの門下の玉雪さんと功一さんの名題昇進披露がありました。『牡丹燈籠』でも早速台詞つきのお役がありましたし、これからの活躍に期待ですね!

 
 ああ、やっぱり夜の部をもう一度見たくなりましたが、生憎今日が楽日なので、どうあがいても無理です(笑)来月は、先月末から今月半ばくらいまで忙しくてチケット予約のことをすっかり忘れていましたが(汗)、やっぱり仁左衛門さんが見たいので、行こうと思っています(笑)いや、本当に仁左玉ファンとして楽しめた舞台でした!!!思いがけない幸運も舞い込んできましたし、本当に良い日になりました♪

芸術祭十月大歌舞伎 昼の部

2007年10月25日 | 歌舞伎
 こういうわけで、幸運にも2階桟敷席で途中からですが、昼の部を観劇しました。


『恋飛脚大和往来 封印切』
 私、どうも心中ものが好きではないです(苦笑)途中から入ったのですが、既に八さんと忠兵衛がお金をコツコツ火鉢に当てているところで、封が切れてしまったところでした。そういえば、八右衛門は三津五郎さんだったのね。言い合い見たかったな~。(贅沢を言うなという・苦笑)秀太郎さんのおえんさんも好きだし(というか秀太郎さんの女将さん役は好きです。)時蔵さんもとても綺麗です。ただ、前にこれとほぼ同じキャストで見ましたが(八右衛門は富十郎さんの代役で仁左衛門さんでした)、こういうものは、「あんなアホ男・・・・」と思っても、どこか許せてしまう(?)雰囲気がいかに大事なのかという事をいつも思います。

『恋飛脚大和往来 新口村』
 我當さんの孫右衛門がとてもよかったです!!!前に見た仁左衛門さんの孫右衛門もよかったんですが、如何せん若々しいおじいちゃんだったので・・・(笑)親子の情というものが伝わってきました。時蔵さんは封印切の梅川は見たことあるけど、こちらの新口村の梅川は初見です。やっぱり、時蔵さん素敵だな~と思いました。

『羽衣』
 能では見ていますし、お稽古もしていますし、能の曲では一番好きな曲です。歌舞伎舞踊で見るのは初めてでしたが、本当にこれを2階桟敷席から見ることができて、夢見心地のようでした。玉三郎さんの天女に愛之助さんの伯龍という配役です。玉さまの天女はそれはそれは素敵でした。ピンクの着物もとても素敵ですし、羽衣を纏った姿も美しいです。能の謡を知っていると、「ああ、こういう風にアレンジしているんだな~」と思いました。舞も能のような厳かなところもありましたし、伯龍と一緒に踊るところも華やかでした。

銀座天龍の餃子

2007年10月25日 | 美味しいもの
 よく行く喫茶店のマスターにおすすめされた銀座の天龍という中華料理屋さんで餃子を食べてきました。このお店は餃子で有名だそうで、確かに皆さん餃子しか頼んでいない(笑)
 とても大きいということだったんで、覚悟して行きました。実物は想像以上でした(苦笑)3つ食べたところで涙が出そうに・・・・(笑)どんだけ~って感じですよ(笑)いわゆるニラやにんにくの餃子くささ(?)はなく肉がジューシーです。美味しいのですが、1人前8つは多すぎます・・・。半人前とかもあればいいのになぁ・・・。

 5こ食べたところで・・・ギブアップしちゃいました3つ残すのももったいないので、お店の人にお願いして包んでいただきました。マスターにおみやげも頼まれたので、この日は1日ずっと餃子を持ち歩いてました(笑)

Yahoo!グルメの銀座天龍の情報

お大尽気分

2007年10月25日 | 歌舞伎
 日付は変わりましたが、今日(24日)歌舞伎座へ行ってきました。夜の部がお目当てで、昼の部の最後の幕の『羽衣』だけを幕見しようと並んでいました。発売まで時間あるし、椅子に座れたので、本を読みながら時間を潰そうと思っていたら・・・・感じがよさそうな年配のご婦人が「お一人ですか?」近づいてきました。幕見に並びたい人かな~と思っていたら、

「これ、あなたさえよろしければ、見て。私、別のところ行くから。」


 と差し出されたものは、昼の部のチケット。どうやら、株主招待の席のようです。お礼は言ったものの、そのご婦人は風のように去っていってしまいました・・・。チケットをよく見ると・・・・

2階東側桟敷席

 と書いてあります・・・・。昼の部を途中からですがタダ見してしまいました。信じられません(笑)普通の席だったら途中入場が他の人の迷惑になるかな~と思っていましたが、ここならきっと大丈夫と思い、ダッシュで入場(笑)『封印切』の途中から見ました。ほんと、クライマックスで席に着いたら、封印切れちゃった。

 歌舞伎を熱心に見始めて7~8年が経ちますが、桟敷席で見たのは初めてです。いや~、いいもんですね。畳敷きのスペースに座椅子&座布団に、目の前にはテーブル。そして靴を脱いで足はぶらぶら~っとできますしね。そして、何もしなくても花道と舞台が同時に観察(?)できますよ~。

 まさにお大尽気分を味わってまいりました。ここ、ハマリそうですが・・・・・次座れるのいつなんだろうね?!当分はないな~と思います(苦笑)

 本当、見ず知らずの私にとても良い席を譲ってくださった方、ありがとうございます。

 舞台の感想は夜の部の『怪談牡丹燈籠』は書きたいことが山ほどあるので、また後日。でも一つ。仁左衛門さんは何をやってもかっこいい&綺麗じゃない役の玉三郎さんもかわいかったりした。

<追記>
 画像は削除いたしました。

『鬼平犯科帳スペシャル 流星』

2007年10月23日 | DVD(映画以外)
 第1シリーズ26話スペシャル『流星』を借りてきました。どこかで覚えがあるエピソードだなと思いましたら、映画版のエピソードの一つ『流星』と『大川の隠居』のエピソードが盛り込まれていました。こちらの方が映像化は当然先なのですが、私は映画版と6年前のシリーズの『大川の隠居』の方を先に見ているので、なんかしっくりこないところもありましたが(苦笑)(ちなみに今年5月の演舞場で上演された鬼平は大川の隠居ですが、そちらは残念ながら見ていません・・・)少しエピソードが散漫になっている印象はありますが、それでも平蔵の煙管を盗んだ元盗賊の友五郎に対する情けはホロリときてしまうんですよね。
 
 「おやじ、また会おうな。」

 平蔵のこの一言が好きです。
 

大好きな野球 王貞治展

2007年10月23日 | アート・イベント
 「大好きな野球 王貞治展」が地元にも回ってきたので、行ってきました。日本橋三越でも開催されていたそうです。王さんの業績はもちろんですが、WBC関連の展示もあり、見ごたえがありました。私の両親ともに巨人ファンで私もそうです。(ここ数年、試合中継は見ないし、愛はかなり薄れていますが・・・・苦笑)なのでONファンの母親と行って来ました。

 入り口に入ると、昨年のWBC優勝のメンバーのコメントや王さんのユニフォーム、選手のパネルと王さんへのメッセージもありました。そして、メダルやトロフィーも拝めることができ、嬉しかったです。何気にこんなものが、ここに飾られているというのは・・・すごいよな・・・と思いました。
 
 王さん個人のものは、中学時代や高校時代のものから、巨人入団時の契約書もありました。そして、素振りに使っていた日本刀も展示してあり・・・・。実際に使っていたバットやグローブなど、「見る」ではなく、もう「拝む」というレベルの品々です。やはり、凄いと軽々しく言ってはいけないくらい凄いお方なのだなと思いました。

 現役時代を知らない私ですら大感激なので、母親はその何倍も感激していました。出口付近には、王さんが実際に使っていたバット(巨人入団時に練習用に使っていたものですが)を実際に手に取ることができるスペースがありました。最初は、「そのようなもの、凄すぎて触れません~」と思ったのですが、ちゃっかりもってきました(笑)

 報知新聞社主催なので、入場するときに今日の報知新聞と一緒に10月2日の巨人優勝の号外ももらったんですが・・・今となっては・・・この号外を見るのは大変見たくないものというか・・・・(苦笑)
 
 沼津のイシバシプラザで28日まで開催されています。お近くの方はぜひ!

『鬼平犯科帳スペシャル 兇剣』 (DVD)

2007年10月21日 | DVD(映画以外)
 図書館に第1シリーズのDVDがたくさんあるので、たまに借りています。今回はたまたまあったスペシャル版を2本借りてきました。やはり図書館ですからね、お金はかからないのでおいしいです(笑)これは第12話スペシャル「兇剣」です。89年の放送のものです。
 この回では鬼平が江戸を離れて京都と奈良を舞台にしています。おなじみの密偵たちは今回は出てきません。(ちょっと寂しい?)でもその分、うさ忠こと木村忠吾は出番多いです。(密かに忠吾は好きなキャラです!)

 このお話で豪華だな~と思ったのが、長谷川平蔵役の吉右衛門さんと岸井左馬之介役の江守さんとの2ショットでしょうか。特に殺陣。平蔵が一人で、大勢の敵と闘っている時に助けに来る岸井・・・・かっこよすぎます!!!この平蔵対大勢の殺陣だけでもかっこいいのですけどね。殺陣だけじゃなくて、二人で飲み交わしたりする場面もいいですね。

 鬼平DVDボックスは高いうえにシリーズがたくさんあるので、購入はできませんが(泣)ぼちぼち借りて見て楽しみたいと思います。