みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

追い込みお稽古

2007年02月28日 | お稽古
今日は、3日の会が間近で、先生が心配だから・・・ということで、特別にお稽古をつけていただきました。私ともう一人学生さんの二人だけの超濃密稽古。中之舞はだいたいOKですが、自分としては『清経』が微妙(^^;。あと中二日なので、追い込みかけて覚えないと~。
 あと、今日は袴をちょっと着けて稽古してみました。(ちょっとだけですが。)やっぱ所作とかも違うし・・・。座り方とか色々なことを伺いたかったので・・・。 先生に着けていただきましたが、やはりプリントとは違い、実用的かつ簡単な着付け方で・・・。着流しよりは断然楽だなと思いました。そして・・・何よりも気分が違います(笑)うまくなった気分です。先生にも「馬子にも衣装」と(笑)

 今日は、最初に紫の調べ緒の鼓を打ちました。歌舞伎囃子で朴清さんが紫の調べの鼓を打っていらっしゃるのは見たことありますが、実際に見たのは初めて。「紫なんですね。」と言うと、「紫は、お殿様とか偉い人からの賜った鼓につけていたもの」なんだそうです。その皮か胴の元の持ち主は分かりませんが、(たぶん皮だったと思います。。。)そういう物を打たせていただくなんて大変光栄です(^^;。お稽古でも、道本(いわゆるヴァイオリンでいうとストラディバリウスのような鼓の作者)を打たせて頂くことがあるので、大変ありがたいことです。ただ・・・肝心の音が良い音が出ていないんですけどねぇ(^^;。


 体調がいまいちというか・・・昨日ヘロヘロにバテていたので、体調管理もしっかりしていかないとなぁ・・・。

アカデミー賞

2007年02月26日 | 雑感~ひとりごと
 今日、第79回アカデミー賞が発表され、『ディパーテッド』が作品賞、監督賞(マーティン・スコセッシ)、脚色賞、編集賞を受賞しました。原作の『インファナル・アフェア』三部作のファンで、先日ハリウッドリメイク版の『インファナル・アフェア』を観て、ちょっと不満を持った身としては、大変複雑な心境でして・・・(^^;。ちなみにその時の感想はこちら『ディパーテッド』感想

 ハリウッドでリメイクされ、それがオスカーを受賞したということは、原作も評価されているに同じことなので、嬉しいには嬉しいのですけれども、感想でも書いた通り・・・、あれで賞かぁ・・・という思いもあります(^^;。
 私はWOWOWに加入していないので、授賞式を全部見ていないのですが、どうやら、脚色賞の時に「日本のインファナル・アフェアという作品を脚色・・・」とアナウンスされちゃったようで・・・・。その後に訂正があったとかなかったとかですが・・・。これもなんか複雑な気持ちになる・・・。
 『インファナル・アフェア』そのものの評価というか認知度も、もっと上がってもいいのではないのかしらと思います・・・。この作品・・・ちょっとマニア的かもしれないので(笑)
 という事で、最近というか前から身の回りの人に対して、DVDを貸すなどして普及活動をしていますが、今後も普及活動を続けていきます(笑)


 その他、ノミネート作品でも気になるものがあります。『硫黄島からの手紙』は、結局DVD鑑賞になりそうです(^^;。助演女優賞にノミネートされた菊池凛子出演の『バベル』も気になります。ブラピ、ケイト・ブランシェット、役所広司も出ているし(^^)あとは『クイーン』も気になります。

OSCAR.com(オスカー公式HP・全部英語です。)

坂東玉三郎と篠山紀信

2007年02月25日 | 雑感~芝居関連
 篠山紀信撮影の玉三郎さんの写真集が発売になる。篠山氏が37年間玉三郎さんを撮りつづけた全104演目450点以上が収録されているとのこと。それなりにお値段も38000円となかなかのものですが、豪華版の値段を知りさらにびっくり!!!

   ・・・・50万円・・・・

 ここまでくると、これを買う人の顔を見てみたいです(笑)確か装丁が豪華な布を使っているんですっけ?それとも50万から比べると3万8000円が安く思える・・・という作戦だろうか(笑)あと、丸ビルで写真展も開催されるそうです。入場無料で。参照記事「玉様図鑑」

 「五代目坂東玉三郎写真集」発売記念写真展
 3月5日~3月11日 丸ビル1Fマルキューブ 
 入場無料  


 行きたいけど、、、行けるかどうか(笑)たぶん無理だと思う・・。もう10日延期してくれたら見に行けるのに(笑)篠山氏の撮る玉三郎さんの写真はとても好きです。図書館に行ったときにまた見ようっと。(大きいのは持ち帰りが大変だし・・・笑)ハイビジョンの特番を見たら、写真集のことがとても気になってしまいました。また後日この番組についても書くつもりです。

古谷さんと池田さんのラジオCM(3)

2007年02月24日 | 雑感~ひとりごと
 またまた古谷徹さんと池田秀一さんの携帯電話会社ド●モのラジオCMで新しいバージョンができました。新バージョンと改訂バージョン合わせて14本あります。しかも今回はナレーションにキシリアの小山茉美さん。内容といい、絶対制作者はガンダムファンに違いない(笑)
 今回のつぼは・・・「アニメの時間編」の古谷さんの「殴ったね!兄さん!!」です(笑)思わず吹きました・・・(^^;。あと、同じアニメの時間・・・での「メガネっ子」って・・・ア●レちゃんの小山さんを意識しているのでしょうか?!池田さんの最後の「ちっ、やるなド●モ」もそうですが、やっぱりシャアっぽい台詞も可笑しいし、赤いミリタリースーツも笑えます・・・だめです・・・。

ラジオCMですがパソコンからでも聴くことができます→ラジオCMトップページ

(26日追記)今、間違いに気づいた・・・古谷じゃなくて、古屋になってました(^^;。どうしても後者の方を変換してしまうのよねぇ・・・(--;。失礼いたしました。訂正しました。

ちびまる子ちゃん連続ドラマ化

2007年02月22日 | 雑感~ひとりごと
 今までスペシャルドラマで放送された『ちびまる子ちゃん』が今度は連続ドラマになるそうです。3月で打ち切りになるミリオネアの後番組として4月から放送。えいちゃんは卒業するそうです。ちょっと残念ですが、大きくなっちゃうから仕方ないかぁ。おじいちゃんとおばあちゃんのコンビ以外は変わるみたいです。ヒロシとお母さんも変わらないでほしいですが、そこのところはどうなんでしょうかね?

参照HP webザ・テレビジョン

通し狂言『仮名手本忠臣蔵』 夜の部

2007年02月22日 | 歌舞伎
 昼の部の感想はこちらを

 夜の部は一等席9列真ん中という、舞台全体も花道も見やすいお席での観劇になりました。昼夜の通しの中での一番のお目当ては七段目。重々しい昼とは対照的に華やかな場面も多いので、時間があっという間に過ぎてしまいました。

五段目 山崎街道鉄砲渡しの場、同 二つ玉の場 
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場


 正直、この話はちょっと苦手。なぜなら、勘平の切腹があまりにもかわいそうというかなんというか・・・最初から刀傷だと分かっていたら救われたのにと思っても、芝居ですから、あまり理屈で見てはいけませんけど(苦笑)でもその早とちり(?)の勘平も哀れだな・・・と思うかどうかは役者さん次第なんでしょうね。菊五郎さんの勘平良かったです。菊五郎さんは、昼では塩治判官で切腹、夜は勘平で切腹・・・。一日2回切腹を25日間するのか・・と別の意味で感心(^^;。
 女房お軽は玉三郎さん。勘平に尽くす姿が可愛く、夫あのために身売りも厭わない姿は、勘平への思いが伝わってきてとても素敵でした。
 あと、時蔵さんも良かったです(^^)昼のお軽もよかったですが、こういう感じの役も好きです。その他、吉之丞さんの母おかやも良かったです。そして梅玉さんの定九郎は・・・あまり悪人ぽくなかったです。。。


七段目 祇園一力茶屋の場

 期待通りというか、期待以上の舞台でした。吉右衛門さんの由良之助、玉三郎の遊女お軽、仁左衛門さんの平右衛門という豪華顔ぶれ。私が好きな役者さんが勢ぞろいということもありますが、それぞれの役者さんの魅力が引き立つ舞台でした。
 吉右衛門さんの由良之助は、たっぷりしていてなおかつ色気がありました。遊興にふけっているところは、敵も味方も欺きつつ本当に楽しんでいるような・・・。お茶屋遊びはとても楽しそうだなぁと思ってしまったりしました(笑)ちなみに見立ては、「播磨屋の当たり役の石切梶原」。思わず吉右衛門さんの反応を見てしまったり(笑)
 玉三郎さんのお軽もとても美しく、二階から鏡で手紙を盗み読みする姿などすべてが美しいです。仁左衛門さんの平右衛門は初めて見ましたが、愛嬌もたっぷりでとても良かったです。そして、玉三郎さんのお軽の兄という設定ですからね・・・。とてもお美しい兄妹です(笑)このコンビならではだなぁというのが、兄妹だということを忘れてしまうということでしょうか・・・。偶然再会して、「綺麗になったなぁ」と見とれて、お軽にいろいろポーズさせて・・・(笑)本当に見とれているような感じだったので・・・(笑)由良之助の手紙の内容を平右衛門に伝えるところなど二人のシーンは絵になりますね。ここでもお軽は終始、勘平だけでなく、家族への思いが伝わってきました。遊女でありながら、腰元であった時の気さ、女房としての勘平の気持ち・・・。すべてが詰まっていました。六段目のあの慎ましやかなお軽があってこそ、七段目のお軽が生きるんだなと思いました。
 とにかく絶品の七段目でした。いつか仁左衛門さんの由良之助を見たい。。。と思いました。確か前に大阪で関西の演出で通しがあった時に由良之助をなさっているはずですが・・・。七段目だけでもよいのでお願いします(笑)


十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場、同 炭部屋本懐の場


 実際に討ち入りの時は、雪は降っていなかったと言われますね。テレビで忠臣蔵がやるときも、討ち入りの場面というと雪・・です。人形浄瑠璃の方が先ですが、それだけ芝居の影響というものはすごかったのだろうなと思います。
 浅葱幕が振り落とされると、四十七士が門前に勢ぞろい。このときの吉右衛門さんがかっこよすぎます!!私だけではないと思いますが、鬼平を思い出しました・・・。十一段目はストーリーというよりも立ち回りで終りますが、一日かけて大作を見るのは疲れますが、観終わった後、すっきりした気分になれました。

 一日かけて通しを見るのは疲れましたが、歌舞伎の代表作を一日かけて観るというのも、とても贅沢だなぁと思いました。特に昼の部は、道行以外は単独上演というのはまずないので。でもその昼の部を観たからこそ、今まで観たことあった五・六段目、七段目、そして九段目に繋がりました。
 あと、劇場は人ごみでしたし、疲れたのもあって、次の日風邪をひきました(苦笑)熱はなかったですけど・・・。結構咳していた人もいたし、もらってきたのかも・・・。水分補給など気をつけていましたが・・・・(^^;。こういう時期の劇場は要注意かも(^^;

通し狂言『仮名手本忠臣蔵』 昼の部

2007年02月21日 | 歌舞伎
 20日は、久しぶりの歌舞伎座というか歌舞伎観劇というか・・・芝居観劇をしました。今月は『仮名手本忠臣蔵』の通し上演なので、せっかくなので通し観劇。11時開演の昼の部から、夜9時終演の夜の部まで約10時間も歌舞伎座に篭っていました。(昼夜入れ替えの時に、外でお茶したものの。)今まで、単独上演でよくかかる五・六段目や、七段目、八・九段目は見たことありますが、通し観劇は初めて。NHKから出ているビデオは見たことありますが。前回の歌舞伎座での通しの時は、わたくし・・・七段目のみ幕見だったので。一日中観劇ですと、正直・・・コクリコクリしたところもありましたが(^^;。でもやはり通し狂言の通し観劇は良いものですね(^^)

 歌舞伎をあまりご存知でない方は、忠臣蔵の登場人物と名前が違う!と思われるかもしれませんので一応説明。江戸時代に赤穂浪士の討ち入り事件が起きた後に人形浄瑠璃や芝居になったのですが、そのままの名前で上演すると、まずいので(幕府が・・・・)時代を鎌倉に移し、登場人物の名前も違います。たとえば、大石内蔵助→大星由良之助など。

大序・鶴岡社頭兜改めの場
 まず、開演前に口上人形が配役の紹介。前に本で開演前(だから11時より前)に口上人形があると思ったのですが、所定の時間からでした。見ることができない人もいるからかしら?!「エヘン!」というのが面白いです。幕開きも四十七士にちなみ、柝を四十七回打ち、それぞれの役の紹介(?)が竹本によってされると、動きが人形ぽく儀式性が高いので、「これから通しを見るんだ!」という気分になります。そして、いかに歌舞伎で忠臣蔵は大切な狂言かというのもわかります。
 憎たらしいはずの高師直(いわゆる吉良ですね。)も富十郎さんが演じると、憎たらしいだけでなく、人間性あるといいましょうか・・・(笑)三段目もそうですが、色と欲が好きなじいさんという・・・。桃井若狭之助の吉右衛門さん、ああいう血の気が多いような役が似合うなぁと思いました。塩治判官の菊五郎さんはここではひたすら仲裁役であまり目立たないので、次への刃傷へ繋がります。ここでは登場人物の衣装の色がそれぞれの役柄を表していて、視覚的に面白かったです。

三段目・足利館門前進物の場
    同 松の間刃傷の間


 以前見た九段目に繋がりました。桃井若狭之助の家老の加古川本蔵が、高師直に袖の下を贈ったので、怒りの矛先が若さ之助から塩治判官に向けられて、刃傷に及ぶので。賄賂をもらったから若狭之助の態度が変わったのと、顔世御前に振られて、塩治判官をねちねちいじめる嫌な感じの富十郎さんが良かったです。松の廊下の刃傷・・・「殿中でござる!」は有名ですよね。私・・・これでなくても思いますが、武士が二度も老人を斬りつけておいて、殺せなかったのかと忠臣蔵を見る度にいつも思います。(突っ込んではいけないかもしれませんが・・・^^;)


四段目・扇ヶ屋塩治判官切腹の場
     同 表門城明け渡しの場


 入場制限があるくらいの場面なので、やはり一番重い場です。切腹するまでもそうですが、それからも・・・・長い・・・・。緊張感がありますが・・・。すみません、これ菊五郎さんというか・・・塩治判官がいなくなってから記憶が・・・(T-T)
 ここの場面で私が一番良いと思ったのが、梅枝君の力弥が良かったです。綺麗で品があって、所作もとても綺麗で・・・。さすが時蔵さんの息子さんと思いました(^^)これからも注目しようと思いました。

浄瑠璃『道行旅路の花婿』
 全体が重い昼の部の最後を飾るのは華やかな舞踊。梅玉さんと時蔵さんコンビはちょっと地味な感じはあるものの、桜と菜の花と富士山の舞台がとても素敵ですし、晴れやかな気持ちになりました。時蔵さんの腰元お軽素敵でした!!翫雀さんの鷺坂伴内もコミカルで、幕を自分が引っ張りながら引っ込むのが面白いです。

 しかし・・・昼の部は三階で見ましたがさすがに疲れました。観劇前から疲れていたのもあったんですけど・・・。この後、夜の部までちょっと外でお茶をしていました。夜の部の感想はまた後で(^-^)

歌舞伎検定!

2007年02月21日 | 雑感~芝居関連
 最近、いろいろな検定やご当地検定や趣味検定なるものが出てきましたよね。わが地元でも「富士山検定」というものができました。すでにご存知の方もたくさんいらっしゃることと思いますが、今度は歌舞伎検定が行われるそうです。来年春に4級のみ実施。再来年から3級以上を実施するようです。マークシート式だそうで・・・。難しい漢字を書かなくてもよいからこれなら受けてみようかな(笑)
 参照記事(歌舞伎美人サイト)

 はっきり言って、この検定をパスしても社会的にどうという資格ではないでしょうけど(苦笑)、歌舞伎ファンとしては受検してみたいですね。これを機にいろいろ勉強できそうですし。歌舞伎だけでなく、関連する歴史とか・・・・。受検したい人ってどれくらいいるんでしょうかね?!

『ユナイテッド93』 (DVD)

2007年02月19日 | 映画(DVD含む)
ユナイテッド93 UNSD-45093ユナイテッド93 UNSD-45093

 劇場公開時は、あまりにも重そうなので避けていたというか、見る気がなかった作品・・・。9.11同時多発テロに巻き込まれたユナイテッド93便。主役がいるわけでもなく、有名俳優が出ているわけでもなく、淡々と進められていきます。ただ、普通の映画と違うのは、これが実際に起きた出来事だということです。あの事件の見方や是非はどうであれ、多数の民間人犠牲者が出たのは事実です。あの瞬間を生で見ていた私は、当時の衝撃も思い出しながら見ていました。もしかしたら、うんざりするようなアメリカ万歳映画だろうかと思いましたが、そんなことは感じる間もなく見ることができました。でも、娯楽アクション映画であるハイジャック映画とはまったく同じ見方で見ることはできませんでした。やはり実話は重い・・・。

 たまたまあの飛行機に乗っていた乗客たちの思い。家族へ電話をかけるシーンが一番印象的。危機的状況に見ず知らずの乗客たちが立ち向かう姿も。それも、よくあるアクション映画のヒーローとは違い生々しい・・・。ラストは分かっているんですが、あの最後のカットは胸が詰まりました・・・。
 もちろんあんな事件を起こしたテロリストは許されません。が、被害者だけでなく、加害者もなぜあのような行動を起こしたのか・・・。一方的な立場からの視点だけでなく、そういうことも考えなくてはいけないと思いました。どうしてもテレビニュースに頼ると、偏りがちになってしまいますが・・・。あの事件が起きた時は、大学生でした。あの夏から友人が何人かアメリカ留学していました。なのであのニュースを見たとき、「巻き込まれていないだろうか?」と不安になったのを覚えています・・・。何事もなかったですが、「もし・・・」と想像すると、やはり恐ろしくなりました。この映画を見て、テロがどう・・・というよりも、犠牲者一人一人の思いを想像すると胸が痛くなりました。
 やっぱり・・こういう映画の感想はなかなかうまく纏められません・・・。

『陽気なギャングが地球を回す』 (DVD)

2007年02月19日 | 映画(DVD含む)
陽気なギャングが地球を回す プレミアム・エディション GNBD-1125陽気なギャングが地球を回す プレミアム・エディション GNBD-1125

 これも劇場公開時に見に行きたかった作品。ご贔屓役者の佐藤浩市が出ているし!と言っても、佐藤さんだけでなく、大沢たかお、鈴木京香など割とお気に入りの役者さんなので豪華キャスト目当てで鑑賞。
 あらすじはこちらを(goo映画)

 嘘を見抜く男、正確な体内時計で時間を計れる女、スリの天才、演説の達人の4人がチームを組み銀行強盗。銀行強盗のやり方もユニークですが、映像もスタイリッシュでお洒落。でも、ストーリーがちょっと物足りないかなという気もしましたが・・・。脇役も豪華だし、良くも悪くも役者さんが魅力の映画。大沢たかおはかっこいいし、佐藤浩市はよくしゃべる金髪男で今までにない感じだし。(個人的にはちょっとコミカルな役が好きだったりするのですが。)鈴木京香は綺麗だし、松田翔太君は初めて見ましたが、お兄さん(松田龍平)と似ているけど、タイプが違うなという感じです。あと、脇役の大杉漣、篠井英介、古田新太などちょい役でも大物が出ていたりして豪華でした。
 正直、期待していたほどではありませんでしたが、映像と音楽のかっこよさと役者さんの演技は楽しめます。

のだめののどあめ

2007年02月18日 | 素敵なモノ&おまけ
 2日連続のだめネタ。といっても音楽でも漫画の話でもなくのだめグッズについて(^^)「のだめののどあめ」をやっと入手しました。発売されてから、いろんなコンビにとか探していたのですが、見つからず、今日ふと入ったスーパー(しかも出かけついでに寄った普段は立ち寄らないスーパー)で入手。しかも残りが4つだけだったので、残り4つを鷲掴み(笑)ものすごく小さな満足(笑)
 ちょっと小さめの袋で飴は4つです。「のだめののどあめ」・・・まるで早口言葉というか駄洒落で作ったのかという商品ですね(^^;。私は、スケジュールシール2種類、プリごろた、マングースシールをゲットしました。カードとかだとダブりはちょっと嫌ですけど、これはダブりを貼る用にしたい(笑)

『のだめオーケストラLIVE!』

2007年02月17日 | 音楽
 昨年、発売直後にCDショップで試聴した時は、一部収録とかが多いので買うのはパス(^^;。でもツタヤにあったので、気になるしレンタルしてきました。

収録曲
ディスク:1
1. ベートーヴェン:交響曲第7番
2. ベートーヴェン:交響曲第7番
3. ベートーヴェン:交響曲第9番
4. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
5. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
6. モーツァルト:オーボエ協奏曲
7. ブラームス:交響曲第1番
8. ブラームス:交響曲第1番
9. サラサーテ:カルメン幻想曲
10. ベートーヴェン:交響曲第7番
11. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
ディスク:2
1. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 「悲愴」
2. モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 第1楽章
3. モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ
4. モーツァルト:オペラ「魔笛」より
5. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 作品24 「春」
6. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 作品24 「春」
7. ベートーヴェン:交響曲第7番 ピアノヴァージョン
8. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ ニ短調 第2番
9. ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 2台のピアノ
10. ショパン:エチュード 作品10-4
11. ドビュッシー喜びの島
12. ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
13. シューベルト:ピアノソナタ第16番イ短調 D.845
14. モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 第1楽章



ジャンルとしてはクラシックですけど、クラシックファンの方は・・・たぶん・・・途中で切れていたり(というか終っていたり・・・)するので、物足りない方もいらっしゃるかもしれません・・・(^^;。私もたまにクラシックを買って聴く程度なのですが、「えー、ここで切れてる・・・」と思ったのがいくつかあったので・・・(大好きなラフマニノフピアノ協奏曲第二番の第一楽章とか・・・)あくまでドラマ『のだめカンタービレ』のサントラとして気軽に聴くのがベストかなと。。。でも良い曲がたくさん入っていますし、気軽に聴く分にはかなり満足度の高い内容ですね
 普通の正統派(?)クラシックと違うのは、演奏レベル(Sオケの演奏曲はわざと、それっぽく演奏しているのだと思いますが。)もそうかもしれませんが、ドラマで使われたバージョン収録されていること。モーツァルトの2台のためのピアノソナタ(のだめと千秋が連弾した曲)で、のだめが二小節目で間違えるバージョン、ベートーベンのヴァイオリンソナタ第五番「春」の峰バージョンとか・・・。正統派バージョンも収録されているので、演奏家による個性というか、ドラマを思い出す音源でとても面白いです。あと、ピアノ2台で千秋がオーケストラ部分を弾いた二台のピアノバージョンのラフマニノフピアノ協奏曲第二番も普通の音源ではまず聴けませんよね・・・(^^;。これは良かったです!!私、ピアノを習っていた時、妹と発表会で連弾やったりしていたんですけど、こういうの弾けたらかっこいいなぁと思ってしまいました。ま、弾けたら音大に行ってるか(笑)これも普通のオーケストラバージョンと、のだめと千秋のピアノバージョンが収録されていますので比べることができ面白いです。
 あと、学園祭でSオケが演奏した、『ラプソディー・イン・ブルー』ものだめマングースのピアニカバージョンがGOOD。ピアニカっていうのが良いですよね・・・(笑)この曲もエンディングで使われていたバージョンも収録されているので、聴き比べもできて面白いです。

他に良いなーと思ったのが、モーツァルトのオーボエ協奏曲(いぶし銀ピンクな黒木君~)、とサラサーテのカルメン幻想曲です。第一楽章のみでも途中で切れていないし(笑)カルメン・・・のはドラマではちょっとしか流れなかった気がしますが、この曲とても素敵!!オペラのカルメンの曲の旋律をヴァイオリンで演奏しているので、とってもカッコイイです!!(オペラそのものは見たことありませんが、曲は某映画のサントラで聴いて好きになりました。)
 ベートーベンとかブラームスとか、ラフマニノフとかは・・・好きなんですが・・・途中で切れているのでちょっと物足りないです。でものだめを見て再びクラック熱に火がつき(と言っても、そんなに詳しくないのですが・・・^^;)図書館でいろいろ借りてきてダビングしたので、そちらを聴きます(笑)
 聴くのもそうですが、久々にインテリアと化しているピアノに触ったりもしています(笑)弾く・・・じゃなくて触っている・・・ですが(^^;。だって・・・もう楽譜をパッと見て弾けません・・・ブランクは恐ろしい(笑)
 ちなみに、コミックの最新刊17巻も無事入手。千秋も好きですが、黒木君も気になるパリ編です(笑)

袴が届きました!

2007年02月16日 | お稽古
以前から、このブログにも何回か袴を作る計画を書いていましたが、ついに注文していた袴が届きました

 今日は、もう時間がないので、広げたり、実際に着けたりはしませんが、中身を確認!!ご丁寧に、袴の着付け方のプリントが何枚も入っていました。ありがとうございます(^-^)。もちろん請求書も入っていましたけど(笑)

 師匠に相談して、私の持っている色無地に合う色を選んで頂きました。仕舞など舞う人は正絹の方がよいですが、囃子でずっと座っているだけなので、化繊で良いとアドバイスを頂きました。正絹はいずれ作りたいと思います・・・。素材は絹交織です。絹とシノンという牛乳からできた繊維の化繊の交織です。牛乳から・・というのが面白いですね。

 今回、袴を作るにあたり、仕舞袴は他の袴(卒業式の時に着るような袴)と違うことは知っていましたが、流派ごとに仕立ても違うことを初めて知りました。しかも同じ観世でも梅若はまた違うとか・・・。やっぱり、こういうのはそこら辺の呉服屋さんじゃ分からないだろうなぁと思います・・・(^^;。

 この土日で着付けの練習をしようと思います。袴そのものよりも・・・その下の着物の裾の処理が面倒くさそうなので(^^;。そこのところを気を付けたいと思います。

 やる気も出てきました!!まずは目の前の会に向けて頑張ります!!

『M:i:3』 (DVD)

2007年02月15日 | 映画(DVD含む)
M:i:3 スペシャル・コレクターズ・エディション[HD DVD] PPWH-110291M:i:3 スペシャル・コレクターズ・エディション[HD DVD] PPWH-110291

 1作目も2作目も映画館で見たのですが、昨年夏に公開された3はなぜか見逃してしまったんですよね・・・(^^;。個人的に『2」はいまいちだったのですが、映画通の知人から「3」は面白いよと言われていたので、それを信じて見ました。私、小さい頃から、トム・クルーズは好きな役者さんなんですが、やっぱりかっこよかったです!!俺様かっこいいだろ映画でいいんです、彼は(笑)でも「1」はビデオ(笑)もあるくらい好きなのに「2」は一度きりしかみていないので、内容忘れました<マスク~なのは覚えていますけど。

 前作に比べて「1」を意識したようなチームワーク。あまりスパイ物という感じはしませんが、単純にアクションだけ見てもかっこよいです!!トムかっこいい~!と思いながら見ていました(笑)冒頭の、マッチで導火線に火を点けるシーン(音楽込みで!)もドキドキです。でも橋の上の爆破シーンはあまりにも凄すぎてちょっと笑ってしまったけど・・・。バチカンに潜り込む時、塀の上から、地面すれすれに落ちるところ、、、あれ「1」を思い出しましたよ!!!(私だけではないはず。)
 単純にアクションを楽しむなら、まあまあかと思います。でも私は「1」の方が好き・・・。でもトムはカッコイイ(笑)あと、前にも何かの映画の感想で書きましたが、ローレンス・フィッシュバーンは松平健に似ていると思う・・・。

『ディパーテッド』

2007年02月13日 | 映画(DVD含む)
 久々映画館で映画鑑賞。私、この映画の元ネタ『インファナル・アフェア』が大好きで、ハリウッドリメイクされたらどうなるのか興味半分、不安半分で鑑賞しました。意地悪な見方かもしれませんが、元ネタと比較しながら鑑賞。
 あらすじなどはこちらへどうぞディパーテッド - goo 映画

ネタばれ注意!!
 (未見の方はご注意を!)

 感想は、まあこんなもんかなという感じですね。で、やっぱり原作(?)の香港版は神だと確信しました(笑)私としては、ラストが気に食わないですね・・・。
 「無間道」が描かれていない!!!。仏教的思想がないのは仕方ないですが、うーん・・・ちょっと違うんですよねぇ。最初に教会が出てきたので、キリスト教的な「善」の捉え方も入っているのかと思いましたが、たぶん・・・ない・・・(^^;。オリジナル版のファンからすると、あれじゃただの潜入捜査官物の映画です。とはいっても、最近のハリウッド映画にしては、珍しく飽きることなく見ましたが。(所々、私が苦手な目を覆いたくなるシーンも結構ありましたが・・・)

 オリジナルと比較しながら見ていたので、ここがこれかぁと思ったり、違いもみつけたり・・。携帯電話を駆使するところは原作と同じでした。ただ、モールスは使っていませんが・・・。あと、原作では一人だけの自分の身分を知っている刑事さんも二人になっていたり。でも屋上は2回だけ。あと、警察のネズミを調べるために名前や社会保障番号を書かせるとき、字を教えてあげるシーンがあるんですが、原作は漢字でハリウッドは綴り。こんな風な文化的違いも面白かったりしました。
 ラストのエレベーターシーンも、オリジナルとは若干演出や、彼が殺される瞬間が違うものの・・・予測はできるので、衝撃度は少なかったです。屋上では、レオが奴をぼこぼこにしてほしくなかった・・・。「俺も警察学校を出ている。」「お天道様に恥じない生き方をしている。」というようなやり取りはしてほしかったなぁ。。。私はむしろ、エレベーターシーンよりも、最後の最後で「おいおい!!!!!ええええ!!」でした←原作ファンの心の叫び。ところで、その例の彼の最後に及んだことは、個人的恨みなんですか?それとも奴がネズミだと知ったから?!

 レオは良かったです。特に今までも好きな役者というわけではなかったのですが(ギルバート・グレイプは好き。)、渋くなってよかったです。苦悩も伝わってきましたし。葬儀シーン泣きましたが、オリジナルとオーバーラップして泣いていたかも・・・(^^;。マット・デイモンは相変わらずジミーちゃんだなぁと思ったり・・(すみません・・・。)
 そして・・・主役はジャック・ニコルソンですか?!原作よりも強烈なキャラのボスになっています・・・・。いろんな意味で彼にしかできない親分になっていて、面白いですけどね。でも、下品・・・。マリー姉さんに一筋なサムが結構好きなもんで・・・。別人として考えます(笑)マーク・ウォルバーグもたまにむかつきますが(役が。)、存在感ありましたね。だから、あの最後はなんでああなったのか・・・理由知りたいです。。。
 あと、これも言わせて・・・精神科医の女医・・・あの設定やめて~~!!!!!!あれじゃ、ただの尻軽女です!!!。無理に、精神科医と婚約者の設定を一人にするなと・・・・。

 結論。
やっぱりオリジナルの方が良い。
 オリジナル版を見た方も、こちらを楽しめるとは思います。よくも悪くもアメリカ的に纏めてありますし。東洋的思想が入っている『無間道』の方が、同じ東洋人として馴染めるのか、好みの問題か、オリジナルすりこみ現象なのか・・・。でも、マット・デイモンが、ただただ保身のために動いているだけという感じなんですよね・・・。「善人になりたい・・・」という気持ちが伝わってこなかったんですよね・・・・。
 オリジナル版3部作はDVD持っているので、じっくり見たくなりました・・・。

 そして、まだオリジナルを見たことがない方には、ぜひ3部作を見ていただきたいです。