ダン・ブラウンの原作小説を読んだのは、4年前。ちょうど前ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が逝去された直後でしたので、「コンクラーベ」というものを具体的にイメージしながら読むことができたのでした・・・。『ダ・ヴィンチ・コード』の原作を読んだ後に読み、続編かと思ったらこちらの方が先なのね・・・と気がつき・・・でもこちらの方が面白いなと感じました。それから『ダ・ヴィンチ・コード』が映画になり、『天使と悪魔』も・・・ということで楽しみに鑑賞。原作を読み直そうと思ったのですが、ちょうど半分くらいのところまで読んで中途半端な再読状態で映画鑑賞(笑)『ダ・ヴィンチ・コード』はそれなりに美術品などヴィジュアル化を楽しんだ・・・けれども、いろいろ端折られているとか、文句も結構書いていました(爆)だからここで読みきったらきっと同じことを感じるだろうし、文句ばかりになりそう・・と思ったので・・・見ちゃいました(^^;(あ、でも不満を言いながらも『ダ・ヴィンチ・コード』は楽しめたので誤解しないでくださいね。)
以前読んだ時よりは、多少はカトリックの知識もついたので、教会などはもちろんですが、カトリックの法衣や儀式的なものや小道具などを見て楽しんでいました(はい、一人で目線が違うところにいっていたり、たぶん変な楽しみ方だと思います・・・^^;)ダ・ヴィンチの時のように多少の(かなり?)の端折りは仕方ないと半ば諦めていましたが、でも小説を読んでとても印象的だったカメルレンゴ(教皇侍従)役のユアン・マクレガーには過度の期待をしてしまっていたのでしたよ・・・
冒頭から「こんな展開だったっけ?」と感じ・・・あっという間に私が読んだところ(再読で)まで過ぎ去ってしまい・・・。読んでいるから脳内補完できるものの、反物質の説明とかなかったり、ヴィットリアもあんまり意味ないのはもう仕方ないですけど・・・。後は、前に読んだけど少し忘れているところがあったので・・・単純にビジュアル化を楽しんでいたのも事実。中途半端に忘れていたところも多々あったのでまずまず楽しめたのでしょう。
原作を読んだ時、カメルレンゴに共感してしまった自分ですが・・・そのシーンがあんまり描かれていなかった・・・よね・・・(その部分を少し忘れつつあるのですが強烈なインパクトがあったので・・・)途中まではかなり自分の中で盛り上がっていましたけど・・・。他の省略はこの際もうどうでもいいです(爆)でも・・・これはきっちり描いてほしかったです。でもユアンのあの黒服姿は素敵でした
鑑賞中は、結構楽しみながら見ていたけど・・・・これを書きながら・・・なんか足りなかったよな~・・・と思い始めてきました・・・(^^;・・・・。あ、でもダ・ヴィンチ同様にわりと楽しめたかな。
ということでまた原作を読み直します。(そしたら、思ったことをいろいろと書いてしまいそうですが・・・。)