みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『猩々』 のお稽古

2011年02月27日 | お稽古
 緊急に『猩々』のお稽古をすることになりました。太鼓入り中之舞のちゃんとした稽古はまだでした。それでも大小の中之舞や他の太鼓ものの稽古の経験があるので観世流(笛は森田)なら応用がききます。が、今回はいつもの観世流ではなく、別の流儀での『猩々』です。これもある意味応用といえば応用なのですが・・・・。謡はともかく、中之舞の中身が違ってくるので、そこが大変です。なんかつられちゃいそうですよ・・・・。

 下がり端もお稽古をつけていただいてなんとか分かってきました。あと一週間は『猩々』とあともう一曲に集中して生活します。詳しくは来週お伝えする予定です。

気分は春~

2011年02月25日 | 写真~風景・植物
 今日は上着がいらないくらい暖かい一日でした。お散歩に行くと汗が出てくるし。そして、そろそろ花粉も・・・?!花粉症シーズンが本格化する前から漢方薬(小青竜湯)を飲んでいることもあるのでしょうか?今日は鼻水はそんなに出てこない!目のかゆみは目薬をさしたら平気だし・・・この程度だったら何とかなるかな?とはいえ、花粉シーズンはまだまだこれから!対策はしっかりしないと!食べ物にも気をつけたり、少しでも体質が改善されるように心がけています。

 さて、今日の犬の散歩は早咲きの桜がある公園へ行きました。まだ満開ではないけれど、かなり咲いています。今日というかこのときは少し曇ってしまっていたのですが、また晴れた日にカメラを持ってお散歩に行きたいです♪

『必死剣鳥刺し』 (DVD)

2011年02月23日 | 映画(DVD含む)
 決して誇張表現ではなく、久しぶりに映画を見て「」こんな顔になりました。近年映画化されている藤沢周平原作の映画『たそがれ清兵衛』『隠し剣鬼の爪』『蝉しぐれ』『武士の一分』を見ました。この中での一番のお気に入りは『たそがれ清兵衛』なのですが、これらとは違う凄みがこの映画にはありました。

【あらすじ】必死剣鳥刺し - goo 映画より引用。
時は江戸。東北は海坂藩の近習頭取・兼見三佐ェ門には、消そうにも消せない過去があった。物頭をつとめていた三年前、藩主・右京太夫の愛妾・連子を城中で刺し殺したのだった。最愛の妻・睦江を病で喪った三左ェ門にとって、失政の元凶である連子刺殺は死に場所を求めた武士の意地でもあった。が、意外にも寛大な処分が下され、一年の閉門後、再び藩主の傍に仕えることになる。腑に落ちない想いを抱きつつも、身の周りの世話をする亡妻の姪・里尾との日々の中で三左ェ門は再び生きる力を取り戻してゆく。そんなある日、中老・津田民部から思わぬ話を持ちかけられる三左ェ門。それは、彼を天心独名流の剣豪だと知っての相談であり、“鳥刺し”という必勝の技をお上のために役立てろという秘命でもあった。その者の名は直心流の達人であり、藩主家と対立しているご別家の帯屋隼人正だった。そして待ち受ける隼人正との決着の日。三左ェ門は、想像を絶する過酷な運命に翻弄されていく。

 お能関係者の方やファンの方たちが冒頭で能が演じられるシーンがあると話題にされていたこともあり気になっていた作品です。舞台で見たことのある方たちがちょんまげ鬘をつけてお能をやっていることが新鮮だけれども、当たり前ですが、昔はこうだったんだなぁと・・。でも拍手なんてしたのかな?とちょっと思ったり(今でも能の後の拍手がどうのこうのってあるんだから・・・)とそんなことを思ったのですが・・・。この能シーンも、単なるお殿様が鑑賞を楽しんでいるというシーンなのかな?と思っていたのですが、『殺生石』が映画のシーンを象徴していて・・・はい、そういう意味でも面白かったです!(能はキリの場面ですが見ごたえありました~)

 その『殺生石』の九尾の狐伝説は、狐が玉藻の前という美女に化け鳥羽上皇の寵愛を受けたが、実は九尾の狐ということがばれて、那須の原で討たれ殺生石となって人を何年も殺してきたが、最後には僧の弔いを受けてこれからは悪事はやめると約束して消える・・というお話。玉藻の前は連子のことなのかなと・・・。いきなりこの連子が刺し殺されるところから物語は始まります。連子が刺されたのはなぜか?そして切腹ではなく蟄居という処分だけで済んだのは・・・?

 物語自体は他の藤沢周平作品(原作は未読ですが)同様、下級武士、お上の命令で決闘などワンパターンではありますけれど、殺陣が凄かった。血が苦手な私はキツイところでもあるのですが・・・。トヨエツと吉川晃司の二人の斬り合いも、その後の一対多数の斬り合いもあまりにも現代からみると不条理で武士の物悲しさでもあるのですが(これもある種のワンパターンでもありますね)、これが凄かった。一対多数なんてシチュエーションはテレビ時代劇などと比べてしまいましたが、一人で悪者宅に乗り込んでいった主人公は全くの無傷という時代劇セオリーはこの時代劇には通用しません。後ろからも斬られます。斬られて血が出たら、段々と顔が青ざめていきます・・・。

 そして、どこで必死剣鳥刺しが出てくるのか?果たしてそれはどういう技なのか?と思いながら見ているわけですが・・・。隠し剣以上の衝撃でした!!なんでああなるのか?そればかり気になっています・・。科学的なことはよくわかりませんが、死後硬直というか神経の働きの利用?

 そして“必死”という言葉は軽々しく使えない・・・と感じました。

 この映画のトヨエツももちろん良いけれど(こういう役が合う)、吉川晃司もなかなかよかった。これからも役者としての彼に注目したくなりました。

『告白』 (DVD)

2011年02月23日 | 映画(DVD含む)
 原作は公開前に読んだ。面白かったけれど、気分が悪くなる読後感・・でも映像化されたらどうなるのかな?と興味はあったのですが、なんとなく映画館から足が遠のいていた時期でもあり、これもまたDVD鑑賞となりました。

【あらすじ】告白 - goo 映画より引用。
女教師・森口悠子の3歳の一人娘・愛美が、森口の勤務する中学校のプールで溺死体にて発見された。数ヵ月後、森口は終業式後のホームルームにて「私の娘はこの1年B組生徒二人に殺されたのです」と衝撃の告白をし、ある方法にてその二人の生徒に復讐する。そして4月、クラスはそのまま2年生に進級。犯人のひとりAはクラスのイジメの標的になっていた。そして、もうひとりの犯人Bは登校拒否し、自宅に引きこもっていた…。


 原作も一気に読んでしまったし最後が衝撃的だったのですが、私にとっては「一度読めば十分、読み返すことはないだろう」という本でした。映画の方もすごい作品だとは思うし、よく映像化したな~と思いましたが・・・・何度も見たいとは思わないです・・・。とはいえ、つまらなかったというか不満というわけではなく面白いとは思うし、原作より映画の方が出来は好きかもしれません。映画の方が含みを持たせた結末のように感じましたけど、結末も知っているし、犯人たちが引き起こしてしまう残酷な事件のはずなのに、原作(文字)で感じた気持ち悪さは思ったよりも感じなかったのは事前に物語を知っているからというのと、映像の巧さなのでしょうか。血が苦手な私としてはイヤ~な場面も何度もありましたけれど。

 冒頭から授業中にケータイというだけで個人的に怒鳴りたくなるレベルのイライラ・・・。あそこまでいかなくても、それに近いものはきっとあるし、中学生が一番多感で敏感で弱くて残酷な年代かもしれません。そして、そんな人間達たちの集団心理をよく描いていると思います。そして、自分はまだ結婚してないし子供もいないけれど、森口先生と同じ立場になったら、ああなるかもしれません。共感できる人間はいませんけれど(したらしたで怖いけど)、完全にこうならないとは限らないわけで・・・。

 そしてこれ、学校関係の人(先生)あるいは教師志望の人たちなどが見たら、仕事に行きたくなくなるというか滅入るんじゃないかなと思ってしまいました・・・

『ウルルの森の物語』 (DVD)

2011年02月20日 | 映画(DVD含む)
 予告を見た時、ウルルが可愛くて可愛くて気になっていたのですが、結局DVDをレンタルで鑑賞となりました。

【あらすじ】ウルルの森の物語 - goo 映画より引用。
DVD情報をみる母、夏子の入院を期に、昴としずくの兄妹は北海道で野生動物専門の医師として暮らす父・大慈の元に預けられることになる。離婚後、久しぶりに会う大慈に昴は素直に接することができなかった。ある日、大慈の妹・千恵と森に出かけた兄妹は、傷ついた子犬に出会う。大慈の手当てと子どもたちの看病で、子犬は回復。「ウルル」と名付けられるが、やがてウルルは絶滅したオオカミの可能性があると判明。研究機関に運ばれるウルルを逃がすため、昴としずくはオオカミの国“ホロケシ”を探す旅に出た。

 良くも悪くも子供(ファミリー)向けという映画でしょうか?『マリと子犬の物語』と同じスタッフが制作ということもあるのかもしれませんが、そのときにもあった子供の暴走(爆)にイラッとしたものの(途中からRPGちっくになります)・・・北海道の美しい自然とウルルの可愛さでマイナス部分も帳消しかな(笑)RPG(ファンタジー)モードにはツッコミを感じますが、最後は素直に感動できましたし、泣けました。良くも悪くも子供向けと書きましたが、子供目線で見たら多分もっと感動できると思いますし、多くの子供たちに見てもらいたいと思います。

 ウルルにはウルフドッグ(狼と犬の子)を使ったとのこと。子犬(?)のときは、うちの犬の小さいころと似ていて、やはり甲斐犬って狼に近いんだろうなぁと思いました。(比べたら狼に失礼なんだけど・・・)

 最後に・・・船越英一郎はやはり崖が似合う男だと思いました(笑)

『パーフェクト・ブルー』

2011年02月20日 | DVD(映画以外)
 宮部みゆき原作の小説をwowowが放映後、劇場公開もされたとのこと。原作が面白かったので、TSUTAYAでDVDを見つけたのでレンタルして鑑賞しました。映画?なのか分からず・・・カテゴリは映画以外にしてしまいました。

 小説は、探偵事務所で飼われている元警察犬マサ(ジャーマンシェパード)の視点で描かれています。もちろんこれにもマサは登場しますが、犬の視線はないのでもちろん小説のようにはいきません。というか犬が話しだしたら、いけないでしょうし(笑)小説の方が面白かったけれど、まあまあよかったんじゃないかなと思いました。

 加代ちゃん役の加藤ローサも可愛かったし、進也役の中村蒼も役にはまっていたなと思います。ドラマとしての続編もあるんでしょうかね?

 この週末はあまり調子もよくなく家でゴロゴロしながらDVD見てます。またいろいろアップするつもりです。

雪は降ったけど

2011年02月13日 | 雑感~ひとりごと
 この連休は雪というところが多かったと思います。昨日の朝は、私が住んでいる所でも珍しく雪が降りました。積もらないですがね。やっぱり暖かいんでしょうね。積もったら犬と遊ぼうかと思っていたのに(笑)でも周りの山は白くなっていました。もちろん富士山も!午前中は綺麗な富士山が見えましたが、お昼以降は曇って見えなくなりました。

ひとくっチーズケーキ

2011年02月08日 | 美味しいもの
 クリームチーズが余ることがあると、簡単(即席?それとも手抜き?)レアチーズケーキをよく作っています。クリームチーズと砂糖を混ぜ(レシピにはないけど、私は牛乳を入れていますが、生クリームでもいいかも)、ラップにチーズを広げて中にジャムを入れて丸めて冷蔵庫で冷やします。そしてコーンフレークをまぶすだけ!チーズケーキ自体割と簡単に作れるけれど、これはさらにお手軽に作れます。まあ、「クリームチーズのかたまり」って感じですが、中のジャムがチーズに合って簡単に作れる割には結構美味しいです。今回はブルーベリージャムにしましたが、前にマーマレードを入れたときも美味しかったです。

さて、このひとくっチーズケーキは何を参考に作ったかというと・・・こちらです(笑)


 『みさえの愛情たっぷり手ぬきレシピ』です。著者は野原みさえさんです(笑)ここに書くのは控えますが、クレヨンしんちゃんらしいおもしろいネーミングの料理ばかりです(笑)

 手抜き?というかお手軽にできるといえば、シリコンスチーマーもお手軽にいろいろできますね♪

久しぶりのスガキヤラーメン

2011年02月05日 | 美味しいもの
 先日、久しぶりに(何年ぶりだろう)スガキヤのラーメンを食べました。名古屋グルメの一つで全国展開はされていないチェーン店というのはずっと後になってから知ったことですけど・・・。これといって大好物というわけではないけれど、たまに近所にあったスガキヤが入っているショッピングセンターで食べたりしたという思い出があるスガキヤ。でもそこが潰れてからはしばらくご無沙汰で・・・。食べられなくなると食べたくなるこのラーメン(笑)普段あまり足を運ぶことはない少し遠方のシネコンがある施設のフードコートにスガキヤが入っていたので、こちらで食事をしました。

 ああ、この白いスープ・・・そして懐かしい味(笑)特別に美味しい!というわけではないけど、なんか美味しいんですよね。一番安いのは具があまりないし、野菜をやはり食べたいので野菜たっぷりラーメンにしました。そうそう、スプーンとフォークが一体になったスプーン(ラーメンフォーク)も懐かしかった!2007年にリニューアルされて、こちらで通販できるみたいですね。ノリタケと共同開発というのも驚きです!!でも、結局これは使わずにお箸で頂くことになるんですがね(笑)

『わが心の歌舞伎座』

2011年02月04日 | 映画(DVD含む)
 今年初の映画館は歌舞伎座のドキュメンタリー映画です!本当はもっと前に行こうかと思いましたが、近隣映画館での上映はないために、DVDでもいいかな~なんて思っていたのですが、歌舞伎系ブロガーの皆様や周りの歌舞伎ファンのお友達の評判もなかなかのものでしたので、見に行くことを決意しました!!料金は通常より高くて(2千円)各種サービスデー割引も関係なく、さらに私の場合は交通費もかさみましたが、見に行く価値はありました!

【あらすじ(?)】わが心の歌舞伎座 - goo 映画より引用。
2009年、東京・中央区にある歌舞伎座の建て替えが決まり、その工事のために2010年4月30日をもって休場が決定。やがて歌舞伎座さよなら公演が始まった。数々の名舞台を生み出してきた役者たち、観客、関係者が歌舞伎座への思いを語る。役への一念、受け継がれてきた名跡と芸、初舞台や想い出の舞台、先達の言葉など……全員の万感の思いと共に歌舞伎座は幕を閉じ、2013年春、5代目の歌舞伎座誕生に向けて新たに動き出す。

 昨年4月の歌舞伎座閉場式に運良く参加できた私は、なんだかこの日のことが昔のようなついこの間のような・・・そんな不思議な気分になりました。シネマ歌舞伎も鑑賞経験がないので、映画館の大きいスクリーンで歌舞伎の舞台や歌舞伎座の裏側まで見るのは不思議な気分でもあり、またテレビとはちがった臨場感もありました。

 役者さんのインタビューを軸に、歌舞伎座の歴史と歌舞伎の舞台(主にさよなら公演から)、そして歌舞伎座の裏側を追ったドキュメンタリーという構成になっています。インタビューは出演順に芝翫さん、吉右衛門さん、團十郎さん、玉三郎さん、富十郎さん、勘三郎さん、幸四郎さん、梅玉さん、仁左衛門さん、坂田藤十郎さん、菊五郎さんたち現在の歌舞伎界を代表する役者さんたちです!観客として歌舞伎座に通った歌舞伎ファンとはまた違う思いがたくさんあるのでしょうね。
 
 毎月のように通うのは無理でしたが、歌舞伎ファンとして歌舞伎座に慣れ親しんできた自分としてはこの映画を見て思わずウルウルしてしまったエピソードが多々ありました。芝翫さんのように戦災に遭った歌舞伎座、そして戦後復興した歌舞伎座の歴史を知っている方は本当に貴重ですし・・・改めてこうして歌舞伎を歌舞伎座で見ることができたことは先人たちの努力があったからなんですね・・・。そして先月亡くなられた富十郎さん・・・もう新しい歌舞伎座を見ることはできないのですよね・・。このドキュメンタリーのインタビューや舞台映像はお元気で・・・だから亡くなられたなんてまだ実感できないのが余計悲しくて・・・。歌舞伎座ロビーでのおさらい(お稽古)の時に休憩するときは時計の側に・・という富十郎さん。あの時計にはそんな思い入れが・・と。新しい歌舞伎座にもあの時計は置いて欲しいですね。そして富十郎さんの歌舞伎への熱い思いに涙です。エンドクレジットにも追悼文がありましたが、改めてご冥福をお祈りするばかりです。そして小さい頃からお世話になっていた歌舞伎座の受付の女性のことを話す勘三郎さん。このお話は以前に勘三郎さんの密着番組などでも放送されましたが、これもいろいろな思いが重なって・・・涙涙でした。

 吉右衛門さんの熊谷の引っ込み、團十郎さんの弁慶が飛び六方で花道の鳥屋へ引っ込むところ、忠臣蔵四段目の判官切腹の場面で観客から見えないところでも家臣が平伏しているところ・・・などおなじみの舞台でもカメラならではの目線で見ることができたのも貴重です。そして歌舞伎ファンになる前に亡くなったり舞台から遠ざかったりして見ることができなかった役者さんたち、花形役者さんを支える大部屋の役者さんたち、裏方の大道具、小道具、衣装、床山、そして音楽・・・普段はスポットライトを浴びることはない方たちまで・・・・たくさんの人たちが歌舞伎や歌舞伎座を支え、伝統を受け継いでいるんだな・・と改めて思いました。

 個人的には歌舞伎で一番のご贔屓の仁左衛門さんのお姿を多く見ることができたのもうれしかったです。柱に千之助クンの身長を刻むって・・・ファンでもおい!と突っ込みたくなったけど(苦笑)菅丞相役へ向けて楽屋ではこんなことをなさっていたのかということなど、歌舞伎座の楽屋への思い入れ(愛!)が伝わってきました。菅丞相と与兵衛という真逆なキャラを演じられるのもすごいなぁと・・・。舞台の前に大道具さんへの注文など仕事に対するプロフェッショナルなときの顔も素敵ですが、最後に孫と手を繋いで笑顔で手を振りながら去っていく素敵なお姿もお茶目でした。
 そして気がついた・・・歌舞伎ファンとして映画ファンとして・・・・こんなことは初めてかつきっと最後であろうことが!!昨年最後に見た映画『最後の忠臣蔵』でもスクリーンで仁左衛門さんを拝見し、今年初めて見たこの映画でも仁左衛門さんをスクリーンで拝見し・・・2作品連続でスクリーンにて仁左衛門さんを拝見しました!次は劇場で生の仁左衛門さんを見たいな。


 感想はまだまだ書き足りないことばかりですが、この映画を見て、改めて歌舞伎を好きになってよかったな~と思いました。歌舞伎を見たことがない方が見るには約3時間という上映時間は長めですが、歌舞伎って何?という人たちへの歌舞伎の紹介的な映像にもなっていると思います。とにかく歌舞伎を愛するすべての方にオススメの映画です!まだご覧になっていない方は是非。
 (追記)閉場式の日のとあるシーンでは一瞬私が映っているかもしれん!と思ったシーンがありましたが、幸い(?)映りこんではいなかった模様(笑)

 最後に、新しい歌舞伎座も役者さんにとっても、私たち歌舞伎ファンにとっても素敵な芝居小屋に生まれ変わることを願っています。

NHKドラマ 『フェイク 京都美術事件絵巻』 第五回「能面の告白」

2011年02月02日 | テレビ
 もう第5回ということですが、今まで見ていなくて(興味ある題材なのに普段あまりテレビドラマを見ないので知りませんでした)昨日が「能面」がテーマということで、これは能楽ファンとしてはチェックしなければということで見ました。

 主役の財前直美と能といえば・・・私的にツッコミどころ満載だった『天河伝説殺人事件』を思い出します(笑)このドラマもあの映画とはまた違ったツッコミどころもありましたが・・・。

 そしてあの映画と同じこともまた感じました。能面をしてればわからないと思って入れ替わる能がらみの殺サスペンスものにつきもののアレです!!!

 普通シテが入れ替わったら分からないのか?と思ってしまうんですが・・・。あの映画みたいに親子ならまだしも、別人なら分かりそうなものだけど・・・・特に身内とか一緒に舞台に立っている人とかさ。

 他にもツッコミどころはあったけど、それはおいておいて(苦笑)、ロケに使われた能楽堂があの鏡板ですぐに京都観世会館だと分かりました。一度行ったことがあるので、ロビーはあんなだったな~と思い出したり、裏側があんな風になっているのか~と。『隅田川』演能シーンでシテを演じたの誰だろう?と思いながら見ていましたが、味方玄さんだそうです。

 大河ドラマ以外のテレビドラマなどで能が絡むと、必ず殺人事件が起こり、ツッコミどころ満載ですが、たまには違う感じのができないかなと思ってしまいます。けど・・・そんなもんかな・・・。

 さて、最近は毎日のようにテレビの近くにいるときは数年前の自分たちの舞台のDVDを見ながら(聞きながら)過ごしています。今度やる曲が入っているDVDだから勉強というか参考に聞いているのですけどね。ついでに自分のも見たけど・・・恥ずかしい~・・・。

早咲きの桜発見

2011年02月01日 | 写真~風景・植物
 いつも散歩をしている公園には早咲きの桜もあります。今年ももうそろそろかな?と思いながら、ぶらぶら歩いていると・・一つ二つ・・咲いている(咲きそう?)のを見つけました~♪ただ、品種は分からないのだけど(苦笑)、でもやっぱり「桜」が咲いているのを見ると、ちょっとうれしくなりますね。もっと咲いたらまたブログに載せようと思います!

 毎日のように北陸地方などでの大雪のニュースをテレビで見ますが、大雪で大変な地方な方たちには申し訳なるくらい・・・お先に春気分を感じています。とはいえ、夜は冷えます・・・。が、春はもうすぐのようです。