みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

緋牡丹のお竜

2015年02月10日 | テレビ
BSプレミアムで、昨年亡くなった高倉健さん特集をやっています。

何気なくBSを付けていたら、その健さん特集で『緋牡丹博徒 花札勝負』が放送されていましたので、なんとなく見ていました。

緋牡丹のお竜は・・・そう、藤純子さん(現・富司純子さん)主演の映画です!!

話には聞いていましたが、じっくりとちゃんと見るのは初めてです。現在もとても綺麗ですが(以前、歌舞伎座でお見掛けしたことがありましたが、とても綺麗でした~)、緋牡丹のお竜・・・とても綺麗でカッコイイです女でも惚れちゃいますねあ、もちろん特集だけあって、健さんもカッコイイ!!!

で・・・今もし緋牡丹のお竜をやるなら、お子さんのしのぶさん(寺島しのぶ)か菊之助さん(女形で)・・・どちらが良いかなんて考えちゃいました(笑)・・・でも、やはり実際に動いている映像を見ると、ふとした表情や面影がしのぶさんそっくりだよな~と思ったので(親子だから当たり前ですが)、しのぶさんで見てみたいかも?!


緋牡丹博徒  藤 純子さんです。

『白い巨塔』 再放送、最終回

2014年02月27日 | テレビ
 静岡で再放送されていた『白い巨塔』(唐沢版)が最終回を迎えました。先日、前半の教授選挙編が終わった時も記事にしたので、せっかくなので感想を書きたいと思います。

 本放送に夢中になり(そういえば、前半放送時は入院していたんだっけ・・・20歳過ぎての麻疹で)、原作も読み、田宮版ダイジェスト再放送(?)も見ました。今回以前にも再放送で見ているはずなので、何回か見ているはずですし、結末も知っているはずですが・・・最後はやっぱり泣いちゃいましたね。

 このドラマの前半は教授選挙編でしたが、後半は医療訴訟がメインとなります。教授選挙編とは重みが全然違いますよね。前半では、物語の性質上、登場人物のほとんどが大学病院関係者(くれない会含めw)ですが、原告側弁護士の上川隆也と財前側弁護士のミッチー(及川光博)が良い味を出していました!現在こそ、役者としても活躍するミッチーですが、当時はまだ「職業王子」というイメージが強く、弁護士役?!と思ったものですが、冷徹なエリート弁護士というのがピッタリはまり役だったし、上川さんは正義感あふれる弁護士というのがピッタリでした!!

 医学的なことは分からないけれど、こういう誤診というかミスは難しいんだろうなと思います・・・。でも、この場合は、やはり手術を急いだ(前任の東教授の退官日にわざと当てるようにした)財前の傲慢さが原因なのかなぁ・・・・・・。けど、元は悪い人ではない財前。岡山のお母さんのことを気にかけています。(「大阪に呼んでやる」と言ってもなかなか実現できないけど)裁判編で、ついには柳原に罪を被せようと証言したり(やっぱり、これもダメだよねぇ)する「イヤな奴」と叩いておいて、最終回では、財前が手術不能なほどに進行している癌で死んでしまうという展開は、視聴者(あるいは読者)に同情させるような話のもっていき方で・・・・やはりこれは山崎豊子がうまいのでしょうかね。
 財前が死ぬことで、財前を救っているというか・・・。死の間際、うわごとで「佐々木庸平は・・・」と呟いていたのは、後悔しているのかな?財前の良心なのかな・・と。財前も、ある意味では犠牲者だったのでしょうかね・・・

 10年経っても、夢中になってしまうドラマでした。やはり面白い!!!でも・・・・・・・原作でも、田宮版でも財前の最後の一言は「お母さん」だったと思うのですが・・・

 唐沢版は(最終回だけではないですが)最期まで里見のことが大好きなツンデレ財前だったなと。

 「教授になったことを一番に祝って欲しいのは君だ」とか「君をがんセンターの内科部長になってもらうよう口説きに行く」ということを何度も言っていたり(電話だったり、引越し当日に直接言いに行ったり)とか・・・しつこいですw手術できない状態だったということを隠されている財前は、自分で自身の病状に気がつき、里見のいる民間病院まで里見に診療してもらうのは、理解できます。いろいろあっても、一番信頼できる人物だから・・・。でも最後には財前の臨終は里見と二人きりだったということとでしょうけど・・・ちょっと違うなというか・・・。「二人にしてやりましょ」と又一が言っていましたけど、二人きりにしてあげるのは分かります・・・。けど、最期を看取るのは、普通は家族が・・っていうか・・・お母さんを呼んであげなさいよ!!!と思っちゃいました。間に合わなかったのでしょうけど・・・間に合わなくても、気にしていてあげてくださいよ!と思っちゃいました・・・。

 あと、再放送では、財前が又一にライターを返すシーンがカットされていました。うーん、あのシーン好きなんだけどなぁ。舅と婿という関係なんだけど、本当に自分の子のように可愛がっていたんだなということが伝わってくるシーンだし・・・。そのあとに「毛ぇかてフサフサ(本物?)や」という、アドリブなのか?というセリフも好きなのですが、それもなくて残念。(又一のカツラネタは大好きですw)


 そして、役者さんも皆さん良い役者さんばかり・・・。矢田ちゃんは、可愛いなぁ・・・と思うのですが、なんであんなことに・・と思ってしまいました。若村麻由美さんも好きな女優さんですが、若村さんも・・・一時期は・・・でしたが、先日『臨場』の劇場版を見て、やはり良い女優さんだなと思いました。

 原作者の山崎豊子さんは亡くなられてしまいましたが・・・今後またリメイクされるなんてこともあるのでしょうか?もし今やるとしたら・・・?うーん・・・。考えるのはやめておきましょうか(笑)


『白い巨塔』 再放送

2014年02月05日 | テレビ
 2003~2004年に放送された唐沢寿明主演のドラマ『白い巨塔』の再放送が放送されているのでチェックしています。フジでも再放送されていたと思いますが、静岡ローカルでは、前半の教授選編の最終話が昨日放送されました。本放送から、もう10年も経っているわけですが、やっぱり面白いのは、山崎豊子の原作が面白いからでしょうね。
 10年前の放送時、『白い巨塔』にハマってしまい、原作も読破しました。田宮版はリアルタイム放送時は生まれていないので、当然のことながら知らないのですが、この唐沢版放送後に再放送で見ました。今見ると、古いなと思うこともありますが・・・こちらは役者さんたちの重厚な演技に圧倒されました。

 唐沢版の話に戻しますと・・・

 当時も現在も基本的には里見先生派(?)なのですが・・・・教授選編を改めて見終わった段階ですが、もしあの組織内に自分がいたとしたら・・・自分は金井先生みたいなスタンスでいることが一番現実的な理想(自分にとっての理想というかベストなあり方?)なのではないだろうかと思いました。権力や派閥に媚びないが、かといって敵も作らないで、仕事はしっかりやる。たしか、放送後に財前の死後のエピソードが放送されましたが、たしか財前の腰巾着の佃・安西コンビは地方に飛ばされましたが、金井先生と柳原は大学に残っていました。作り話ではありますが、金井先生はあの後も大学内で出世できるのかどうか気になる私ですw

 改めて見ると、名言や名場面が多いな~と思いました。(あげたらキリがないけど)   

 良いなと思う場面は当時も今も変わりませんが・・・財前教授最初の総回診でエレベーターの扉が開いたら五郎ちゃんの髪型がオールバックにイメチェンをして現れたときは、「プっ」となりましたがw・・・よく考えると、威厳を出そうとがんばっていて、ちょっと可愛いと思えるようになった現在の私です。

 後編を再見し終わったら、またブログネタにするかもしれません。

水曜どうでしょう 初めてのアフリカ編

2014年01月21日 | テレビ
 大泉洋が出演し、北海道のテレビ局で製作・放送されていて一旦レギュラー放送は終わったもののものすごい人気の番組『水曜どうでしょう』の新作が昨年秋から放送されていました。私はテレビ神奈川(ケーブルテレビで視聴可能)や静岡朝日テレビで見ていました。
 
 リアルタイムでは見ていないし知らなかったのですが、友人に薦められたまに見ていたclassic(再放送)。国内外問わず色々なところを旅する大泉洋ミスターこと鈴井貴之、そして藤村D、嬉野Dたち4人の掛け合い(ときに罵り合い?)が面白く、いつの間にやら大ハマリ(笑)ということで新作も毎回欠かさず見ていました。

 もう行き先については、ネタバレする必要もないでしょうから書きますが、今回の旅の目的地はアフリカです。アフリカといっても広いですが、主にタンザニアのンゴロンゴロやセレンゲッティを巡る旅でした。

 ネット上ではつまらないという評判が飛び交い(1~3話後枠はどうでしょう祭りで先に見ていたファンからもそんな声がw)、慰安旅行だと揶揄されていました。実際に私もグダグダだなーーと思ったこともありましたが、(特に1、2話はひとつにまとめてもよかったよーな…)そこまでつまらないと思わなかったし、なんだかんだ言って楽しんでいました。
 つまらないというのは、特に目的(アラスカでオーロラを見る、コスタリカで幻の鳥を撮るというような)もなく、ハプニングがないこと(まあ出現はあったものの…安全を考えたら仕方がないでしょう…)、4人の旅ではなく大所帯になっていたこと(これも今は大泉さんが売れっ子になっちゃったし、これまた安全面を考えたら仕方がないのかな)、4人が同じ部屋で寝泊りしていない…というのも理由にあるのかもしれませんね。

 けれど、随所に光る大泉さんの笑いのセンスや自らに降りかかったハプニングをも笑いに変える藤村D(これは夜中なのに大笑いしました!)、そしてアフリカの大自然に感動しました。(面白いところもいろいろあったから、やっぱり編集次第で、もっと良くなったかも?と思っちゃうけどw)

 でもエンディングは、グダグダしつつもほっこりしました。

 新作は、また数年後に作られたりするのかな?そのときをまた楽しみにしたいと思います。

 TVKではまた来週からclassicが放送されるようです。(原付ベトナムかな?)なので、来週からも水曜どうでしょうのテレビ放送を楽しめることができます♪

『宇宙戦艦ヤマト2199』 

2013年09月30日 | テレビ
 4月からTBS系でスタートした『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク版である『宇宙戦艦ヤマト2199』が昨日最終回を迎えました。テレビより先に公開された劇場版はDVDを含めて未見です。最初の数回は全くもって放送するのを忘れ(苦笑)、日曜夕方に外出していることも多いので、そういうときは録画していたのですが(在宅時でも録画していましたが)録画を忘れていたり失敗したりした時などもあり見ていない回もいくつかありますが・・・楽しんで見ていました!!(放送中のアニメを通して見るなんて、超久しぶりですw)ちなみに最終回も鼓のお稽古で外出していましたが、録画して見ましたよ!

 オリジナルのヤマトはリアルタイム世代ではないものの、結構好きです!リメイクはあまり期待していませんでしたが、絵も綺麗になり(キャラのデザイン的には昔の松本零士ちっくな絵のほうが好きですけど)新しいキャラも増えていたり、オリジナルとはまた違う感じでしたが、これはこれで面白かったです!ちなみに私は新キャラではないですが、お寺の子設定の加藤がツボでした(笑)

 しかし・・・なんだかんだあっても、結局最後はウルウルしてしまったのは、ヤマトの持つ力なんでしょうかね。

 そして、続編も気になるところですね!!その前に、2199も旧作もまたDVDを借りて見直したいところです(笑)(2199は見逃したところをチェックといいますか・・・)

おとなの基礎英語シーズン2最終回

2013年09月27日 | テレビ
 NHK教育(現・Eテレ)やラジオの基礎英語といえば、学生時代にお世話になった人も多いかと思いますが、中学英語を使って学ぶ大人向けの「おとなの基礎英語」のシーズン2が昨夜、最終回を迎えました。昨年度のシーズン1も半年で終了、10月から再放送という形でしたが、今年の4月からはその続きのシーズン2が放送されました!!月曜から木曜まで22時50分からの毎日10分間、毎回見ていたわけではないですが、なるべく見るようにしていました!

 番組の中のショートストーリーもなんだかんだで面白く見てしまうこのシリーズ。もちろん坂下千里子ちゃんや、ユーモラスな松本先生たちのキャラも良くて、楽しく見ていました。そんなシーズン2も、昨日で最終回。気になるのは、「きょうのフレーズ」よりも(?)・・・ストーリー!実は、シーズン1は本放送も再放送も最終回を見逃してしまったのですが・・・。ストーリーの主人公のミカちゃん・・・アジア諸国を放浪していたとのですが、2部はニュージーランドから!全話見ていたわけではないのですが、ニュージーランドにいたと思ったら、またアジアにいます(笑)1部に出てきた香港のジョーは今シーズンは出てこないのか?!と思ったら・・・えええ!!!!!!!の最終週。最終回は!!!!!!!!なんというドラマチックな終わり方(笑)私の中では『半沢直樹』並に続きを求むという最終回の終わり方でした(笑)

 松本先生・・・来年度はシーズン3もありますか?!(笑)

 来月からはまた再放送もあるようですが、来週からは同じ枠で「しごとの基礎英語」が始まるようです!講師は「ハートで感じる英文法」の大西先生ということで、これは期待大です!!

ドラマ 『半沢直樹』

2013年09月23日 | テレビ
 原作は未読です。初回は見逃したものの、歌舞伎ファン繋がりのお友達からラブりん(愛之助さん)がオネエの役ということを教えてもらい、気になってしまい見始めたら・・・・元劇団四季の石丸幹二さんが出ているではないですか!!ということで、お二人目当てで見ていました。もちろん主役の堺さんも好きな役者さんですが!!香川照之やミッチーなどその他の役者さんたちも皆さん実力派の方ばかりで・・・熱い演技でした!!(東京編では近藤役の人もよかったね~)
 
 途中、何回か見逃してしまった回もありましたが、面白くてハマってしまいましたね。「倍返しだ!!」も巷で話題の決め台詞になるくらい話題になりましたね!!

 ラストも衝撃的な終わり方でしたが・・・(まあ、私でもさ、あの取締役会でのあれはやりすぎだと思うから仕方ないと思うw)それ以上に衝撃的だったのが・・・・・・・・・(ネタバレになるので、以下読みたくない人は読まないでね)


 黒崎の結婚話ですよーーーーオネエなのに結婚(口調だけってことよね?w)、しかも話の筋に重要な展開。もうね、シリアスシーンなのに、いろいろ想像してしまった吹きそうになりましたよ。

 今日(23日)の朝の番組に黒崎役の愛之助さんが出ていましたが、黒崎はオネエだけど、仕事は真面目な人間!と言ってましたが、確かにそうなんですよね~。なので・・・黒崎のスピンオフなんて希望です(笑)なにが一番ハマったって・・・私は倍返しよりも黒崎ですね(笑)あの口調になっちゃうもの!!!(笑)
 
 ちなみに愛之助さんは、黒崎の役作りについては自分のお弟子さん(愛一郎さん)を参考にされたそうです。しっかりと今朝の番組でそのお弟子さんを紹介されていたのも、ナイスでした!!

 (物語の内容っていうか、黒崎についてしか書いていないけど・・・ま、いいか^^;)

 あ、石丸さんも、劇団四季に在籍していたころは、いわゆる王子様系の役ばかりでしたが(私もそうですが、女性の皆さんは目をハートにしてしまう役ばかりだったかと!)今回はちょっとダーティーな役。でも、個人的にはそんな役を演じる石丸さんを見ることができて良かったです!!

『ぴんとこな』 

2013年09月20日 | テレビ
 7月スタートの連続ドラマ『ぴんとこな』が昨日最終回を迎えました。「ぴんとこな」とは、歌舞伎用語で「男らしく芯のある二枚目」のこと。という題名なので、主役は歌舞伎役者!!それも一人は御曹司である恭之助、そしてもう一人は門閥外出身の一弥。二人とも歌舞伎好きの女子高生あやめに恋をし・・・というストーリーです。原作はマンガですが、私は未読ですが、歌舞伎のことをを描いたドラマということで、見ていました。(なんだかんだで半分くらい見逃していたんですが・笑)

 最初は、歌舞伎シーンに対するツッコミとかあるのかな?と思ったんですが・・・・・・それよりも、主人公は高校生なのに昼メロ的展開に、ある意味目が離せなくなりました(爆)

 なんだかんだで主人公の御曹司の恭サマは、まっすぐで一番良いじゃん・・・と思いながら見ていましたが、一弥とかお嬢様とかあのあたりの人間関係が、もう昼メロ(爆)

 マンガもあんな感じなんだろうか・・・今も連載中ということですので気になりました。

 最近のアイドルはよくわかりませんが、恭サマ役の玉森君は結構カワイイ!と思っちゃいました(笑)そして、榎木さんは和服が似合っていて、雰囲気が一番歌舞伎役者っぽかったです!
 そして、これを機に歌舞伎そのものに興味を持たれる方とかいらっしゃったら、いいですね!!

ドラマ 『空飛ぶ広報室』

2013年06月25日 | テレビ
 有川浩の小説は自衛隊モノでもそれ以外のジャンルも好きです。航空自衛隊の広報室が舞台の小説『空飛ぶ広報室』(リンク先は当ブログ感想記事)はハードカバーにつられて表紙買いしてしまいました。本を買ったのは昨年夏ですが、読んだのはドラマ化が決定してから。まさか・・自衛隊をがっつり描いた連続ドラマが日曜ゴールデンの枠で放送されるとは思いもしませんでしたよ。
 原作を読んだ時は、有川さんらしい「ベタ甘」は控えめな作品だな~と思いましたが、ドラマは予想通り、甘めも原作よりアップでしたし、原作ではあまり出てこないリカの仕事場の人間関係、登場人物の設定が少し変わっていたりしていましたが、許容範囲内。まあ・・・現職・OB問わず自衛官さんから見たら違うと思うことがたくさんあるんだろうな~とも思いましたが(それはどのジャンルにも言えることかも)このドラマが、リアル航空自衛隊の広報ドラマになったと思います!!

 実際に私の周りでも、このドラマをきっかけに「ブルーインパルスを見てみたい!!航空祭に行ってみたい!」と声をかけてくれる友人がいたり、逆にドラマ放映中の5月下旬、一緒に静浜航空祭に行って(私が誘い)、それ以来ブルーにハマってしまった友人が、その後このドラマにハマったりという現象も起きています♪

 まず出演者の方たちも皆さんよかったです!普段あまりテレビドラマは見ないので、それまで存在すら知りませんでしたし(すみません)、演技はほぼ初見の綾野剛の空井君は、最初はちょっと線が細いし、役の設定も泣きすぎだよな~なんて思いましたが、だんだんと好青年ぶりが板についてハマってるなあ~と思うようになりました。リカは、原作を読んだときは、香里奈が思い浮かびました。ガッキーは可愛すぎるんじゃないかな?と思ったのですが、ただ可愛いだけじゃない感じになっていましたね。そして柚木3佐や片山1尉など楽しませてもらった広報室のメンバーですが、やはり一番インパクトが大(笑)のキャラクターは、はいドーン!柴田恭兵の鷺坂室長ですね♪原作も強烈でしたが、ドラマはさらに強烈(笑)でも、とても素敵な上官でした♪第10話の定年退官のシーンには涙し、最終回の既成事実を作ったシーンには大笑い♪恭兵さん素敵だわ~~(ちなみにリアル鷺坂さん(仮名)は、現在浜松基地司令とのこと!)個人的には、中身がオッサンの柚木3佐もエピソードもお気に入りです!(ただ、柚木が新人のころのエピソードは男女の違い・・・というよりも、防大卒と叩き上げの確執みたいなところのが大きいように感じましたが)

 あと、メインの出演者ではありませんが、毎回必ずちょい役でいろいろな人が出てくるのもツボでしたね。本物のブルーのパイロットさん(元ブルーの方含め)も出ていたり♪その中で一番よかったのは意外に演技がいけてたサンドイッチマン(松島基地渉外室長役)でした!!実際に震災を経験されているので・・・・言葉に重みがありました。(あとは『空へ~・・』で救難ヘリパイロットを演じた高山侑子も出てましたね♪)

 原作をベースにしたものも、原作にはないものも、登場人物ごとのエピソードはよかったですが、やはり航空自衛隊の話ですから、自衛隊のエピソードや映像もよかったです。F-15、チヌーク、C-1、救難団、浜松基地のT-4・・・そしてブルーインパルスなど、実際の映像が盛り込まれていてよかった~(もっと見たかったけど・笑)

 と、自衛隊ファンが楽しめる映像だけでなく、メディアによる自衛隊批判が描かれて回もありました。実際に、この作品などが、批判された記事も最近出ました。初回のころのリカのように思っている人たちもたくさんいると思います。私は、自衛隊は好きだし応援はしていますが、自衛隊賛美をするつもりはないです。(言い方が難しいですが・・・)しかし、自衛隊のことをろくに知りもしないくせに(ここ重要)、的はずれな批判をしたり、自衛隊という存在を戦争にしか結びつけられなかったり、自衛官及びその家族をまるで人でないかのように扱う言動にはうんざり。(おっと、うっかり口が滑ってしまったぜい~~。)私も自衛隊のことをすべて知っているわけでもないですが・・・・このドラマがきっかけで、少しでも、そういう偏見を持った人が減るといいなとは思います。(別に持ち上げろと言っているわけではないですし、いろいろな考え方はあって当然ですが)

 そして、災害派遣のことも印象的でした・・・。とくに東日本大震災のことも扱った最終回では、「災害派遣とは、勝利なき戦いである」という言葉が印象的でした。現職の方から、そのことを伺うと・・・やはり戦いとしか言えない状況なのだなと痛感しました・・・。本当に感謝の言葉しか出てきません。



(2013年5月26日静浜基地航空祭にて。バーティカルキューピッド。撮影者は私)

 ブルーインパルスは第10話に登場。タレントがテレビ企画でブルーインパルスに搭乗する(もちろん後席ですが)というエピソード。原作では5人組アイドルグループ「宙(そら)」が乗るという設定でしたので、5人組の漢字一字のあのグループがくるか?と思いましたが、違いました(笑)多分、元ネタは、キムタクが乗ったときのことなんでしょうね。(たまたまオンエアをリアルタイムで見ていました)こちらはドラマの中では2011年2月という設定でしたので、震災前の松島という設定。最終回でも松島基地やブルーインパルスがメインで取り上げられましたが、こちらは震災後という設定。2話連続でブルーインパルスが取り上げられていましたし、設定は違うとはいえどちらの回もロケはつい最近のはずですが・・・なぜか最終回で松島上空を飛んでいるブルーインパルスに涙してしまいました。ブルーインパルスが、震災を逃れたのには、きっと理由がある・・・私もそう思います。「うるさい」と言いながらも日常が戻ってきて嬉しいとブルー帰還を歓迎する地元の住民の方たちも印象的でした。(作られたドラマではなく、実際にニュースでもこんな光景を見ました)

 その最終回のブルーインパルス帰還の話は、原作にはありませんでしたし(ドラマ放送開始直前の今年3月末ですしね)、それ以外の部分の最終回の結末も原作とは良い意味で違う終わり方で、よかったです。もちろん原作のあっさり目は、あれはあれで好きなんですが。でも、その原作にはない部分も有川浩テイストに仕上がっていたと思います。主人公もよいけれど、個人的には、柚木と槙のカップルがお気に入りです~~スピンオフ・・・読みたいな(ドラマでもOK)

【追記】
 そういえば、今年の静浜基地航空祭に行った時、売店のあたりをウロウロしていたら「あのボールペンないかしら?」と探しているご婦人がいました。「ドラマの影響だな?」なんて思いました♪実際には、あのF-15のボールペンは番組スタッフさんが作ったオリジナルということで売られていないということです。似たようなのはきっとあるんでしょうけど。そして、DVD(ブルーレイ)ボックスの予約特典がボールペン2本セットだそうです(笑)なかなか考えるわね(笑)

チョーさん

2013年04月23日 | テレビ
 今日のブログタイトルのチョーさんは、チョーさんといっても、長嶋茂雄氏のことでも故・いかりや長介のことでもありません。チョーさんです。先日、ようやく第3話目にして『宇宙戦艦ヤマト2199』を初めて見たのですが(出かけていたりして忘れていました)アナライザー(の他2役も)の声にクレジットされていたのが「チョー」さんでした。

 チョーさんといえば、私にとっては、NHK教育『たんけんぼくのまち』という番組の主人公チョーさんです。この番組の中では、チョーさんが個人商店に住み込みで働居ている修行中の青年という設定で、自転車で配達などを手伝っていたと思うのですが、仕事が終わると、その日に仕入れた町の情報を模造紙に手書きの地図を描くのです。当時小学生だった私はその番組をワクワクしながら見ていたものですし、地図の授業のときはチョーさんばりにがんばって模造紙に校区の地図を作ったものでした。その後、チョーさん死亡説も流れたようなのですが(^^;(ちなみに高校のときに流れた志村けん死亡説はリアルに知っていますw)現在は声優としても活躍しているそうですね。でも私は『ワンピース』を見ていないし、声優としての活躍するチョーさんを知りませんでした。
 そんな私がチョーさんの存在を思い出したのが、数年前に雑誌で読んだみうらじゅん氏のコラムです。『たんけんぼくのまち』がDVD化されるにあたり、みうらじゅん氏も関わっていたらしく、チョーさんのことが書かれていました。そして、そのコラムを読んでびっくり!!!チョーさんはワンワンの中の人(声だけでなく、本当に中の人)でした!!!独身だし子供もいないので、幼児番組は見る機会なんてないのですが、あのぬいぐるみキャラは知っていたので「おおお!!!」と思ったのです。動画などで、ワンワンを見ると、なんか・・・中がチョーさんなのか~・・と感慨深くなってしまいました(笑)動きがすごくて、おもしろいです!今も昔も子供たちのアイドル(?)なんですね!

 ということで、今度はヤマトで活躍するチョーさんを楽しみたいと思います。

ドラマ 『極北ラプソディ』

2013年03月21日 | テレビ
 一時期勢いよく読んでいた海堂尊作品ですが・・・最近はちょっと離れ気味に(苦笑)『極北クレイマー』『極北ラプソディ』はまだ読んでいません。19、20日の2日間にわたりドラマがNHKで放送されました。という情報も放送当日に知り・・・さらに新聞のテレビ欄で私のセンサーが反応した山口祐一郎という出演者の文字(笑)山口さん、久しぶりにドラマに出るんだ!ということでチェック!!(笑)何の役だろう?と思いネットで調べると・・・な・・・なんと速水役ということでさらにびっくり!!!うーん・・・山口ファンあけど、イメージじゃないんですよね・・・。映画版『ジェネラル・ルージュの凱旋』の速水先生は堺雅人でしたが、最初は絶対にイメージじゃないと思って見に行きましたが、映画を見終わったころには、すっかり速水先生のイメージは堺雅人で固まってしまいました。(少し前にテレビ放送されたのを見てさらにそう思いました!)堺雅人と山口さんはタイプがまったく違うし・・・どういう速水先生になるんだろう?と期待と不安が(苦笑)

 と、前置きが長くなりましたが、あらすじはNHKの番組サイト をご覧ください。

 このドラマの原作は未読ですが、『ジェネラル~』の主人公である速水、『ブラックペアン~』の世良とおなじみのキャラが出てきたので、ついていけました。原作は読んでいないので、さらっとあらすじなどをチェックする限り・・・世良の医療に対する本当の思いがあまり描ききれていないのかな・・・?と思いました・・というか読んでいないのであくまで想像ですが。ある意味ダメ部分もある役は小林薫にはぴったりだなーとは思いましたが(^^;。主演の瑛太は、こういう青い部分もあるけど熱血な若い医師役がぴったりですね!
 
 そして私のお目当ての山口さんは・・・ファンの私が言うのもなんだけど、やっぱり速水のイメージじゃない(汗)チュッパチャップス舐めているシーンはちゃんとありましたけどね(笑)前編は出番が1シーンのみ。ドクターヘリから颯爽と降りてきた高所恐怖症のフライトドクター!後編は(出だし数分は同日放送されていた『美女と野獣』を見ていたので、見逃してしまいましたが)、主人公の瑛太演じる今中が速水のいる救急医療センターに出向するので、かなり出番は多かったです!何度も山口さんみたいなお医者さんに診てもらったら、すぐに元気になれそう♪と思いました(笑)

 物語のほうは、原作を読んでいたら、物足りないのかもしれませんが・・・まあまあでした。主人公の恋愛エピソードはベタといえばベタなんですけどね。その彼女のお父さんが実は世良で!とかもある意味ベタかも(^^;(ってこれは原作にあるのか?)ということで、山口さんが出ているからということで見ましたが、わりと面白かったです。原作も読まないとな~。

『天河伝説殺人事件』

2013年02月28日 | テレビ
 25日、内田康夫原作浅見光彦シリーズの『天河伝説殺人事件』の新作が放送されました。このブログでは、映画版(榎木孝明主演)の感想を書きましたし、記事にはしませんでしたが、4年くらい前にもドラマ化(このときは中村俊介が浅見光彦役)されたものも見ました。この日は長野の宿泊先で見ていたのですが(温泉あがりでボーッとしながら)、映画もドラマも見ているのに・・・内容をあんまり覚えていなかった(苦笑)部分的には鮮烈に覚えているのですが・・・。恐らく、映画にしろドラマにしろ、ツッコミどころ満載のお能シーンばかりに注目して見ていたからでしょう(汗)

 本題ですが・・・今回から新しい浅見光彦がキャスティングされました!速水もこみちです。最近はお料理のほうでも大活躍ですね!もこみちの浅見はちょっと軽いノリでイメージとは違うな・・なんて最初は思いましたが、物語が進むにつれて気にならなくはなってきました。(けど、歴代の人たちと比べると・・・まだかなという感じですが・・・これからに期待でしょうか?!)

 映画とドラマ版を見ているのに、「あれ、どうだったけ?」と思いながらも、見始めると、展開を思い出します。なので、感想らしい感想はあまりないのですが(おい!)なんだかんだ言っても、今のところ映画版がいろんな意味で面白かったかもな~。監督が監督だからでしょうかね?!でもどのバージョンを見ても、天河神社には行ってみたくなります。原作は読んでいないので、読んでみようかな。

 そして、能が絡むサスペンスって・・・能舞台の上で演能中に人が死んでいるよね

『ダブルフェイス 偽装警察編』

2013年01月06日 | テレビ
 10月に放送された『ダブルフェイス 潜入捜査編』が思いのほかよかったので、続編も楽しみにしていました。WOWOWで放送されていたとのことですが、昨夜地上波で放送されたので、こちらを鑑賞。度々書いていますが、私はオリジナルの香港映画『インファナル・アフェア』が大好きで・・・だからこそ、日本でリメイクのドラマを・・・というニュースを知った時はあまり期待していませんでしたので、潜入捜査編も忘れていて途中から見たのですが、これが面白くて!!(少なくともハリウッドのリメイク映画よりは何倍も良い!!)
 見逃した分も、先日再放送がありましたので、そちらで鑑賞。変更点はあるものの、そこはドラマならではでよかったかな。

 前回は警視正が殺されて・・・というシーンで終わり。そして、いよいよ偽装警察編です。展開を知っているだけに、切なくもあり、また日本版はどうなるのか?!というワクワク感も・・・。映画と大きく違ったのは、偽装警察側(香川演じる)の相手役の女性。作家志望というのは同じですが、なぜかヤクザの親分から近づくようにと言われて・・・女は女(蒼井優)で転がり込んでくるわ・・・(^^;でも、この彼女の存在は、これはこれでよかったかな~とも思います。少なくとも、少しはお互いを思っていたのかなというところはありましたし。彼女をヤクザ側の思惑通り薬漬けにさせたくないという気持ちとか、花束を買ってきたりという、ちょっとしたシーンがよかったのですが、その分最後のシーンの対比がね~・・・切ないわ~

 話の本筋自体は、ほぼ原作どおり。偽装警官のほうが薬物取引現場でボスを殺し、潜入と接触するもばれる→エレベーター。

 という流れは、ちょこっと違うようなところはありますが・・・流れは同じ。エレベーターの扉が開いて・・・の衝撃のシーンは、原作やハリウッド版未見の方にはかなり衝撃的だったと思います。彼の生き方は何だったんだろう・・・ああ、無間道・・・。そして残ったほうも・・・・。

 善人になりたいけれど・・・のほうは原作のほうがより強いような気がしました。かつ無間地獄に堕ちているというか・・・


 でも、原作にも続編(過去を描いた2は別として、事件前後を描いた3あたりのリメイクで?)もありそうな雰囲気。でないと、女性陣キャストの続きが・・・。

 いずれにしても、改めて原作映画『インファナル・アフェア』の凄さというか出来の良さというものを実感しました。

 そして、繰り返し申し上げます。ドラマやハリウッド版はご覧になっても、原作を未見の皆様・・・

『インファナル・アフェア』を絶対に見てください!!!


 そして、西島さんはよかったなぁ・・・。というか映画の中のトニー・レオンの雰囲気に似ている。もちろん香川さんもよかった!(このようなことを書くのは失礼ですがイケメン度ではアンディ・ラウには劣りますが、演技はさすがなんだよね~)ヤクザっぽくない小日向さんもよかったし、和久井・蒼井の両女性陣もよかったですね~

 全く期待していなかった日本リメイクドラマは、思いのほかよかったです!!! 

岩合光昭の世界ネコ歩き総集編~地中海のネコ~

2013年01月05日 | テレビ
 日本犬の写真がきっかけでファンになった動物写真家の岩合さんの番組がNHKのBSで放送されていたようです。その総集編が放送されたので、チェック!!こちらのブログには書いていませんが、実は昨年秋に元野良猫だった猫を迎え入れました。まさか、猫を飼うなんて思わなかったのですが、これが良い子なんだわ~!鳥や犬もいるのですが、家庭内別居です(苦笑)そんなことで、元々岩合さんの猫写真も好きですが、この番組も楽しく見ることができました。

 地中海の国々(トルコ・ギリシャ・イタリア)の野良猫たち。青い海と白い建物に映える猫。いいね~。躍動感溢れる猫もいいね~~!

 でも猫も良いけど、日本犬紀行的な番組も制作してほしいなぁ。こちらは野良ってわけにはさすがにいきませんが・・・。

 じゃじゃーん、こちらで初紹介!のトラちゃんです!



 クリスマスプレゼントに買ってあげた猫じゃらしで遊んでいます。猫ぱーんち!!別ブログは、犬ブログのはずが、鳥・猫も加わってしまいました(笑)私も岩合さんみたいな動物写真は到底撮れませんが、わが家のペットたちの一瞬をこれからも撮り続けたいです。

開票速報中継

2012年10月29日 | テレビ
 昨日は私の住む市の市長選でした。私はもちろん投票に行きました(選挙権を得てから欠席はありません!)が、投票率が30%台と、イマイチの今回の選挙。私は決して無関心ではありません。しかし選挙カーなども盛り上がっていないし、ポスターはあるけれど選挙をやっているのか気が付かないし、投票日当日も忘れそうになったので・・・そういう人も多かったのだろうなぁと・・・。

 そして、夜は地元のケーブルテレビのコミュニティチャンネル(地元のニュースなどを取り上げる)で、開票速報があるというので、なんとなく見ていたら・・・

 約2時間も延々と開票作業の中継でした!

 コミュニティチャンネルでないとできないですよね。開票作業も見学はできるはずですが、こういう風に開票をしていくのだとわかって(実況アナウンスつき・笑)これはこれで興味深くみていました。投票用紙に書かれた名前を読み取り機にかけて、立候補者別に100枚ずつの束にしてから、人間の目で違う票が入っていないか再確認の流れ作業。30分ごとの結果発表・・と。発表されると、それぞれの支援者の歓声も聞こえてきます。

 でも、実況アナウンスがないと・・・ザザザとかトントン・・と紙をまとめたり、票読み取り機の作業音しか聞こえてこず、しかも場所が体育館なので、音が響いているので、その音が・・・眠気を誘いました(笑)色々な意味で、これはコミュニティチャンネルにしかできない仕事です!