みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『レベル7』 宮部みゆき

2011年04月30日 | 本・マンガ
 最近よくニュースで聞くことでもなく、何かのゲームの話でもありません。宮部みゆきです。

 記憶喪失になってしまった男女、消えた女子高生を探す彼女のカウンセラー。最初はこの2組がどう繋がってくるんだろうか?とタラタラ読んでいたのですが、男女の記憶がだんだんと甦り(というか自分が何者かという過去が分かる)、二つの事件がひとつに繋がっていくあたりから、どんどん面白くなってしまい、長い小説ですが後半は一気に読み終えてしまいました。

 詳しく書くとネタばれになるので書きませんが、事件は現実にありそうな(ある、かな?)問題も絡めているのも面白いですが、ラストのどんでん返しは面白かった!!これまで読んだ宮部作品にも共通していますが、事件の内容は重たいのに、ちょっとホッとする終わり方が好きです。

「探偵Xからの挑戦状!」

2011年04月29日 | テレビ
 NHKの「探偵Xからの挑戦状!」の第2回「ビスケット」に山口祐一郎さんが探偵役で出演されるということで早速チェック♪久しぶりに見る山口さん♪探偵姿およびお香のシーンもいいんですけどね、個人的にはたこ焼き焼いていたり、居酒屋で働いていたり、自転車に乗って新聞配達しているのが・・・萌えツボでした(笑)

 本編もお香がトリックに絡んでいて面白かったです。「源氏香」は雅な遊びですね~。一度体験してみたいなと思いました。
 
 普段あまりテレビは見ないから初めてこの番組のことを知りましたが、以前にもやっていたのですね~。取り上げられた物語を収めた本を読んでみたくなりました。

夏みかんの香り

2011年04月24日 | 写真~風景・植物
 夕方、夏みかんの収穫をしました。一昨年にみかんの木を伐採したもので、昨年はあまり採れず・・・でもおばあちゃんの予言どおり(?)今年は昨年よりもたくのさんみかんが生りました。

 夏みかんは香りも良くて、爽やかな香りを嗅ぐと、溜まっていたストレスも吹っ飛びます。これで何か作ってみようっと。

『風にもまけず粗茶一服』 松村栄子

2011年04月22日 | 本・マンガ
 武家茶道「坂東巴流」の家元の嫡男である遊馬が家を嫌がり京都への家出したものの、そこで出会う人たちも茶人ばかり・・・というお話の『雨にもまけず粗茶一服』の続編を読みました。『雨にも~』は終わり方がとても爽やかで、お気に入りの作品です。『雨にも~』は、比叡山のお寺へ修行しにいくというところで終わりでしたが、この『風にも~』は比叡山の天鏡院での修行をメインに、遊馬や彼の周りの人たちのその後が描かれます。

 『雨にも~』の方がいろいろと新鮮な面白さがありましたが、遊馬が茶道や弓道と段々と真剣に向き合う姿は清々しいです。お茶嫌いの阿闍梨がいるお寺だからこそ、現代生活とはかけ離れた不便な生活だからこその成長ぶりというものを感じられますし、続きがあるのならぜひ読みたい終わり方でした。

 また、巻末にはカンナと幸麿の結納エピソード「雪にもまけず粗茶一服」が収録されています。なぜ「雪」かはなるほどね。カンナにぴったり。そして京都人が怖いと思いましたが(笑)、その彼女の出生の秘密が明らかになり、そして彼女が持っていた袱紗のいわれにはホロリとしました。

 表紙はいいんだか悪いんだか分かりませんが(笑)遊馬君なら、茶髪よりもちょっと青がかっていたほうがいいよーな気もするのは私だけでしょうか・・・

『熊野』小書き付きの難しさ

2011年04月17日 | お稽古
 毎年恒例の5月のお舞台も、震災の影響でいつもの形でできなくなってしまいました。でも形を変えて行うということになりました。モチベーションが少し下がってしまったのがバレバレになってしまった今日のお稽古・・・。気合入れないといけませんね。

 というか、ただでさえ『熊野』は難しいけれど、「イロエ掛カリ」「村雨留」という小書きがつきました。(小書き=特殊演出。通常とは違う演じ方になります)これが、変わる部分だけでなく、村雨留になる場合にはこの手(舞の中身)はこうなる場合もあると・・・ついつい慣れた手で打ってしまいます。それでもいいけれど、小書きが付く場合の意味というものをもっと考えないといけないなと思いました。

 本当・・・難しいです!!!!!!!!!


 さらにもうひとつ『屋島』もみていただきました。こちらは及第点。自分の好みとしてジャンル的に『熊野』や『羽衣』よりも『屋島』などの修羅物の方が打つ方としては好み・・・。

 さてあと半月。少しだれてしまいましたが、心を入れ替えて集中しようと思います。形は変わっての発表になりますが、またブログで報告できるようにがんばります!

『JIN -仁- (20)』

2011年04月16日 | 本・マンガ
 ドラマ第二弾スタートを前に原作未読分を読破。先日発売された20巻で完結です。

 ドラマを見てから、原作を読んだのですが、ドラマはドラマで面白いけれど、原作はもっと面白くてハマッてしまいました。どうやって終わるのかと思っていたけど、最初の包帯男の伏線回収はスッキリしたけれど、若干・・・結末を急ぎすぎたかな?と感じてしまうような・・・?これは読み返した方がいいかな。けれど、やっぱりこれは医療ものとしても、歴史ものとしても面白い!!南方と咲の関係、ちょっと変わってしまった未来、ところどころ涙ぐんでしまう箇所もありました。 

 ドラマは終わり方が原作どおりではないと思うけれど、ドラマはドラマでどうなるか楽しみです。というかドラマのあの終わり方は気になりますよ~。そしてマンガの咲もドラマの綾瀬はるかが演じている咲も一途でかわいいな~♪と思います。

お寺の桜

2011年04月13日 | 写真~風景・植物
 近隣でも有数の古刹と言われるお寺の桜を見にぶらりと。本堂前の大きい枝垂れ桜はもう終わりかけていましたが、参道の桜は見ごろでした。地元ですが、広いし歴史もあるので古都にあるお寺の雰囲気みたいなものを感じることができます。






 5つある塔頭(たっちゅう)のひとつにお邪魔して、ここの枝垂れとお庭を見ました。



 桜以外のお花もきれいでした!一時期、お寺の庭園(特に禅寺の)めぐりが好きだったことがありますが、また桜の時期以外にも出かけてみようかなと思います。

お花見散歩

2011年04月10日 | 写真~風景・植物
 やっと桜も満開になったので、今日は犬と一緒にお花見散歩。少し曇っていたけれどお散歩日和です。あまり人がいない近所の公園へ。桜だけじゃなくて、チューリップも可愛いので、一緒に撮ってみました♪




 犬と桜・・・顔が余計黒くて分からない・・・(苦笑)




 世間はお花見自粛という感じになっているけれど、こういう時にこそ桜を愛でるという気持ちも大切なのではないかなと思います。

ポポポポ~ン♪

2011年04月03日 | 雑感~ひとりごと
 ACの「今、わたしにできること」のCMに仁左衛門さんが出ていますね。私も何度か見ました。

 でもACのCMの中ではポポポポ~ンの「あいさつの魔法」が好きです。「おはようなぎ」とか「こんにちワン」「ありがとウサギ」とか、最後のポポポポ~ンが和むのですうん、挨拶は大事ですね。

 けど・・・どうしてもあいさつのダジャレ(?)的なものだと「こんにチワワ」「おはヨーグルト」など茶魔語(懐かしい!)を思い出してしまうのは・・・私だけでしょうか

 さて、画像は家に咲いていたタンポポ。もう何度かネタにしているけれど、「鼓草」茎の形が鼓の胴に似ているからとも、鼓の音を擬音化した「タ」「ポ」が語源とも言われています。ポポポポポ~ン繋がり(?)ということで。