みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

今年も終わり

2008年12月31日 | 雑感~ひとりごと
 今年も終わりですね。あっという間に過ぎ去った気がします。

 今年は数少ないけれど、歌舞伎、能、ミュージカルもとても良い舞台を見ることができました。歌舞伎はなんといっても四月歌舞伎座の『勧進帳』や十月の中村座が印象亭でした。能は関根祥人師の『海士』が印象的でした。ミュージカルは『美女と野獣』と『ウィキッド』のみでしたが、二つともよかったです。思ったよりも忙しくなってしまって去年より観劇できなかったけれど、それでも良い舞台に出会えてよかったです!

 さて、来年の目標は来年立てるとして、今年の目標の反省。1月1日の記事を読み返しましたが、第一目標の「紅を良い犬に育てる」といのも、まあ良い犬になっているかは謎ですが、それでも散歩はちゃんとできるし、トイレも問題ないし無駄吠えはないし、コマンドも色々覚えましたから飼い主にとっては良い犬だと思ってますがね(^^;。まあ、課題もいろいろありますが、それはまた・・・。
 でも英語の本を読む・・・というのは・・・(以下略)買ったはいいけれど読まない、借りたけれど読まずに返す本も今年も何冊かありました(笑)
 お稽古は漠然と男舞をやるなら『安宅』はやってみたいなと思っていたら、それを舞台で打たせていだたいたことがとてもよかったです。でも会が終わるとどうしても気が緩んでしまうので、また気合を入れていこうと思います。

 明日は初日の出に合わせて犬の散歩をするつもりです!

 皆さん今年もお世話になりました。気ままに好きなことを書いているブログですが、コメントなどありがとうございます!もちろんコメントされなくても、こうして読んでいただいている、アクセスがあるというのは励みになりますし、皆さんと交流でき楽しく過ごすことができました!
 
 皆様良いお年をお迎えください。

餅つき

2008年12月30日 | 雑感~ひとりごと
 今日はお餅つきをしました。去年の年末は喪中なのでお正月はなかったのでやりませんでしたので久しぶりに餅つきです。一時期、餅つきの機械でやったことはありますが、味は断然・・・・杵と臼で作るのに限る!ということで、手間がかかってもやはりこちらの方が気合が入りますね~。付き手は弟で返し手は祖母です。祖母、熟練の技

 ペッタン、ペッタンという音で年神様が家にやってくるそうです!

 私は・・・というと・・・つまみ食い係(笑)・・・もとい、丸めたり火の番とか雑用です・・・。



 小さい鏡餅です。どれかに私が作ったのもあるかな~?丸めるのも難しい・・・いつもだいたいいびつな形になります(汗)



 七輪で焼きたての餅を焼きました!ぷく~って膨らむのがおいしそうですよね!お汁粉に入れたり、海苔で巻いていただきました。


 ところで皆さんはお雑煮はどのようにして召し上がりますか?いろいろな食べ方があると思いますが、我が家はお餅を焼いておすましに入れていただきます。

うなぎボーン

2008年12月29日 | 美味しいもの
 少し前に『秘密のケンミンSHOW』を見ていたら、「静岡県民はみんな食べている!」ということで何かと思ったら、このうなぎボーンが紹介されました。東京に住んでいる静岡出身者の方とかこれを見て喜んでいたのですが・・・私食べたことないのです!静岡といっても、広いですし、焼津のメーカーが作っているというので地域的なこともあるのかもしれませんが・・・。そしたら、テレビに取り上げられましたという宣伝付きで駅の売店にありました。ということで初めて食べてみました!

 うなぎの骨のから揚げなのですが、見た目は少し怖いかも?!塩味としょうゆ味があったのですが、今日は試しに塩味を・・・。

 お味は・・・というと、うん、なかなか美味しいです!食感は「骨」ですけれど、普通にお菓子みたいですのでおやつにも良いですし、お酒を飲む人にはおつまみにもいいかもしれません。私はお酒は飲みませんが、なぜかおつまみ系は好きなんですよね~(笑)おつまみだけでいけるというか(笑)

『4コマ ちびまる子ちゃん (3)』

2008年12月29日 | 本・マンガ
さくらももこ/著

 新聞連載されている4コマの『ちびまる子ちゃん』の3巻が出ました。この3巻はオールカラーになっていますので、以前にも増してほのぼの感がアップです!1巻で出てきた村岡さんの奥さんが再登場!こんなおばちゃんいるよな~と(笑)。村岡さんのような新キャラも『りぼん』時代からのおなじみのキャラが活躍しますが、今回は冬田さんの藤木君への想いがかなりネタにされています(笑)そして、いつもそうですけれど、友蔵や家族みんなが温かくて良いですよね。

 普段はこれが連載されている新聞を読んでいないので、また次の単行本を今から楽しみにしちゃいます!
 

やっと・・・

2008年12月28日 | 雑感~ひとりごと
 ひと段落。これからお掃除とか遅いけれど年賀状とかやります・・・

 若かりし頃の仁左衛門さん(孝夫さん)が出ているドラマ『絵島生島』のDVDを借りてきたので、休み中に見るつもりですけれど、その前に、新年を迎える準備をせねば~それにしても仁左衛門さん若い!!当たり前だけど。こちらも見終わったら記事にしますね!!

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN (18)』

2008年12月28日 | 本・マンガ
安彦良和/著 矢立肇・富野由悠季/原案

 18巻が出たので読みました。表紙カッコイイ!こちらも17巻同様ララァ編後ということですが、この後もララァいっぱい出てくよね~と・・・。そうなると、なんでララァ編なのか分からないわ・・と思ったり(^^;

 それはともかく、ORIGIN部分で描かれたシャアとセイラの過去のことも、二人の再会部分で活かされた感じ。また読み返してみようかなぁ・・・。
 

寒い・・・

2008年12月26日 | 雑感~ひとりごと
 今日はとても寒かった・・・というよりも冷たかった・・・

 日曜日までは忙しいので、年賀状はギリギリになりそうです(苦笑)ここ2年喪中でしたので、年賀状はすっかり作るのを忘れていました(^^;

 画像は昨日のだけれど、夕焼けが綺麗でした。
 

『かぶく者 (4)』

2008年12月25日 | 本・マンガ
たなか亜希夫/画 デビット宮原/原作

 『かぶく者』の4巻が発売されたということで早速読んでみました。

 3巻で登場した“役者潰し”の銀之助と『連獅子』を踊ることになった新九郎。これがなかなかのキャラクター。でも主人公もそうですが、恋四郎といい濃いキャラばかりで(苦笑)現実にはありえないでしょ・・・と思ってしまうのですが、これはこれで気になってしまうのです(笑)
 
 5巻は『東海道四谷怪談』が取り上げられるそうです。

ドラマ 『チーム・バチスタの栄光』

2008年12月24日 | テレビ
 昨日、最終回でした。ドラマ初回を見て、積読だった原作を慌てて一気読みして、それからシリーズを読み進めています。キャストがイメージと違うとかなんだかんだ言いながらも結局最終回まで見ました。というか見てしまいました・・・。犯人は最初は結局原作とドラマと一緒じゃんと思いましたが・・・その後は本当に・・・二転三転!!!

 「なんでそうなる??」と(爆)

 なんか、犯人(?)が何人もいることになってしまうのですが、それはそれでドラマは別物、別次元のものとして考えればいいことなのでいいのですが、どのケースも深い理由が感じられず、納得できませんでした・・・。最終回の真犯人は一応理由はあるのだけれど、やっぱり納得できません・・・。う~ん、そういう風になるんだね。と思いましたが、とある犯人がなぜあの人を?!っていうのも分からなかったし(爆)

 映画かドラマかといえば、私は映画版の方がすっきりしていて面白かったな~と思います。たとえ田口が若い女の人でも・・・でも原作が一番面白いですね・・・。


 キャストは田口=伊藤淳史はやっぱり違和感ありですし、白鳥=中村トオルも原作とはイメージが違いますが、それでも白鳥は楽しかったですね(笑)
 
 そして続きがありそうな終わり方でしたね。でも・・・・ドラマの続きがあるとしたら、映画や原作とは違う感じなんだろうなぁ・・・・。

閑能会 『清経』 『海士』

2008年12月23日 | 能・狂言
 12月19日 於 観世能楽堂

 少し日が経ってしまいましたが19日、観世能楽堂で行われた閑能会へ行ってきました。自由席なので少し早めに行って脇正面にて鑑賞。超満員で立ち見はおろか、中に入れなかった人もいるらしいです・・・。

 能 『清経』 替之形
 『清経』は以前「恋之音取」の小書きで見たことがありますが、こちらは初めて。「替之型」は位が高い演出ということです。清経は好きなお能なのですが、妻の気持ちなどを考えると少し複雑にもなります。
 シテは祥六師。最初の謡い出しが少し掠れ気味だったりして、正直少し不安になってしまいましたが、徐々にそういうことは感じなくなりましたし、修羅道に落ちた様を語る場面はや圧巻。ツレの高梨万里さんも良かったです。曽和正博師の鼓も印象的でした。

シテ:関根祥六 ツレ:高梨万里 ワキ:森常好
後見:関根祥丸、武田尚弘
笛:松田弘之 小鼓:曽和正博 大鼓:国川純
地謡:関根知孝、高梨良一、上田公威、岡庭祥大
   長宗一雄、山崎佑二、古橋美香、関根はな恵


能 『海士』
 以前、この曲の見所である「玉之段」を舞台で打たせていただいたり、四国に行った時に縁の地である志度寺を訪れたことはありますが、お能を見るのは初めてです。しかも祥人師のシテで見ることができたのは、とてもよかったです。
 特に海士が海底に潜り竜宮から玉を取る場面「玉之段」は圧巻。上手く表現できないのが残念なので「凄い」としか言えないのですが、哀れさ、子への思いが伝わってきて、本当にその情景が浮かんでくるような・・そんな舞台でした。
 後場は一転して龍女姿となった母の霊の登場。前場の海士とは違いかなり派手な出で立ちです。
 しかし、祥人師の舞台は拝見する度に「凄いな~」と思うばかり。ご一緒させていただいた方も祥人師のファンの方で、帰り道はそのことばかり話していました(笑)


シテ:関根祥人 子方:藤波重紀 ワキ:村瀬純 間:高澤祐介
後見:藤波時昭、関根知孝
笛:一噌仙幸 小鼓:観世新九郎 大鼓;大倉栄太郎 太鼓:小寺佐七

地謡:浅見重好、上田公威、藤波重孝、清水義也
   斉藤剛、柴田孝昭、渡辺洋子、関根祥丸


 順番は逆になってしまいましたが、年末にふさわしい狂言『福の神』も上演されました。福の神様の笑い声だけでもおかしいですね。その他、仕舞5番、舞囃子1番がありました。久々に能の会に行ったのですが、1年の締めくくりがこのようなすばらしい会でとてもよかったです。来年はもっとお能を見たいと思っています。

『松虫』通して稽古

2008年12月21日 | お稽古
 今日は『松虫』をサシからキリまで通してみていただく。舞は黄鐘早舞。鼓の手自体は今まで習った男舞と変わらないのですが、二段の中が笛がオロシを吹いてこないので、普通に打てばいいのにつられてしまう・・・。つられないように冷静に考えて打つのが今後の課題です。

 後半もテンポが良すぎる故に、手(この場合は自分の手ね。)がついていかず、終盤もたついてしまいました・・・。ちゃんとできたらカッコイイのでしょうね。しかししんどい~(^^;。

 さて来月は新年会。皆でお食事会・・・・・の前に少しだけ社中ミニ発表会。『小袖曽我』キリを独鼓で打つことになりました。前にもやったところだけど、思い出さないとな・・・。

『京鹿子娘道成寺』 幕見

2008年12月20日 | 歌舞伎
 お能の会が夕方からなので、時間もちょうどよいので歌舞伎座で三津五郎丈の『娘道成寺』を幕見。売り出し時間ぎりぎりに幕見の列に並んだため、立ち見でした。さすがに疲れますね・・・でも、一番上手側から立ち見したので、道行はそれでも少しは見やすかったでしょうか。

 三津五郎さんの道成寺といえば『奴道成寺』というイメージです。今まで2回ほど見ていますが・・・。それ以前に三津五郎さんの女形を見るのは初めてなのではないかと思います。なので、どうなんだろう?と思ったのですが、思ったよりもかなり綺麗でした(失礼!!

 道行では普段、浄瑠璃のところを常盤津という演出だったり、全体的に華やかさを押さえている印象でした。言葉を変えれば地味という印象かもしれませんが、三津五郎さんの古風できっちりとした花子を堪能しました。




 幕見席からの風景。新しい歌舞伎座になってもこの一幕見席のシステムは残してほしいです。

岡本太郎 『明日の神話』

2008年12月20日 | アート・イベント
 19日は渋谷松涛の観世能楽堂へ。お稽古仲間の方と渋谷駅で待ち合わせしていたのですが、少し時間があったので、待っている間、岡本太郎の『明日の神話』を見てました。まず第一印象は「大きいな~すごいな~」と・・・ありきたりのことを思いました。こういう物を創造できる岡本太郎ってすごいです。近くで見て迫力を感じるもよし、少し離れた通路からまた眺めるもよし?でも人通りが多いところなので、人にぶつからないように注意しましょう。。。

 それにしても・・・美術館とは違ってオープンな場所にあるので、いたずらされないか少し心配になったりする・・・こういう場所に置くことは良いことだと思いますが。