みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

あべ一座

2009年08月30日 | テレビ
 昨夜、「どれみふぁワンダーランド」を見終わってそのままBSをつけていたら、その後クドカン演出・構成の「あべ一座」が始まった。予告を見て気になっていたし、初っ端からユニコーンの阿部義晴が出てきたり、阿部サダヲや阿部寛も出演でしたし、クドカンなら面白いに違いない!ということですのでついつい見てしまいました(笑)
 
 出演者が一般の人を含めて全員「あべさん」NHKホールに集合。歌謡、芝居ありのあべさんだらけの公演(笑)自分はあべさんではないけれど楽しめたので、きっとあべさんはもっと楽しめたのでは??「アヴェ・マリア」や、「長崎はいつもアベ」など替え歌もおかしかったけれど・・。ABBA・・でなくABBEとか・・・。阿部サダヲが面白いのはもちろんなんだけど、阿部寛が変なのも意外性があって面白かったです。「あべ」ではないのになぜか田辺誠一が出てきたり(TAN"ABE")ということで(爆)他にもあべ静江、安倍麻美、NHKアナウンサーも阿部さん。本名があべさんの千昌夫などあべだらけ。特にどうというわけではないけれど、ただひたすら「あべ」で統一した番組でした。楽しかったです~。第2弾ってあるのかなー・・・一回だけでいいような、一回だけではもったいないような・・・(笑)

UFO??・・・じゃないよ

2009年08月29日 | 自衛隊イベント
 忙しかった8月。夏休みも少し削ってしまったのですが、今頃ようやく暇になったので短い夏休み第2弾を過ごしています。夏の疲れも溜まっているので、体を休めています。

 先日、電車の中からこんな光景を見ました。富士山付近でなんかたくさん飛んでる~UFOの編隊?!?!

 ではなく・・・今の時期は陸上自衛隊の総合火力演習のシーズンでこの日はちょうど予行演習の日でした~。これは東富士演習場へ向かって上空でホバリングしながら待機している陸自ヘリ部隊です。演習場での見学とはまた違ってこれはこれで珍しいのかしらん?某駅で列車停車中思わず見入ってしまいました(笑)デジカメを持っていなかったので、ケータイで撮影(笑)肉眼だとヘリってわかるけど、これだとほぼ点にしか見えない・・・(苦笑)けれど、こんな風に並んでいるのを見ると、素人ながらすごいな~と思います。それにやっぱりカッコイイ!!




 これは昨日の夕方の散歩にて・・・。富士山の上の雲が面白かった。ちょうど山頂の上に帽子というかふたがあるような・・

ラーメンズ第15回公演 『ALICE』

2009年08月26日 | DVD(映画以外)
 どっぷり再ハマリ中なラーメンズ(笑)こちらも再見。

 収録コントは
「モーフィング」「後藤を待ちながら」「風と桶に関する幾つかの考察」「バニー部」「甲殻類のワルツ」「イモムシ」「不思議の国のニポン」

 私、これが一番好きな公演かな~。面白さと素敵さのミックス具合がちょうど私にとって良いといいますか・・・(笑)こういう笑いが私は好きなんだよな~~・・。みんな好きだけど、特に好きなのは以下の3つ。

 「風と桶に関する幾つかの考察」は大好きなネタ。「風が吹くと桶屋が儲かる」っていうのがあるじゃないですか。風が吹くと砂埃が舞いそれが目に入り盲人が増える→盲人が増えると三味線を弾く人が増える→三味線の皮に使うので猫が減る→猫が減ると、ねずみが増える→ねずみが増えると桶をかじられる→なので桶を新しく買う→桶屋が儲かる。という一般的なもののを、“風が吹くと”なぜ“桶屋が儲かる”のか別バージョンをいくつか・・・駄洒落的なものもありますが、ちゃんと「風が吹くと桶屋が儲かる」になっているのが面白いです!

 あとは、ギリジンとは逆で黙って動かない仁さんを相手に賢太郎さんのほぼ一人舞台の「バニー部」(笑)世の賢太郎さんファンの女性はたぶんみんなこれは好きかと思われます(笑)仁さんがずっと黙ってなくちゃいけないのって・・・これは拷問に等しいと思う(笑)
 
 「不思議の国のニポン」は日本語教室シリーズです。ええ、好きなネタです(笑)今回は全国都道府県のことを勉強していきます・・・。はちゃめちゃだけど、面白いんですよね・・これ(笑)県民の半分は●●ってでたらめすぎるけどねー。ちなみに我が県は公式キャッチフレーズのことにツッコミを入れられたのみ・・・もっといじってくれてもかまわないのに・・・(笑)ちなみに先生による京都ミニコントは思わず吹きました(笑)私もそのお店の商品をポーチに入れてますからねー(笑)

【追記】
 「ドイツ村」って全国に本当に・・・4箇所あるんですね(笑)調べてみる私も私ですけど・・・・(笑)

夕方の海と富士山は絶景

2009年08月23日 | 写真~富士山
 地元の海での海上花火大会に行ってきました。混雑などを予想して早めに到着してしまったので場所取りをして、ぶらぶら・・・。ちょうど日が沈むころですので、綺麗な景色を眺めていました♪先日、デジカメ(コンパクトだけど)を買ったのでさっそくいろいろと撮ってみました。(まだ慣れていないけどね・・・)

 やっぱり海と松林と富士山は絵になりますねー。実は高校時代に美術の時間で水墨画なんてやりまして(渋いな~)こんな構図で水墨画を描きましたよ~(笑)





 太陽が沈むのをじっくりと眺めたのはいつ以来だろうか・・・。日が沈んでからも、空の色が綺麗で・・・。



 花火はさすがに海上花火だけあって迫力がありました!!花火の写真は・・・ノーコメントで(苦笑)その代わりに・・・今日は花火の前に祖父のお墓参りに行ってきましたが、そこのお寺さんにあった百日紅です。



 最後に・・・そのとおりです・・・。海岸で花火を見ているときは堤防の段になっているところに腰掛けていたんですが・・・大地震こなくてよかったぁ・・・・と後で思いましたよ。でも地震とか関係なく、こういうのに上ってはいけません・・・。


ラーメンズ第8回公演 『椿』

2009年08月23日 | DVD(映画以外)
 すみません、またラーメンズネタです(笑)久しぶりに『椿』を見ました。5年くらい前にラーメンズにはまり出したとき、戯曲集まで買ってしまったもんなぁ・・・これ・・・(笑)

 収録コントは、「時間電話」「心理テスト」「ドラマチックカウント」「インタビュー」「心の中の男」「高橋」「斜めの日」「日本語学校アメリカン」「悪魔が来たりてなんかいう」です。

 これを見て、先日記事にした第16回公演『TEXT』は、芸術度がより高いなぁと改めて思ってしまいました。でも決して以前の作品たちが完成度が低いというわけではないんですけどね。こちらのほうが“笑い”度が高いといいますか(笑)でもどの作品も言葉遊びに富んでいてやっぱり面白いですね。まあ、勢いだけで突っ走るものもありますが(笑)「ドラマチックカウント」なんてなんてことないはずなのに・・・「おぉ~~」と思わず拍手したくなってしまうのです。「あいうえお」と五十音を言い方を変えるだけで、ちゃんと釣堀(?)での会話になっている(笑)その前の伏線があってこそのドラマチック五十音なんですけどね。賢太郎さんのコントってこういうのがうまいんだよな~。

 「日本語学校アメリカン」は理屈ぬきでくだらないけど面白い(笑)ラーメンズの日本語学校シリーズは人気ネタ。CDにもなっていますが、ほんと・・・くだらないけど面白いんですよねぇ。これはもうノリだけで突っ走るというか・・・。芸術的で、言葉遊びが巧みなコントも好きですが、こういうお馬鹿な笑いも好きです(笑)

『禅  ZEN』 (DVD)

2009年08月22日 | 映画(DVD含む)
 中村勘太郎が曹洞宗の開祖である道元を演じた作品です。『パッション』の記事で書いたけど、学生時代はキリスト教の授業も取っていたけど、道元についての授業も取ってました。『正法眼蔵』は難しかったなぁ・・・けど貴重な時間でした。ということでこの映画に興味があったのですが、こちらでの公開はあったものの映画館で見逃してしまいDVDで鑑賞。
 
【あらすじ】禅 ZEN - goo 映画より引用。
鎌倉時代。仏道の正師を求め、24歳で宋へ渡った道元。修行を積んで悟りを得た道元は、帰国して如浄禅師の教えを打ち立てることを決意する。周囲には次第に道元の教えに賛同するものが増えてくるが、それを妬んだ比叡山の僧兵の圧迫により、道元たちは越前へ移る。永平寺を建立して門徒たちの指導に励む道元のもとへ、ある日六波羅探題の義重が訪れた。時の執権・北条時頼を怨霊から救って欲しいというのだ。道元は求めに応じて、鎌倉へと向かう。


 とても地味だけどなかなかの良作でした。勘太郎君が道元を演じるというのは若すぎるのかな?とも思いましたが、そこは若手歌舞伎役者の中でも実力のある彼ですしね、とてもよかったです。青年期から晩年(は、やっぱりちょっと若すぎるけど・・・)までの道元を演じたのですが、彼の人柄が出ているんじゃないかな~と思いましたし、声も良いですしね。貫禄というか、存在感というのも感じましたしね。失礼ですが決して美男子タイプではないと思いますが、やっぱり今後が楽しみな役者さんですね!!役の上でふけてからは、お父さんに声が似ているな~なんて思っちゃいました(親子だから当たり前・・・^^;)

 内容としては、今の世の中に必要なことが詰まっているんじゃないかなぁ・・・と思いました。

 「あるがまま」

 「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」

 シンプルだけど奥深いですよね・・・。あとは豆のエピソードも印象的でした。理解するのは難しいかもしれないけれど、学生のころよりは少しは年を重ねましたので、感じ方も違うだろうし、道元関連の本を読んでみようかな・・・。

 少し残念なのはCGかな。特に蓮の花に道元が乗って・・・っていうのは・・・なくてもよかったんじゃないかなぁ~・・。


【追記】
 そういえば、三津五郎さんが道元を演じた新作歌舞伎『道元の月』という作品もありましたが、その中で勘太郎君は若い禅僧の役を演じて印象的でした。

手作り虫除けスプレー

2009年08月22日 | 雑感~ひとりごと
 犬を飼い始めてから、蚊を媒介として発症するフィラリアが怖くて、蚊(虫)除け対策に励んでいます。外飼いですが、蚊取り線香でがんばっています。でも散歩時に、市販の虫除けスプレーは臭いがきついし、ちょっと苦手。甲斐犬ブログの方でお世話になっている風華★親爺さんのブログに手作り虫除けスプレーの記事があったので、参考にさせていただき、先日の休み中に作ってみました!!

 無水エタノール5ml、精製水45ml、オイル10滴をボトルに入れて混ぜるだけで簡単にできます。オイルは無印のオイルで、ユーカリを使いました。試しに作って、何日か散歩の時に使いましたが、気のせいなのかそうでないのか、蚊がたくさん飛んでいる所に入っても寄ってこないような・・・。ということで毎日使っているので、また作ります~。

 犬用に・・・と思って作ったんですが、すっかり人間用に・・とハマりそうです(笑)犬用に作ったので、もちろん犬にもつけています~。でもスプレーは嫌いなので(音とともにシューって出てくる感じが嫌みたい・・っていうかスプレーに向かって怒ります・・・)手にとって塗っています。


 ところで、蚊除け・・・はともかく・・・ムカデのほうが怖いし手ごわいのですが、どうすればいいのかな~?と思う日々。薬を撒いているけれど・・・薬以外にないかなぁ・・・

KKP#5『TAKEOFF ~ライト三兄弟~』

2009年08月19日 | DVD(映画以外)
 ラーメンズ関連の記事が続きます(笑)KKP(Kentaro Kobayashi Produce)とはラーメンズの小林賢太郎の作・演出による演劇プロジェクト。ラーメンズの舞台とはまた一味違った小林賢太郎ワールドです。

【あらすじ】
 「やりたいこと」に悩む20代の旅人(オレンヂ)。「仕事」に悩む30代の飛行機マニア(小林賢太郎)。「家庭」に悩む40代の大工(久ヶ沢徹)。そんな3人が偶然ビルの屋上で出会う。その後、彼らはライト兄弟の幻の図面を手に入れ、復刻に挑む。果たして彼らの想いを乗せた手作り飛行機は飛ぶのか?!

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 今までに何作かKKP公演を映像で見ていますが、これが今まで見た中で一番良かったです。登場人物は3人。セットは飛行機以外はいたってシンプル。(ラーメンズの舞台に比べれば“大掛かり”な舞台かな。)今回は仁さんはいないし、ラーメンズとは違うけれども、賢太郎さんの作り出す世界なので、もちろん笑いの要素や言葉遊びもたくさんあります。それでいてかなり良い話でもあります。最後はだいたい見る前から予想はつくけれど、それがゆえにどうするのかな?と思っていたのですが・・・その幕切れがとっても印象的!!!「TAKEOFF」のタイトルがラストで繋がった~~!!!もちろん、彼ら3人にとってもTAKEOFF。気持ちが高ぶったところでのこのラスト、実際の舞台でなく映像なのにこれだけの感動と興奮を味わえるとは!!お客さんがノリノリで総立ちっていうのも分かります。私も画面に向かって思わず拍手したくなってしまいましたもん。これは実際の舞台を見てみたかった、でももし見たとしたらどんだけ興奮するんだろうな~と思うとちょっと怖いかも(笑)久しぶりに良いもの見たな~~と思いました。
 ラストもそうですが、笑いだけでなく、ちゃんと“感動”も与えてくれるのが賢太郎ワールド。特にライト兄弟のファーストフライトの12秒間のあの見せ方・・・。無音の12秒がこんなに感動的だとは。無音だけでなく、飛行機製作シーンのいろんな道具を使ったパフォーマンス(ストンプみたいな)も印象的でした♪

 
 賢太郎さんファンとしては、彼のいろんな面を楽しめてよかったんですが・・・キャラ的に一番良いのは大工の久ヶ沢さんだな(笑)3人みんなよかったですけどね。ラーメンズにしろ、ポツネン(賢太郎さんソロライブパフォーマンス)にしても、完成度が高いパフォーマンスを見ると、「これはお笑いなのか、演劇なのか?」と思いますが・・・ジャンルわけなんてしなくていい、ラーメンズはラーメンズだし小林賢太郎は小林賢太郎なんだ!!と思うのです。

 それにしても、賢太郎さんは凄すぎる・・・。

ラーメンズ第16回公演 『TEXT』

2009年08月18日 | DVD(映画以外)
 小林賢太郎・片桐仁の二人によるお笑いコンビ・ラーメンズの公演のDVDを見ました。

 ラーメンズが好きと言うと、大体の反応は「誰?」なんですけどね(汗)続いて多い反応は「まだいるんだ!」(多分「爆笑オンエアバトル」を見ていた人かな。)そしてその反応をした人の中には「ラーメンズ好きって人って、変な人多いんだよねー」と・・・・(爆)私の周りにもラーメンズファンはぼちぼちいますけどね・・・まあ、認めておきましょうか(苦笑)えーと、ラーメンズ公演は実際には見に行ったことはないけれど、だいたい公演は、ほとんど映像で見ているかな・・・?

 収録ネタは「50 on 5」「同音異義の交錯」「不透明な会話」「条例」「スーパージョッキー」「銀河鉄道の夜のような夜」です。

 まったくセットがない舞台。たまに着替えることもあるけれど、基本的に大げさな道具や衣装は一切ないシンプルな舞台、そして裸足の二人。セットもそうですが、何よりも言葉遊び、この公演にちりばめられた点が繋がるラストにはすごすぎるとしか言えません。

 とはいえ・・・まったく馬鹿らしい(?)「スーパージョッキー」のような、賢太郎さんがずーっと黙っていて、仁さんが一人で暴走しているようなのも好きなんですけどね~(笑)「テレフォン」とか「あぶね~あぶね~」なんかはお決まりネタ?!(笑)ちなみに私は怪傑ギリジンでラーメンズに堕ちました(爆)

 賢太郎さんの才能と、仁さんの個性がミックスされた知的でアートな笑い。まだ彼らの世界を知らない方たちには、是非是非触れていただきたいものです。(テレビにはあまり出ないので、実際の舞台を見るかDVDでしかチャンスはないですが。)

『パッション』 (DVD)

2009年08月17日 | 映画(DVD含む)
 メル・ギブソン監督がキリスト最後の12時間を描いた作品です。知人に借りて見ました。前から興味はあったし、見なくてはなと思ったものの・・・私が苦手なようなシーンがあると思い・・・・避けていました・・・。ええ、それだけの理由です・・・。

 さて、題名の「パッション(Passion)」というと、「情熱」の意味が一般的だと思いますが、辞書で調べると、「the P~(大文字)」でキリストの受難という意味もあります。なので、この映画のパッションは“受難”という意味。他にも殉教者の受難、殉教という意味も。キリストの十字架の苦しみ→強い感情、ということで情熱の意味になるらしい。この辺の語源のことはもっと調べてみると面白いと思います。ちなみに原題は『The Passion Of The Christ』=「キリストの受難」ですね。


 熱心なキリスト教徒はこれを映画館で見てショック死した方もいたということですが・・・別に信者ではない私ですら倒れそうになるっていうか・・・・・

 画面ではなく下を向いていた部分も多かった・・・・

 うーん、それで見た意味あるのか(爆)

 鞭打ち刑や磔刑など四季の『ジーザス・クライスト・スーパースター』でも見ているし、知識として知っていることですけどねぇ・・・。はい、やっぱり「無理~」という箇所が・・・。でも、それらが“受難”なんでしょうから描かなければいけないのでしょうし、非難されるべきとは思いません。血が苦手な人にはお勧めしませんが・・・。

 とはいえ、別に面白くなかったという感想ではありませんよ。この映画では英語を使うのでなく、当時のパレスチナで話されていたアラム語、ラテン語、ヘブライ語を使っていたりする点(といってもどれが何語かはさっぱりわかりませんが~)や、リアリティを追求した描き方は面白く、印象的でした。
 私は学生時代に少しはキリスト教についての授業を取っていたのですが、やはりなじみがないせいか分からないことの方が多かったかな・・・。恥ずかしながら・・・(^^;

 この作品にしろ、『ダ・ヴィンチ・コード』にしろ、いろいろ問題視されるけれど、あくまで作者や製作者からの視点や解釈・・・と思えばいいんじゃないかなぁ・・・と思ってしまう私ですが・・・どうなんでしょう・・・。

お盆

2009年08月16日 | 雑感~ひとりごと
 8月お盆の我が家。13日にお坊様がいらして、今日は送り火を焚いてお盆も終わり。で、今日はお盆の片付けでした。

 さて、最近知ったこと。画像はお盆の飾りつけに使う「きゅうりの馬」と「なすの牛」です。ご先祖様がこれに乗ってやってくるというのは知っていたけれど、行きは急いで家に帰るために馬で、帰り(?)はのんびり牛に乗って・・・ということになっているらしい・・・。知りませんでした~。でも祖母も知らなかったみたい・・・。さて、祖父が亡くなってから2回目のお盆・・・牛に乗って素直に戻ったのか心配になります(爆)



 お盆の飾りつけの蓮の花。いただきものです。昨日の朝、綺麗に咲いていました。でも今日はもう全然だめでした・・・。

 さて、今月は一年で一番といっていいくらい忙しい一ヶ月・・・。短いながらも一応お休みはあるけれどバテてます・・・・。さて、今日は京都では大文字五山送り火でしたね。一度生で見てみたいなぁ~。

地震

2009年08月11日 | 雑感~ひとりごと
 今朝5時過ぎ、地震で目覚めました。こちら(東部)は震度5でした。幸いにして自宅の被害はなく自分の部屋の本棚の上に置いてある物が少し落ちてきた程度で家具の転倒などの被害がなく済みました。いつも、地震がくるたびに「ついに東海地震きたっ!」って思うのですが、今回はたて揺れのあと、間があってから今までに体験したことのない大きいのがきて本気で「こりゃやばいよっ」て思いましたよ・・・。

 地震の地鳴りの音とカミナリの音、さらには物が落ちる音がセットで・・・怖かったです。

 昨日、弟と犬の変な行動の話をしながら「昨日(日曜)の地震の震源地の上を台風が通るから、こりゃ大地震くるかもね。」と昨日話をしていた矢先でした・・・。(ちなみに犬は昨日は普通で、今朝の地震前は寝ていたから分からずです・・・)怪我をした方もいらっしゃいますが、でも東海地震本体だったらこんなもんじゃ済まないわけで・・・。関連性は不明だけど万一のこともありますし、余震もまだ続いています。ということで非常用の水と食料をいつでも持ち出せるように準備をしておきました。ただ、こちらは無事でも震源に近い地域の友人の住まいのほうは断水やら高速道路が崩れたり・・と心配。同じ県内でもこうも違うとはね。
 
 今後は台風もきますし、もしかしたらまた・・・ということもありますから静岡県内にお住まいの方だけでなく、近隣の方たちも気をつけましょう!!

『HACHI 約束の犬』

2009年08月09日 | 映画(DVD含む)
 亡き主人を渋谷駅で待ち続けた秋田犬ハチ公のを実話を基にした『ハチ公物語』は子供のころ、父親に連れられて見に行きました。さて、その『ハチ公物語』をハリウッドでリメイクということで観てきました。自分も犬を飼っていますが、普通の犬でなく、描かれているのが我が愛犬と同じく日本犬。種類は秋田と甲斐で違いますが、日本犬愛好家としても、ハチ公の映画がハリウッドでどうリメイクされるかというだけでなく、秋田犬がどう扱われるかという興味もありました。
 犬好きの友達とはリメイクされたら絶対犬種は違うのになるんじゃない?と予想していたのですが、純日本の秋田と知ってびっくり。しかも名前もハチだったし(笑)でもそれもちゃんと意味があるんですよね。(ちなみに秋田はアメリカでも人気があり、戦後はGHQによってアメリカに持ち込まれ、さらには秋田とマスティフなどの洋犬と交配を繰り返され作られたアメリカンアキタなる犬種も存在します。こっちはもう顔つきが思いっきり洋犬だけど。)

【あらすじ】HACHI 約束の犬 - goo 映画より引用。
アメリカ東海岸。郊外のベッドリッジ駅で寒い冬の夜に、大学教授のパーカー・ウィルソンは迷い犬になった秋田犬の子犬を保護した。妻ケイトの反対を押し切って、飼い主が現れるまで子犬を飼うことにしたパーカーは、子犬の首輪のタグに刻まれていた漢字から、ハチと名づける。パーカーの愛情を受けてすくすくと成長していったハチは、やがて朝は駅まで見送りに行き、夜は迎えに行くようになっていく。

 山梨からアメリカに輸送されたハチ。「そうか、紅(我が愛犬)と同郷かぁ」と最初から関係ないことを思いました(笑)
 さて、ハチとパーカーの出会いは運命的。どちらにとっても会うべくして会ったという存在なんでしょうね。日本版を知っているせいもありますが、物語の展開は知っているので、その後どうなるかわかるんですが・・・やっぱり日本犬の愛らしい目にキュンとしてしまいます。誰にでも媚びるということをしない日本犬。映画の中で、パーカーの友人で日系人の教授ケンが「飼い主を喜ばせることをしない」って言っていたけれど、なるほど納得(爆)ハチとは違ってボール遊びは大好きですけど、(ちゃんとボール持来はできますよん。)ちゃんと自分を持ちつつも、信頼関係ができていれば、飼い主のいうこともちゃんと聞く(たまに・・・無視することも・・・^^;)というところに魅力を感じるのよね。日本人と西洋人の気質同様に日本犬と西洋犬の気質も違いがあると思うのですが、そんな性質の捉えられ方などもちゃんとわかってもらえて、とても誠実な作りになっていたのがうれしかったです。ちなみに二人でネットで秋田犬について調べているところ、あれ好きです(笑)二人で一緒に遊んでいる何気ない日常のひとコマがほほえましかったです。犬を飼っている(ちゃんとかわいがっている)人なら誰しも共感するのでは?

 若干横道に逸れましたが(笑)、物語は淡々と進んでいきます。例のボールも、パーカーと永遠に別れてしまうことになった日に最初で最後のボール遊びをするハチ。「ああ、もう絶対ここでくるよ~」と思いながら観ていると本当切なくなってしまいます。パーカーの死後、パーカーの娘夫婦に引き取られるけれど、パーカーに会いたいがために脱走してはベッドリッジ駅で帰らぬパーカーを待ち続けます。大好きなパーカーに会えることが喜びだから、ずっと待ち続けているんですよね・・・。最後は分かっていてもやっぱり泣いちゃいました。やっと会えたんだよね(T-T)

 ハチ役の犬の演技というか表情もとてもよかったのですが、中でも印象的だったのが、ハチの目線。犬は色をほとんど認識しないので、ハチの目線はモノクロで描かれています。そんな視点もよかったなー。だから余計にパーカーさん大好き!っていうのが伝わってくるんですもん。そして、紅はどんな風に見ているのかな?ということも考えてしまいました。

 あと今回は吹替版で観たのですが、いろんな意味で字幕版を観たかったです。ちなみに白い犬のお父さんがリチャード・ギアなんで、某CMの犬を思い出してしまったり・・・(^^;。それはともかく、冒頭でパーカーと同僚の日系人の先生が名札についていた「八」の説明をするところとか、同じくその先生がハチに語りかけるところは英語字幕があったのでここは本当に日本語で話しかけているんだなあということに気がついたり・・・。実際に中型の雑種を飼っているという犬好きのリチャード・ギアの演技をちゃんと楽しみたかったなぁ。(ちなみに有名人で雑種を飼っている人って、良い人なんだろうなと思ってしまいます・笑・・あ、でも有名人だけじゃないけど。)これはDVDになったらちゃんとチェックしないとな~・・。

 エンディングでは実際の「ハチ」についての説明もありました。ちゃんと本家の説明があったのもとてもよかったです。最初はあまり期待していなかったハチのリメイクでしたが、しっかり感動してしまいました。またまた話が映画から逸れますが、パンフレットを観ると、実際のハチの飼い主の上野教授の家は松涛にあったんですね。渋谷には観世能楽堂に行くときにしか行きませんが、能楽堂に行くときはハチ公口から松涛に向かいます。きっとハチと教授もこの道を歩いていたんだろうな・・・と思いを馳せながら今度は歩いてみようかな。

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 余談ですが、この日の夜、地震がありました。こちらはあまりゆれなかったし、一番揺れた場所がこちらからは遠くのわりには震源地は東海沖でした。だからなのでしょうか。地震の1時間前から犬が妙な吠え方をしていたのです。無駄吠えはしないので、「うるさいな~」と思って注意したんだけど、それでも直らず。ソワソワしてこちらに訴えかて、呼んでいる吠え方。いつもは食事中の家族に吠えることはしないのに、室内にいる家族を呼んでいる・・・。とにかく今までにない変な吠え方でした。そしたら地震。揺れ終わったら吠えなくなりました。(本当よ~。)よく大きい地震の前って動物が騒ぐっていうけど本当だったんだ。教えてくれたのにごめんよ~・・・。その吠え方、覚えておくからね。今日は気がつけなくてごめんよ。でも今後もよろしく!と頼んでおきました。そして、うちの犬も忠犬だわ~と改めて思ってしまった犬馬鹿です(笑)

にんげんっていいな♪の謎

2009年08月07日 | 雑感~ひとりごと
 学校が夏休みになると5時の音楽も別バージョンになるところが多いようです。仕事でよく行くお隣の市では夏休み中は5時になると「にんげんっていいな」が流れます。アニメ『にほん昔ばなし』のエンディングです。最後の方に「ぼくも帰ろ、お家へ帰ろ」という歌詞があるから、早く家に帰ろうね、ということでこの歌が流れると思うのですが、イントロから流れるので、聞こえてくると実際に歌わないけど、口ずさみたくなってしまう・・・。けれど、これをリアルタイムに観ていた子ども時代から不思議に思っていた謎が再び・・・。その謎とは・・・

「くまの子見ていたかくれんぼ、おしりを出した子一等賞」

 という歌詞(爆)おしりを出した子一等賞ってどういうこと?!?!という謎。謎ですよねぇ・・。

 かくれんぼでおしりが出ていたために一番に見つかったのか?でもそうなると、なんで早く見つかったのに一等賞なのか?しかもこの後は「夕焼け小焼けでまた明日、また明日」なので、よくわからない・・・。そして、おしりをよく出す某幼稚園児キャラを思い出してしまった(苦笑)

 
 ほのぼのしていて、暖かい歌ですけど・・・最初の部分がとっても気になるみゆみゆです(爆)皆さんはどう思いますか?

『大和秦曲抄~能楽 謡と囃子の世界』

2009年08月05日 | DVD(映画以外)
 以前より大倉源次郎師のHPで宣伝されていた源次郎先生プロデュースのDVD『大和秦曲抄』が今日手元に届きました。当初は「そんなのが出るんだ~」とブログをさらっと読んでいたのですが、詳しい内容をみてみると・・これまで出ているお能DVDとは違って囃子にクローズアップされた作りですし、何よりも鼓は大小ともに大倉流の先生方ばかりですし興味を持ち始め・・・(亀井広忠さんは違いますけど。)それに私は大倉流小鼓を稽古しております。同じ小鼓でも流儀が変わるといろいろ変わってくるので、これはお稽古の参考になりそうだわ♪ということで購入を決意(笑)予約までして楽しみに待ってました。

収録曲は
第一部 大和の神々
『翁』『三番三』『神舞』『三輪』『鞨鼓』『野守』『獅子』

第二部 謡と鼓の世界
『歌占』『松虫』『勧進帳』『三井寺』



 第一部はすべて居囃子形式(謡と囃子のみ又は囃子のみ)で第二部は一調(謡一人と鼓一人のみで鼓は常とは違う特殊な手組みを打ちます。)で、舞はなしというはっきり申し上げますと、かなりマニアックな内容となっております。何せ・・・お能の放送があっても、メインに写るのはだいたいシテ方。普段の放送ではあまり注目されにくい、締緒を解いたり、鼓を持って構えるところ、鼓を打つところなど囃子方の所作をじくりと見ることができるのもうれしいところ。または男前の源次郎先生♪をじっくり観るもよし(?)

 小鼓を稽古していても、お能を見に行くと、さらには好きなシテ方だとなおさら舞台で待っているシテに注目してしまいがちですが、これは本当に囃子に注目できますね~。謡も観世は梅若玄祥師、宝生は辰巳満次郎師という私もお気に入りの方々。お二方の謡は声が素敵ですのでとても好きです。他では、大鼓方の山本哲也さんのファンになりそうですし(笑)、六郎兵衛さんのお笛もとても素敵です♪
 
 第二部の一調は打楽器奏者一人と謡一人の演奏。いずれも聴き応えがある方たちばかり。謡も囃子も技量が求められます。普段の手組みとは違うので(それゆえ打つことを許されるのは一定レベル以上の人)、以前舞囃子で打ったことがある『松虫』なんかは、こういった違いがあるんだ・・・私にはいろいろな面でまだ無理だな・・と思ったり。
 あと面白いなと思ったのは、左手の調べの扱い具合を見ることができたこと。(マニア視点ですね・・・舞台を見に行って脇正に座っているとたまに観察しますが・・苦笑)小鼓は、左手で鼓を持つのですが、調べ緒の握り具合で音を調整するのです。これが難しいのですよね~。その締め具合のタイミングを度アップで観られる映像ってあまりないですからね。

 メイキングでは、楽屋で小鼓を組んだり、大鼓の皮を炭火で焙じ、力いっぱい締め緒を締め上げる・・・そんな風景や、切戸口の出入りの様子を内側から撮っていたり・・・。お稽古をしてかつ舞台を踏んでいる素人は別ですけど、普段見ることのできない視点からも見ることができるのはかなり貴重ですね。あと、源次郎先生はじめ能楽師のみなさんからのメッセージも収録されてますよ。(六郎兵衛さん・・・声も渋くて素敵♪)そして、解説の冊子も親切です。英語・中国語の解説もあります。(勉強になるかも!)


 それにしても、やっぱりかっこよく囃子の演奏がきまると・・・とってもカッコイイ!!だから、好みの問題はともかく、まずはいろんな人に知ってほしいなと思っています。なので、能楽ファンやお稽古をしている方はもちろん楽しめると思いますが、興味はあるけれど難しそうだし敷居が高くてどうも・・・という方にはぜひこのような映像からご覧いただければと思います。もちろん・・・生の舞台に勝るものはないですけれどね。