みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

劇団四季『オペラ座の怪人』

2005年11月22日 | ミュージカル
 2月以来久しぶりのファントム。この日は2階席10列上手側の席です。全体を見渡すならやっぱり2階席が良いなぁと思いました。ハラハラドキドキキャスト発表の四季ですが、この日は高井ファントムでしたキャストチェックを怠っていた私ですが、先週までは高井さんは降板されていました。復帰されすぐの舞台に当たりました。ラッキーでした!!というか半年以上も間が空くと、キャストがよく分かりません(汗)特にクリスティーヌの女優さん(^^;。パンフも新しくなっていた。思わず購入(笑)ラウル役者さんも増えているのに、怪人役は相変わらず二人。そろそろ新しい人も見たいものである・・・。役者個人の負担軽減の為にも、人材発掘&登用のためにも。

 冒頭のオーヴァチュアと共にシャンデリアに灯りが点り天井へどんどん上っていくのはやはりゾクゾクしますね。一番好きな瞬間ってここかもしれません(^^)
 ハンニバルのシーンは、ついさっき見たリハーサルのことを思い出しながら見ました。クリスティーヌは高木さん。可愛いし、「どうぞ、思い出を〜♪」の第一声を聞いて、「うまい!」と思いました。ただ外国の方なので、台詞部分の訛が少し気になるけど、まあ許容範囲でしょうか?!結構好きです。北澤ラウルは見た目爽やかですが、まだまだ若造ラウルという感じ?!まあでもラウルって若造だから良いのかな?!といってもね、やはりどうしてもこの方の前では若手ラウルは霞んでしまうのか?!そう高井ファントムです。ミラーでは、私の席からは姿は見えませんでした。影が見えるのみでしたが、その影のみっていうのも良いですよね。『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』もうっとりしてしまいました〜1幕ラストのエンジェル像も今回はばっちりです!切ないですねー。だけど、やっぱり映画にはなかった「ゆけ〜〜〜!!わーはっっははははっっ!!!」があるのは良い(笑)久しぶりに拝見する高井さん・・・やっぱり痩せた!!かっこよくなった!!と思いました!
 2幕のマスカレードも、リハーサルを思い出しながら見ていました。「あ、ここは注意されていた動きかな?!」とね(^^;。まあ、見ても素人はよく分かりませんが・・・(爆)ここではクリスとラウルの動きやお猿さんあと怪人みたいな男と女の半々の衣装の人の動きに目がいき、マダムの動きは見逃したわ。どうやらマダムの謎も隠されているらしいから。映画のマスカレードも華やかだけど、やはり意味深な振り付けがされている舞台の方が好き。
 でもって、問題の(?)『ポイント・オブ・ノー・リターン』の高井さんですが・・・やばいっすよ、あの手(爆)映画はあれは露わな表現ですが、舞台は「秘すれば花」というのか(使い方ちと違うかも^^;)手だけ出ているのが、妙にエロティックなんですわ(笑)クリスが怪人と気づいてから、手を離さないでギューッと掴んでいたり、追いかけているのって、あれ・・・やばすぎです(^^;。
 ラストシーンは、最近ますます涙もろくなっているせいか、久々だったし、かなり泣いてしまいました。うん、良かったです。

 ところで泣きながらも、冷静な自分が思ってしまったのですが、あの仮面って・・・スペアがあったりするのかな?あの時にああなったよね、仮面が。だけど、最後にあるのって・・・・何ですか?!(^^;突っ込んではいけない質問かもですが(爆)

 カーテンコールもかなりありました。最後は高井さんが上手に去りながら手を振っていましたその姿が妙に怪人とは真逆で可愛かった(笑)

 今回は初めてリハーサル見学会に参加して、本番の舞台を見るという体験をしました。なので、そこで質問に丁寧に答えて下さった林さん小林さんの支配人コンビやカルロッタ&ピアンジやアンサンブルにも注目して見ました。なかなか貴重で、楽しい一日になりました。そして、ふと思ったこと・・・オペラ座出演者に、謡を謡わせたい(笑)

『オペラ座の怪人』リハーサル見学会

2005年11月22日 | ミュージカル
 歌舞伎座幕見の後、銀座をぶらついてました。その後、四季の会会員向けのイベントのリハーサル見学会に参加するために汐留海劇場まで。2月以来久々です。ここ最近はY・Y氏出演のミュージカルにお金をかけていたのですが(爆)映画DVDを見たら舞台が見たくなり、せっかくイベントがあるんだから・・と思いこの日のチケットを購入しました。受付は4時からですが、3時頃から並んでいました。もの凄い行列になっていました。(私は早かったけど・・・)

 受付をして客席に入ると、もうすでにリハーサルは始まっています。客席前方に指導される方が座っているので、私たち見学者はちょっと後ろに座っています。私はその2列目中央にて見学。入った時は既に『ドン・ファンの勝利』の練習場面のリハーサル(ややこしいなぁ)の最中でした。緊迫感でいっぱいです。その後は『ハンニバル』『マスカレード』の場面のリハーサルでした。役者さんが演技指導の役者さん(公演委員会)の指示に従い「はい!」とか「おねがいします!」とか返事するあたり・・さながら体育会系みたいだなぁと思いました。勉強キャスト(入団間もない新人)さんの練習とかあって、同じところを何度もやっているのも、大変だなぁと思いましたが、こうやって耐えられない人は辞め、残って頑張り続ける人が舞台に上がれるんだなぁと思いました。ハンニバルでは種子島さんや半場さんのオペラ班(?)の歌が本番に備えセーブしながら歌っていてるのが印象的でした。普段は見ることができませんし。マスカレードの稽古風景も面白かったです。普通にジャージ姿だと、華やかさはさすがに減るものの面白かったです。

 その後、小林克人さんの司会で、役者さんへの質問コーナーがありました。この日の演技指導担当の小林さん、林さんの支配人コンビと、ダンス指導の石野さん、カルロッタ役の種子島さん、ピアンジ役の半場さん。アンサンブルの孔さん、小泉さん、岸さんが答えて下さいました。私もせっかくなので、前々から聞いてみたかったことを質問してしまいました(笑)緊張していて、頭の中で言う言葉を繰り返していました・・・(^^;
 私が質問させて頂いた事は「素の自分から役に入り込むのはいつか?」という質問です。某ファントムさんに特に伺いたかったのですが、いらっしゃいませんでした。残念!!(^^;。
 種子島さんは「ミーティングが終わって、メイクしていると段々」
 半場さんは「舞台袖で、出番を待っていて、マントを持っていると、もう役になる」
 孔さんも同じく舞台袖にいる時だそうです。
割と、歌舞伎とかでも顔をしていくうちに(顔をする=化粧する)役に入るという方と幕が開く瞬間とか袖にいる時とかという方とかいらっしゃいますし、それは人それぞれなんだなぁと思いました。だから・・・やっぱり怪人が気になるけど、ああいう風なメイクをする役だと、メイクをしながら・・・なのかな?!(やっぱり伺いたかったわ!)
 みなさん、質問された方の方を向いて答えて下さったのですが、もう丁寧で感激です!!小林さんも誠実な司会っぷりと回答に好感度大幅アップ(笑)その後の舞台も気になって動きを追ってしまいましたよ(笑)

他の質問(覚えている限り・順不同)は・・・
Q・演じる役柄は声質などによって決定されるのか?
   これは、容姿なども多いに関係あるそうです。半場さんのコメントが面白かったです。「クリスティーヌを経験豊富な女優さんが演じてもおばさんじゃ困るし、ラウルがおっさんでもねぇ・・・僕がラウルの歌を歌えても、できませんから(笑)」と仰っていましたが、ある意味見てみたいかも半場ラウル(笑)ていうか歌ってくれるだけでもいいから・・^^;。

Q・これからの季節、気を付けることは?
 やはり手洗いうがいだそうです。あとインフルエンザの予防接種は劇団内では義務だそうです。でもみなさん、普段から風邪をひかないようにすることは気を付けていらっしゃるそうです。

Q・大変な所に入ってしまったな!と思いますか?
 一瞬「シーン」とした空気が(笑)小泉さんは「大変です。皆さんレベルが高いから・・・」という答えです。うーん、まあ大変だろうなとは思いますけど、好きだと大変も楽しさに変えられますよね!!

Q・舞台以外で言ってはいけない呪い(縁起が悪い)フレーズはあるか?
 『マクベス』では舞台以外ではマクベスと言ってはいけないそうです。そういうような言葉はないそうです。

Q・くしゃみやしゃっくりが出そうになり困ることはあるか?
 しゃっくりはないそうです。皆さん、くしゃみが出そうになっても我慢したり、鼻水が出ていても、舞台に上がると止まったりするそうです!!

Q・稽古着は特に決まり事はあるか?
 特にないそうですが、オペラ座の怪人をイメージして、みなさん黒っぽい物を自然と着けているとか・・・。


はっきりと覚えていることはこれくらいでしょうか?あとまた思い出したら、書き足します。舞台本編感想は、また後日・・・・

『エリザベート』(山口トート)

2005年09月17日 | ミュージカル
念願の初エリザベート鑑賞で帝国劇場へ行って参りました。(昨年再演時は、チケット売り出し時に入院したりいろいろあって・・・)お目当てはもちろん山口閣下です!!念願の山口閣下。開演前、テンションは上がりっぱなし。でもまさか、この時、いろんな意味でこんなにエリザで笑うことになるとは思ってもいませんでしたよ・・・^^;。私の座席はN列35。センターやや上手寄り。久々S席にした甲斐がありました。

 まず、パンフレットの山口さんのプロフィール・・・
地球に生まれる。
いつもは鹿児島出身と書いてあるし、他の人も出身県とかなのに何故?!やっぱり黄泉の国の閣下は、宇宙レベルなんでしょうか?!コメントも山口さんって感じだし(分かりますか?)、なんかその宇宙レベルな文章に小田龍之介(by女神の恋)降臨?!と思ってしまった(笑)

 全体的な感想からですが、耽美的で群舞など圧倒されるし、史実とエリザベートの孤独を絡めていった物語の展開がとても面白かったです。これは、はまる人続出なのも納得です。そして、衣装もすごく豪華絢爛でした。冒頭の死者が棺桶から蘇るところなど圧巻!!ゾクゾクとテンションが上がっていった。『ミルク』『独立運動』『悪夢』などの群舞は、カンパニー全体の魅力が溢れていたし、トートダンサーの動きも良かったです!!

 さて祐一郎閣下ですが、トート閣下のご登場場面は噂には聞いていたけど、ゴンドラ(羽根つき)で降りてきたのは、もう真剣に見れば見る程笑える・・・。(絶対、こんな結婚式は嫌だというような感じのゴンドラ演出です・・・^^:。)そして、いつもながら観客をうっとりさせる魔力のある歌声には惚れ惚れしてしまいます。それ故、カクカクした動きというか角度が固定された手足が太極拳のポーズみたいで笑ってしまうんだけど・・・鞭を振り回し馬車を操る姿もなんだか笑えたのよね・・(失礼!でも、これも「愛」が故・・・・)私が笑いをこらえているのも隣の友人は気づき、「自分だけじゃない」と思ったそうで・・・。私も「自分だけじゃなくてよかった」と思ったのであります(汗)でも『独立運動』では、おぉ!!踊っている!!と思いました!!この時は、ちょっと感心してしまったり・・・(^^;。
 『最後のダンス』はそれはそれは、圧倒的なんです!!肌にビンビンと響き渡ってくるし、私は、この人の歌声に支配されている!!この人のファンで良かった!と思ってしまう。そして、華麗なるマントさばきには惚れ惚れドクトルのシーンでは、「微熱が〜♪」という歌い方が、もう色っぽい!!そして「待っていた!!!!」と帽子とコートをバッサリ脱ぐ仕草は、心奪われますやっぱり山口さんのマントさばきは大好きです!!心からこの御方のファントムが見たいと思いました。(切望!!無理だろうけど・・) 『闇が広がる』も素敵すぎます!!
 そして気になっていた皇太子殿下ルドルフとのキスシーンの『マイヤーリンク』ですが、後ろからタタタタッと近づき、長いキス。甘〜くルドルフを黄泉の国へと誘っていると思いました。ラストのエリザへのキスよりも印象に残った(^^;。で、ラストですけれども、ナイフを見る目線が好き(笑)

 一路さんのエリザベートですが、とても素敵でした。綺麗です(^^)美しいけど悲しい女性です。誰にも頼らない、というよりは頼れない、といった孤独な感じがしました。きらびやかな生活をしているけど。そして、それ以上に悲しいなと思ったのはフランツ皇帝陛下です。この回は石川禅さん。優しい目が印象的。「エリザベート、僕には君が必要なんだ」とドア越しに語りかける姿が寂しいです。『夜のボート』は手をさしのべようとするのに、すれ違ってしまうところが悲しかったです。
 皇太子ルドルフはパク・トンハさん。ハイライト盤CDでは、ちょっと日本語が気になったものの、今回は全く気にならず。落ち着いた感じだけど、悲しみを内面にこらえてる感じ。
 寿ひずるさんのゾフィーは怖かった(爆)こんな姑いたら怖いなーと(^^;。高嶋兄ルキーニも良かったです!!狂言回しがコミカルだった。『キッチュ』では「VISAカード!!」と言ってました(笑)そして、マックス村井国夫が格好良かった!!!この方の声(ハリソン・フォードの吹き替えなど)大好きだったんです!!

 この日は貸切公演でしたので、通常カーテンコールの後、舞台挨拶がありました。幕間にお楽しみ抽選会があり、サインやクリアファイルなどが景品でありました。私は一番違いで山口さんのサインを逃しました・・・くやしー!!そして、羨ましいのは、終演後に舞台上で閣下と皇后様に花束贈呈と写真撮影できるというもの。これは二人だけ。念じていたけど、見事に外れました。(当たったら当たったらで、自分の服装とか髪型とか気になるし、自分を失うと思う・爆)
 さて、舞台挨拶の幕が上がりました・・・。一路さんのエリザベートの横には・・・入会受付中!のVISAの幟に身を隠す祐一郎閣下!!!(大爆笑)やってくれましたよ、閣下・・・・(笑)まあ、そんな閣下が大好きなんだけどね(笑)それから、当選した方からの花束贈呈とお二人の真ん中で記念撮影。山口さんは幟と花束を持ってお茶目でしたしかも二人目の方の髪にキスしてなかった?!?!羨ましいな・・・と思いました。
 ご挨拶では、「三井住友VISAカード・・・・販売促進部部長・・・・補佐・・・・候補のトッド山口でーす!!」と相変わらずの山口節(笑)「三井住友エビザエート・・・★△○・・・えびざ・・・え、えアレ?、、、えびざ・・えびざ・・・エリザベート」、なんていう意味不明なコメントもありました(笑)一路さんは「この作品が会員の皆様から愛されて嬉しいです」という普通のコメントなのに・・・。しかも一路さんのご挨拶の時、例の幟に隠れて、ちょっかい出していたみたいで、一路さん吹き出してたよ(笑)幕が降りる時もぎりぎりまで手を振って、しゃがんで幟をアピールしていました。お茶目ですよ、閣下(笑)

 と、いろんな意味で楽しかった公演でした。また山口閣下だけでなく、内野閣下も拝見したいと思いました。
 帰り、友人(高校の同級生)と「親と同じ位の男性に可愛いと思えるなんて、不思議」と話していました。確かにそうなんだよね・・・・(笑)友人は「ボテッとしているのがクマさんみたいに可愛い」って・・・(笑)でも、私はますます山口さんのファンになったと思う・・・・。山口さんの魅力はやっぱり「魔力」なんだな・・・と改めて感じました。

『クレイジー・フォー・ユー』(静岡千穐楽)

2005年08月28日 | ミュージカル
CFY静岡公演、楽日の公演に行ってきました。
友達と妹と一緒にC席で観劇。会場は静岡市民文化会館中ホールです。芝居なら、この位がちょうど良いですわ。ただ・・・古い、座席が狭い、階段の幅が狭く怖い!古いから仕方ないけど。
静岡駅に着いた時、妹が調子悪くなり、半月前ほどの私のように冷房に当たったのか?と思いましたが、なんとか治り安心・・・

楽日は盛り上がるし、大入り袋も頂けるので、この日にしました(^^;画像はパンフ(ピンクだったよ・笑)と大入り袋に入っていたハート形携帯クリーナー。もったいないので、使えません・・・(笑)

 一昨年見た東京公演のキャストは、荒川ボビー、濱田ポリー、光枝ザングラー。今回は、加藤ボビー、樋口ポリー、広瀬ザングラーです。前回は荒川さんは一人で頑張っていて、楽近くに見たのでお疲れモードでした。いつもCDで聴いていた加藤さんと、広瀬さんを見ることができるのは嬉しい。
 やっぱり加藤敬二というダンサーは凄い。テクニック的なことはよく分からないがすごいダンス!!そして何よりも、いつも楽しく踊っている姿が素敵です!樋口さんは今回が初役?!初めて見ましたが、ダンスも歌も良かったです。(でも、個人的には濱田さんの方が好きですが・・・^^:)広瀬さんもダンディでおちゃめな感じが好き。

 1幕、隣を見ると連れ二人が寝ている・・・(^^;二人ともお疲れだからそっとしておく・・(見所のダンスは起こしましたが・笑)どうやらダンスも踊りもない部分で、まどろんでしまったそうだ。(妹曰く、「話単純だし、先読めるからさ・・・」と・・まあ、そうだけどね。)
でも、さすがにダンスのところは楽しいし、すごい!
(妹も、そういう時はハッと起きて、オペラグラスで見ていた。)ベースのダンスと、『アイ・ガット・リズム』はやっぱり楽しいです。

 2幕は妹はずっと起きていました(よかった・・・^^:)
冒頭のボビー(変装中)とザングラーの鏡のようなやりとりは面白い!そして、「がんばれ!」の歌<劇場でみんなで歌うとこ。は赤い旗とバリケードみたいに積まれた椅子に反応(笑)レミゼをパロったものなんだけど、元ネタ知っていると笑えます。その後に、ザングラーに「フランス革命のミュージカルでも始める気が?」ってという台詞が笑えます。(前回は元ネタを見る前だったからなー・・・)一緒にレミゼとM!を見た友達もこういう事を先週話しました(笑)
脳内には、赤チョッキのアンジョルラス出てきたよ(笑)

カーテンコールは盛り上がりましたね!!広瀬さんのご挨拶もあり、加藤さんと樋口さんも踊ってくれました。ただ、私は仕事の為にすぐに帰らないといけなかったので、途中で抜けてしまいました・・・。無念だけど、電車にぎりぎり間に合ったで良しとします(笑)

ロンドンやウィーンミュージカルに比べると、妹の発言のように単純ですが、でも単純に楽しめるミュージカルだと思います。(でもやはり私はヨーロッパ産の方が好きだけど・・・^^;)妹も友達も楽しかった!(意識とんだとこもあるけど)という感想でよかった!次の四季の地方公演は何かな?私は『美女と野獣』がいいな・・・。

ていうか、、久々に静岡の街に来たら・・・浦島状態になってしまったよ(笑)

『MOZART!』(中川ヴォルフ)

2005年08月20日 | ミュージカル
前回の2002年12月帝劇以来の観劇となりました。
今回は中川君での観劇。3年前の井上君ヴァージョンの観劇記はこちらからどうぞ。
今回もVISA貸切でマチネ公演を観劇。一階T列下手側ブロックでの観劇となりました。

 全体的な感想から述べますと、初めて見た3年前より感動した!ということです。主役が違う、とか、初演から月日が経って舞台も良くなっているというのも
あるかもしれません。自分の感じ方も変わっているのかな?と思ったり・・・。初演の時は、まだ学生だったしね。(授業がない平日に見に行ったし。)そして、何よりもCDはいつも山口さんの部分しか聞かないので(おいおい・・)全体的な舞台の感じを忘れていた・・・というのもあった(笑)
 井上君もよくなっているということですけど、中川君のがこの役にはしっくりくるかも。ちょっと破天荒な天才という感じがぴったりなんですね。しかも「ははっ」って笑い方が映画のアマデウスと被る(笑)シャウトもすごい良い!!!ロック調な歌い方だから、合うのかな?!
 アマデの愛子ちゃんは、冷たい視線が怖かった!!!!!1幕最後、ヴォルフの腕に羽根を刺して作曲し続けたりするのはぞぞっとする。

そして、わたくし一番のお目当て山口大司教様ですけれども、
初演よりもパワーアップしておられましたね
『何処だ、モーツァルト!』の登場シーンから存在感発揮!!!お客さんのオペラグラスが一斉に上がるのが面白い(自分もその一人ですが。)歌い方も、だいぶ変わっていて、「ワインを“チェッーーーク”する!!」とか。かなーりノリノリでしたね!!!私の心臓もドキドキでした(そしてニヤけていた・笑)
もうね、あの金糸の刺繍の衣装、大きい十字架、ごつい指輪たち、そして、華麗なマントさばきがなんて似合うんだろう!!!
さて、問題の馬車&ご不浄シーンですが、初演よりも激しくなっています(笑)馬車に体を揺られながらも、美声で歌っているのはさすが。
 そして、腹痛シーンですが、前よりもヒートアップしていますよ!!あんなに髪が乱れていたかな?!とにかくすごい!!!その後、馬車の中で顎に指をさして、企む顔も駄々っ子みたいで可愛かった(笑)内股でピコピコ可笑しいし、衝立から顔を出すのも凄いし、音消しの水もツボ。再び馬車に乗る猊下の御髪を整えるアル伯爵もかなりツボでした(笑)あと、女を侍らせている猊下は色っぽかったですね(笑)
 そして、2幕の見せ場『神よ、何故許される』は凄かった!!!こちらも、初演よりもノリノリだったような・・・・。市村パパが去った後に再び歌い出すところは、肘をいつものよにカクカクさせ、元気よく、リズムを刻みながら歌っている姿に、不覚にも笑いをこらえてました。
(といっても、喜んでいますので、私・・・・^^;。)
でも、やっぱりね、その圧倒的な歌唱力、存在感には心を奪われます。悪夢の大きい仮面も、妙に似合っていました。

 市村パパは終始、眉間に皺を寄せている威厳のあるお父さん。息子に真っ当な人生を歩んで欲しいという親心が伝わってきます。そりゃ、借金こさえてしまっては、心配するよな、、、と思うわけで。相変わらず「ファントムですか?お父さん!」ですし(笑)なんかね、胃を患ってそうなお父さんでした。
 木村コンスタンツェは頑張ってました。可愛いし、台詞部分は良かった。歌は、声量がもっとあれば、もっと良くなるのでは?と思いました。
 高橋由美子ナンネールは相変わらず絶品!可愛い!上手い!
弟思いっていうか家族思いで、弟と父の狭間で悩んでいる感じです。
どちらの気持ちも分かるけれど、、、と、でも弟の成功を願うというようなお姉さん。
 吉野シカネーダーは最高!!華麗なダンスに、ステップ!コミカルかつ、美しくみたいな(笑)
 男爵夫人は香寿たつきさん。前に観た方は失礼ですが歌が・・・だったので(汗)歌がとても綺麗で素敵でした!!所々、ベルばらを思い出したり(笑)(BSで観たたーたんさんのアンドレ好きなもんで・・・・^^;)

カーテンコールは通常が3回かな?山口さんへの拍手が異常に大きいです(笑)幕が下がる時、下の方でちっちゃく手を振っていた。そして、貸切公演ということもあり、中川君と木村さん二人のご挨拶も。中川君は家の前にあるし、妻役の木村さんが宣伝もしているので「三井住友銀行」に口座を作ります!と。その後、再び、中川君、木村さん、愛子ちゃんが登場!!!
3人が投げKISSをしてくれました!!


と、なんだか、山口祐一郎観察記になってしまいました(笑)出番は少ないけど、コミカルかつ偉大なパワーを感じるなら大司教様です。さあ、来月はトート閣下にお会いできるのが楽しみですわ!!
画像はパンフです。裏表紙のデザインが、 大人の事情の匂いが感じられます(笑)

帝劇『レ・ミゼラブル』

2005年03月26日 | ミュージカル
行って来ました!ほぼ2二年ぶりの帝劇『レ・ミゼラブル』
3月26日マチネ公演。この回はVISAカードの貸し切り公演です。
私は友人2人と一緒に観劇です。(二人は初山口さん)
久しぶりに観た山口さんの舞台でしたが・・・やばいです・・・・

祐一郎病が再発しました(笑)

前回見た時よりも、良くなっているように思いました。
バルジャンの囁くような優しい歌い方、圧倒的な舞台上での存在感にスターのオーラを感じました。
力強く歌うところ、とかメリハリもあるし、歌声に魔力がありますよ・・・。
特にコゼットに対する愛を歌うところは上手いですね。何度もホロリときました・・・
何で、あそこまで血が繋がっていない子を愛せるものかと・・・、
リトル・コゼットを森で見つけて一緒に「ラーラララーララララーー♪」と歌うところ、
そしてコゼットを引き取った直後のクルクル回りがとっても好きです!!!
私、14〜5歳戻って、あれをやってもらいたい!!と本気で思いましたから(爆)
あと、背中も大きくて、優しいお父さんオーラが出ていますよね!!


あと、ジャベールも前回と同じ岡幸二郎さん。
前回は山口さんを見に行ったはずが、岡さんにいつの間にか心惹かれていましたが、
今回も岡さんはとってもよかった!!!!
演出家がこう評価したように、、、まさに黒豹ジャベールでした!!
最初の牢獄の場面から、怖い位に自分にも他人にも厳しいシャープさ・・・。
病院での対決では、山口さん岡さん共に見せ場だと思うのですが、
本当に凄い場面だと思う。役者魂と役者魂のぶつかり合いを見させられたといった感じです。
友達も岡ジャベールの立ち姿とか綺麗で格好いいと言っていましたが、
シャープな感じが岡さんはぴったり!ついでにもみあげもリボンも似合う(笑)
あと、「24653〜〜♪」と歌うところとか好きです!
後で、友達とも話したのですが、ある意味、ジャベールはバルジャンよりも難しいのでは?!と・・
だって、悪人ではない。ジャベールの目から見れば、バルジャンは脱獄犯という罪人である。
だけど、自分が追っている者に助けられ、また見逃しという葛藤がある・・・。
そして、自分の中の法律、道徳が崩れ、自殺してしまう・・・。
神の名の下で職務に果たしてきたのに、自殺したので、最期は神に召されず・・・
(他の人たちが死ぬ時には、光が当たります。=神のお迎え)
と、私は、ジャベールの生き様とかが、とっても気になるんです・・・。

マリウスは岡田浩暉、コゼットは知念里奈。
岡田君は初見ですが、思ったよりもとても良かったです。テレビより全然良いですねー!
何よりもマリウスの苦悩や温かさがよく伝わってきました。
『カフェ・ソング』は今回、初めて泣きました・・。
知念里奈は意外と普通でしたが(爆)、でも可愛かったです!!
もうちょっと声量があれば、もっと良くなるのでは?!これからに期待。
テナルディエ夫妻は徳井優&森久美子コンビ。
当日、しかも開演直前になって、パンフを読んで気づいたのですが、
徳井さんてサカイ引っ越しセンターのCMのあの男の人だったんですねーーー!!!
友達と、思わぬサプライズ!と喜んでました(笑)
随所で、サカイだ・・・と思いました(笑)
森くみさんも、凄い!存在感ありまくり!(体型だけじゃなくて)
歌はもちろん上手いが、それ以上にコミカル!
2幕は、涙を流すような場面の次にこの夫婦が出てくるので、感情的に忙しかった(笑)
この夫婦は息が合っていてとっても良かったです!!!
エポニーヌはANZA。終始報われない愛に生きる彼女、やっぱり哀しいな・・・。
ANZAは初見ですが、結構良かった!
ファンティーヌは井料さん。綺麗だし、歌上手いし、薄幸な美女といった感じが良く出てます。
彼女はバルジャンに救われたから、迎えにきたのでしょうか?!
アンジョルラスは小鈴さん。ちょっと歌声こもっているかな?と思いましたが、
やはりあの赤いチョッキの役はおいしいと思う!

このミュージカルは、バルジャンの生き方はもちろん、革命に燃える学生たちも主役です。
バリケードシーンは、自分も燃えていました(笑)
志願兵として彼らに加わる、バルジャンが娘の恋人マリウスを見つけ、
『彼を帰して』を歌うところから、堰を切ったように涙が溢れました・・・
あと、今回は(も?)少年ガブローシュの死に号泣です・・・。
そして、相打ち覚悟で無惨にも、いや誇り高く死んでいった学生たちの死にも号泣・・・。
バリケードで、赤い旗の上で倒れるアンジョルラスはやっぱりおいしい役だ(笑)
傷ついたマリウスを救ったバルジャンが、コゼットを見て「私のものじゃない・・・」と、
マリウスに娘を託すシーンも、バルジャンの「愛」を感じました。
最期にバルジャンが召されるところでは、「救い」を感じました。
本当に良い舞台でした!!

カーテンコールも盛り上がりました!
祐一郎さんは、ここでお茶目な一面を発揮!岡さんもはじけてました!
岡さんが挨拶をしたのですが「ご観劇の皆様ありがとうございます、5月29日までやってます!」
という挨拶の後に、祐一郎さんが挨拶しにきたので、期待していたのですが、
「ということです!」の一言で終わり(笑)「それだけかい?!」と皆思ったでしょう(苦笑)
何回もカーテンコールがあったのですが、2回目くらいでは、
山口さんと岡さんが腕を組んで、下手から上手に仲良くボケて消えていきました(笑)
そして最後は山口さんに合わせて、みんなで拍手締め
私も、カーテンコールでは壊れましたから(笑)
そして祐一郎締めにより、会場は妙な一体感に包まれ、皆大満足で終わりました(笑)

やっぱりレミゼは傑作だなーと改めて思いました。
機会があれば、もう一度山口&岡で見たいですが、どうなるか?!
『モーツァルト!』『エリザベート』も待っているわ!!

海劇場『オペラ座の怪人』2度目

2005年02月24日 | ミュージカル
今回は1階A席3列目の下手側。ちょっと見切れるけど、やっぱり近くって素敵!
役者さんの迫力が伝わってきます。オーケストラの音も!!
今まで、こんな近くで観たことなかったので、良かったです。
オーヴァーチュアの音は骨に響いてきました。これだけでもう涙(笑)
今回も高井ファントムに石丸ラウルという私にとっては最高の組み合わせでした。

さて、高井さんですが、1幕はちょっとお疲れ?と感じましたが、
2幕の切れっぷりは本当良かった!!!
ミラーの場面は、全く見切れてしまって見えなくて残念でしたが脳内補完(笑)
隠れ家に着いてからの「歌え、私のために!!」のところ、
マントを脱ぐ仕草とか、オールバック撫でとかは以前から凄い色っぽいと感じていましたが、
隠れ家の格子をコントロールする手とかが、
まるで指揮者のようだ・・・と感じました(笑)
高井さんはやはり手の仕草とかが綺麗だな・・と改めて感じたのです。それも音楽というか・・・。
やはり、この高井さんの手で一番良いのは『ポイント・オブ・ノー・リターン』ですね
フードで全身を覆い、指輪をはめた手だけが見える、その手でクリスティーヌを追いかける。
という舞台の演出の方が、映画よりもかえって妖しいと感じました。
そして、2幕の隠れ家の「さあ、選べどちらか!」「行け〜!行ってくれ〜!お願いだ!」
がメロディに乗っているんじゃなくて、絶叫に近くて・・・・凄かった・・・。
その凄さから一転、猿のオルゴールにマスカレードを歌うのが切ないのです・・・。
分かっていても、自然に涙がこぼれ落ちてきました・・・・。

そして、石丸ラウルですが、相変わらずの貴公子っぷりに目がハートになります
5番のボックス席が目の前だったのですが、目の前の石丸子爵様の
横顔が麗しすぎます!!笑顔も眩しすぎます!!
「今度、泣きをみるのはお前の方だ!」もかっこよい(笑)
ついでに、カーテンコールの時に前髪が垂れているのと、破れたシャツから右肩がはだけていて・・・
もう、私はドキドキでしたよ・・・。

そして、初見の沼尾さんですが、やっぱちょっと気が強そうな感じ。
最後のシーンの動きが気になりましたが、歌がうまいです!!

残念だったのがメグ!!その低音&音程があれれ・・で、びっくりしました・・・・・。
マダムは相変わらずかっこよく、林アンドレさんもお茶目さが好き!!
カルロッタも憎めなく、半場さんは相変わらず!!

『マスカレード』は舞台の振り付けに意味が隠されているので、
回を追うごとに、謎解きをするのが面白いですね。
やっぱり注目は仮面をつけた怪人ぽい人です!!!

そして、ファントムベアちゃんが売っていたので、買いました!!
マスクは白とシルバーがありますが、やっぱり白でしょう!!!

それから、私の隣は販売していない席でして(要は関係者席)
隣に・・・な、なんと・・・・某ラウル役者U氏が!!!!!!!!!
声は掛けませんでしたが、ドキドキでした。贅沢だったわ・・・・。

『オペラ座の怪人』はやはり凄い

2005年01月15日 | ミュージカル
約2年ぶりに四季『オペラ座の怪人』を観てきました。
東京公演、すなわち生オーケストラでのオペラ座は初めて見ましたが、
やはり、これは生オケで観るべき演目ですね。
でも、気のせいか音が少し小さい?!
開演前からのオーケストラのチューニングとかが好きなんですよ。
私の席は2階4列でしたが、2階は視界良好!!舞台全体が無理なく見渡せ良いです

やはり何度観ても、というかオーバーチュアの音楽とシャンデリアとで
一気にオペラ座の世界に引き込まれ、鳥肌が立ちます。
この為にも、オペラ座を見に来た甲斐があります。

今回は3度目の高井ファントム。お初の石丸ラウルに佐渡クリスを鑑賞しました。
2年ぶりに観るせいもあるとは思いますが、
高井ファントムは進化していました!!!!
開演したばかりだからでしょうか?!終始、歌声も安定していましたし、
何よりも表現が豊かになったのではないのか?と思いました。
静岡の頃より、京都、さらに観ていませんが福岡を経て、
なおかつ、他の役も経験して、かなりステップアップされたのでは?!と思いました。
より、クリスティーヌへの切ない愛、歪んだ心、切れ具合、そして色気も出ていました。
特に「ポイント・オブ・ノー・リターン」はかなり危険な香り漂うエロさでした(笑)
全身が黒のフードで覆われているのに、あのフェロモンの具合は何で???という。
手?歌?!いや、その両方ですね。
「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」も切ないのよね・・・。
特に♪私に触って欲しい、私に委ねてほしい・・・というところ・・・。
母の愛さえ受けることのなかった怪人の、精一杯の愛情表現が痛いのですよ・・・。

あと、今まで私はラウルにときめいたことはなかったのですが(笑)
石丸ラウルにときめきました
自分がクリスティーヌでもないのに、本気で怪人とラウルの間で揺れました(爆)
ちなみに、最後のシーンの罠にかかってしまった時、髪が乱れて前髪が垂れてしまうのですが、
それすら格好いい(笑)きっとそれは、石丸幹二だからなせる技ですね。(笑)
ラウルが男前だから、よけいに怪人が嫉妬しちゃうというのが分かりますね。

佐渡クリスティーヌは、大人っぽかったです。
メイクも声も。でも、私は嫌いじゃないですね。歌も上手いし。
ただ、やっぱり村田さん切望・・・・。

最後の怒濤の10分間は、いろんな感情が交錯し、私も彼らの感情を考え、
結局は怪人に感情移入してしまい泣いてしまうのですが・・・・
そして、奥が深いからこそ、何度みても飽きないのだと思います。
来月また見に行きま〜す

オペラ座開幕!!

2005年01月12日 | ミュージカル
いよいよ四季『オペラ座の怪人』が開幕しました。
東京で、しかも生オケファントムを見るのは初めてなので、それも楽しみです。
私は土曜日に観劇します!!!久々のオペラ座で興奮です。
しかもおまけにキャストが
高井ファントムに石丸ラウルだなんて!!!!!!
あまりにの素敵キャストに当たったことに観劇!!
おまけに高井さん、石丸さんを見るのは一年ぶりですし・・・。
観劇後は、絶対に壊れていると思うので、皆様よろしくお願いします(笑)

しかも石丸さんのラウルは、山口バージョンのCDでしか聴いたことがなく、
初見なので、どんな貴公子かと想像すると楽しみですわ・・・(笑)
佐渡さんも実際の舞台を見るのは初めてです。
レミゼのコゼットをCDで聴いたことはありますが・・・。

そして、残念なのが、村田さんがクリスティーヌにキャスティングされていないこと
過去三回のオペラ座観劇で、三度とも村田さんのクリスティーヌだったので、
もう彼女のクリスティーヌを見られないかと思うと残念です。
やはり噂通り退団されてしまったのでしょうか?!
四季はこういうところが不透明なんだよね・・・。
村田さんのジェリロ&グリドルボーンを間近で見たけど、可愛かったし、
歌もとても素敵だったので、残念だな〜・・・・。

とにかく、風邪も良くなったことだし、楽しんできます!

『美女と野獣』

2004年12月26日 | ミュージカル
昨年2月の『オペラ座の怪人』以来の京都劇場であり、
初めての『美女と野獣』です!!!
佐野さんファンの友人がいたら喜ぶだろうな〜という佐野ビースト!!
ベルはいきなりキャスト変更五東さん。
話も知ってるし、アニメも見たし〜と思っていましたが、
いやいや、、、予想よりも楽しめましたよ!!!かなり楽しかった夢の世界です

すべてがアニメの世界から飛び出してきて、しかも舞台になっている!という、、、。
同じディズニー物でもLKよりずっと好きだな〜と思いました。
野獣は、最初の声がものすごい迫力!!
(佐野さん、怪人もいけるんじゃ、、、?!という妄想をしてしまった・笑)
ガストンも印象的でしたね。おもしろいわ〜。
あのリーゼント&もみあげがアニメですね(笑)
お城の家来たちも、個性的で面白かったな〜。
ルミエール&コッグスワースのコンビは結構、、いやかなり好きです。
ポット夫人もかわいいし、タンス夫人も素敵すぎる〜。
この人たちはかなり面白かった!!!

話の筋は分かってはいても、やはり途中でウルウルしてしまった・・・(笑)
野獣が段々と変わっていくところとか、ベルを思う気持ちが切なすぎです・・・

と、京都旅行の締めは素敵に飾ることができました〜。
次は福岡というのは遠いけど、いつかまた東京に来たら、またみたいな〜。

画像は、劇場に入るエスカレーターを上がったところにあったステンドグラス(?!)
そういえば、アニメにもこんなのが出てきましたね!!

汐留・四季展

2004年12月18日 | ミュージカル
響の会の後、汐留まで行きました。
新橋までは銕仙会の最寄りの駅から地下鉄で一本なので、便が良かったです。
(田舎者の私には、地下鉄の乗り換えって苦手なんですよ・・・。)

目的は、カレッタ汐留の四季展です。
小さな仮設テントに、衣装がちょこっと展示してありました。
そんなに数はたくさんなかったな〜・・・。
まず『ユタ』の座敷わらし、『李香蘭』『南十字星』の衣装
『美女と野獣』の王子様になった後の野獣とベルの衣装と、例のバラ。
『ライオンキング』や、『スルース』の小道具(大道具?!)などがありました。
『キャッツ』からは、キャッツシアターの模型と、グリザベラの衣装。
ただ、こちらはマネキンに着せてあるだけなので、あまり猫の感じがなかったかも?!
やはりメイクをしてこそ猫になれるのかな〜と思いました。
そして『オペラ座の怪人』からは、怪人の地下室の玉座とその上にマスク。
そして、マスカレードでのクリス&ラウルの衣装がありました。
やっぱり、これからはこの『オペラ座の怪人』が一番の楽しみです。
予想していたよりも小規模な四季展でしたが、衣装などを間近で見ることができて良かったです。

そして汐留シオサイトはクリスマスらしくライトアップがきれいでした
画像は、キャンドルのツリーとイルミネーションです。
他の色のキャンドルツリーもあって、とてもきれいでした!!

レ・ミゼラブル チケットゲット!!

2004年12月07日 | ミュージカル
VISAカード貸し切り公演『レ・ミゼラブル』のチケット予約できました。
繋がったのが遅くて、A席だけどね。
割引もきくので、安いB席がよかったのですが、既に売り切れで・・・。
Sもあったけれど、絶対に後ろの席だし・・・。
とびっきり良い席なら高くてもよいが、なかったら安い席がよい・・・。
お友達2人の分も取れて一安心。

また山口バルジャン・岡ジャベールのコンビで〜す!!
他の組み合わせでも見てみたいとは思うけど・・・・。
あとは岡田マリウス、森テナ夫人、知念コゼットというような顔ぶれ。
それから、井料さんも〜〜!!

そういえば、山口さんは、NHKお正月ドラマ『大化改新』に出るそうです。
聖徳太子の嫡子の皇子で、蘇我入鹿に殺される役のようで・・・。
前半で出番消えるな・・・(笑)
でも、楽しみが増えましたね。

と以上、久々山口祐一郎ネタでした〜

ジーザス・クライスト・スーパースター

2004年11月25日 | ミュージカル
25日にJCS沼津公演に行って来ました!!!
仕事が終わって、友達にピックアップしてもらって車で会場へ・・・。
ラッシュで混んでいて、約1時間かかりました・・・。
まあ、10分前には会場に入ることができたので、よかったですが。
高井さんが抜けてちょっぴりがっかりでしたが、楽しんできました。

自分は、大学でキリスト教の授業をちょっと取りましたが、理解できず・・・
おまけに、キリスト教徒でもないので、なじみがない話だし・・・。
まあ、一応少しだけ知識としてはあるのですが、やはり、ちと難しかったな〜
でも、エンターテイメントとしても、とても楽しめました。
ロイドウェバー初期の作品で、ロックオペラと言われていた作品。
やはり音楽はノリノリのもあるし、「ゲッセマネの園」のようなナンバーもあり楽しめました。

そして、柳瀬さん〜〜〜〜!!!歌声が素敵〜〜〜〜〜!!!
ラウルよりも断然魅力的なんですけど(笑)
役がキリストだからというのもあるでしょうが、美しいし。
歌声も、シャウトからファルセットまできれいな歌声だった♪
ユダの吉原さんは濃かったけど、かっこよかったです!!
ユダの心理というものを、もっと事前に勉強すれば、もっと楽しめたかな?と思いました。
単純に裏切り者という解釈しかないもんで・・・・^^;

そして、むち打ちの場面から磔のシーンが妙にリアルでした・・・。
こりゃ、初演当時に物議を醸していたのも無理はないでしょう・・・。
見る前に、聖書を読んでおけばよかったと思いました・・・。
でも、音楽はとても良かったので、満足です。

東京CATS

2004年11月21日 | ミュージカル
行って来ました。東京キャッツ!!!
初のキャッツシアター、初の回転席にわくわくしました〜!!
もう楽しかったです!!!回転席は、かなり楽しい!!!
180度回転するのは、ちょっと恥ずかしいんだけど、楽しいです。
舞台の上を歩いて席へ行くし、始まる前から猫出てくるし<舞台にあがるために。

そして、今回の私のツボ・・・
芝タガー様、最高!!!
すんごいノリノリ〜〜!!!そしてセクシ〜というか、かっこよい〜!!
あのパワフルボイスで、しかも背が高いから、想像よりもかなりかっこよかったです!!
芝さんのタガーは初めてだったのですが、大好きになりました。
ああ、、連れ去られたい・・・・(笑)
スキンブルナンバーでもお茶目ぶりを発揮していたし
タガー締めもあったのですが、ハッスル×2やってました〜!!

ところでスンラスキンブルは、ひたすらさわやかでした<当たり前だ。
あとは、村ガスに再びあえてよかったです!!!
あのちょっと憎めないダンスもすてき歌声もすてき!!!
グロールタイガーもすてきだったな〜。

キャッツシアターはかなり狭い空間です。
円形だから、ワイドですが、奥行きはあまりないし、どこでも楽しめると思います。
ただ、ロビーも狭いのが難で、トイレは開演前に済ませましょう。
休憩時間にはかなり混んでいそうなので、終わりまでは我慢できるように。
でも、やはりキャッツだけの劇場というのは特別です。
静岡もそれなりによかったけれども、やっぱり全然違う〜〜〜〜!!!
また別の席で見たいな〜!!!

そして最後に、、、私のそばにすごい痛いおばさんがいました・・・。
タガーファンなんだそうだが、叫びというかおたけびをあげていました・・・。
最後のタガー締めやカーテンコールぶちこわしでした。
自分が楽しむのはいいんだけど、雰囲気ぶちこわしはやめて〜〜〜〜
メモリーで流した涙が即乾きました・・・・。