22日、歌舞伎座夜の部を観劇しました。『廓文章』を幕見しようと思っていたのですが、のんびり出発だったし食事したりしたら出遅れました(苦笑)今日の席は一階7列真ん中のお席。舞台全体も花道も見やすくてよかったです。ただ、ところどころ疲れていたのでいつもより睡魔と戦っていました・・・(苦笑)そういえば今年最初の歌舞伎です(苦笑)
一・ 『御存 鈴ヶ森』
芝翫さんの白井権八、富十郎さんの幡随院長兵衛という配役。短い上演時間ですが、前半ほとんどわたくし・・・意識がなかったので(スミマセン・・・)コメントはできません(^^;が、芝翫さんと富十郎さんの組み合わせは豪華でした!!!
二・ 坂田藤十郎喜寿記念 『京鹿子娘道成寺』
夜の部で一番良かったなぁ、見に来てよかったなぁと思った演目です。藤十郎さんの喜寿記念という今回の『娘道成寺』は道行から押し戻しまで付きます。押し戻し付きの『道成寺』は勘三郎襲名の時にも見ているけど、やっぱり楽しいですね。歌舞伎らしい大らかな華やかさがあって。
藤十郎さんの『道成寺』を見るのは初めて。だいたいいつも道行での花子の衣装は黒地の着物ですが、この藤十郎さんの衣装は紫で柄も桜があしらわれていてとても素敵です。本当に77なの~?と何度も思ってしまいました。確かにお顔などはアップで拝見すると年齢を感じます・・・。けれども、舞台上にいる花子である藤十郎さんは本当に可愛くて若々しい花子そのもの。すごいなぁ・・・。鐘入りまでも、最後までも全然飽きることがなかったです。
所化さんたちも豪華です。舞々づくしは藤十郎さんのお孫さんの虎之介君。台詞もとてもハキハキして、かわいいを超えてもう立派な役者さんと思いました。これからが楽しみですね!!
そして團十郎さんの押し戻しはカッコイイ!!!!ザ・荒事という感じで・・・。こういうのはやはり團十郎さんしかできる人はいないよなぁと思いました。(先月の松竹座の海老蔵の押し戻しも見てみたかったです。)花四天たちとの立ち回りも決まってますし!!「市川團十郎」と「坂田藤十郎」という江戸歌舞伎と上方歌舞伎を代表する名跡が揃っているというのも豪華ポイントですし!!
本当良かったです!!!かなり感激いたしました!!!
てぬぐいは、前の列の人や2つ隣には飛んできましたが、ゲットはできず(残念!)あとロビーでは奥様の扇千景さんをお見かけしました!
三・『江戸育お祭り佐七』
私は菊五郎さんの江戸っ子な役が好きです。今回もかっこよかったです。そして、時蔵さんの芸者姿も大好きですので、楽しみにしていました。あのすっきりした粋な着物姿がとても似合うと思うのです。(来月の八重垣姫も楽しみにしています。)
冒頭のお祭りでの『道行旅路花聟』は忠臣蔵の道行を劇中劇(?)で踊るのですが、腰元お軽が芝のぶさん!!とてもかわいかったです!!!踊りの間にいちゃつく佐七と小糸がかわいいですね。
仁左衛門さんは、小糸の養母に頼まれて、小糸を匿った佐七の元に小糸を返すようにと仲立ちする鳶頭の役。出番は少ないもののかっこよかったですよ。お席もちょうど仁左衛門さんの真正面でしたし
でも、このお話の結末がどうしても納得できないというか・・・。『牡丹燈籠』を思い出してしまいましたが・・・・。あそこまで重くないものの・・・・。
一・ 『御存 鈴ヶ森』
芝翫さんの白井権八、富十郎さんの幡随院長兵衛という配役。短い上演時間ですが、前半ほとんどわたくし・・・意識がなかったので(スミマセン・・・)コメントはできません(^^;が、芝翫さんと富十郎さんの組み合わせは豪華でした!!!
二・ 坂田藤十郎喜寿記念 『京鹿子娘道成寺』
夜の部で一番良かったなぁ、見に来てよかったなぁと思った演目です。藤十郎さんの喜寿記念という今回の『娘道成寺』は道行から押し戻しまで付きます。押し戻し付きの『道成寺』は勘三郎襲名の時にも見ているけど、やっぱり楽しいですね。歌舞伎らしい大らかな華やかさがあって。
藤十郎さんの『道成寺』を見るのは初めて。だいたいいつも道行での花子の衣装は黒地の着物ですが、この藤十郎さんの衣装は紫で柄も桜があしらわれていてとても素敵です。本当に77なの~?と何度も思ってしまいました。確かにお顔などはアップで拝見すると年齢を感じます・・・。けれども、舞台上にいる花子である藤十郎さんは本当に可愛くて若々しい花子そのもの。すごいなぁ・・・。鐘入りまでも、最後までも全然飽きることがなかったです。
所化さんたちも豪華です。舞々づくしは藤十郎さんのお孫さんの虎之介君。台詞もとてもハキハキして、かわいいを超えてもう立派な役者さんと思いました。これからが楽しみですね!!
そして團十郎さんの押し戻しはカッコイイ!!!!ザ・荒事という感じで・・・。こういうのはやはり團十郎さんしかできる人はいないよなぁと思いました。(先月の松竹座の海老蔵の押し戻しも見てみたかったです。)花四天たちとの立ち回りも決まってますし!!「市川團十郎」と「坂田藤十郎」という江戸歌舞伎と上方歌舞伎を代表する名跡が揃っているというのも豪華ポイントですし!!
本当良かったです!!!かなり感激いたしました!!!
てぬぐいは、前の列の人や2つ隣には飛んできましたが、ゲットはできず(残念!)あとロビーでは奥様の扇千景さんをお見かけしました!
三・『江戸育お祭り佐七』
私は菊五郎さんの江戸っ子な役が好きです。今回もかっこよかったです。そして、時蔵さんの芸者姿も大好きですので、楽しみにしていました。あのすっきりした粋な着物姿がとても似合うと思うのです。(来月の八重垣姫も楽しみにしています。)
冒頭のお祭りでの『道行旅路花聟』は忠臣蔵の道行を劇中劇(?)で踊るのですが、腰元お軽が芝のぶさん!!とてもかわいかったです!!!踊りの間にいちゃつく佐七と小糸がかわいいですね。
仁左衛門さんは、小糸の養母に頼まれて、小糸を匿った佐七の元に小糸を返すようにと仲立ちする鳶頭の役。出番は少ないもののかっこよかったですよ。お席もちょうど仁左衛門さんの真正面でしたし
でも、このお話の結末がどうしても納得できないというか・・・。『牡丹燈籠』を思い出してしまいましたが・・・・。あそこまで重くないものの・・・・。
あと、扇千景さん、見たいです!
ず~っと前にまだ海老蔵が新之助の頃、巡業で「男女道成寺」を踊ったのですが、たまたま最前列で・・・新之助の投げた手ぬぐいが私の顔に飛んできました(笑)あれは宝物です!!!
扇さん、テレビで見るお姿よりも素敵でしたよ。
藤十郎さん息子二人より・・若くて可愛いですよねえ
「道成寺」なんだか今まで見た中で、一番可愛いって思ってしまいました
昨年末、南座でも見たのですが・・今回のほうが、動きも進化してたような気がします。
道行と押戻しがあるせいでしょうか?
若い菊五郎さんのほうがちょと、年齢感じて来かなあ・・って時々思うことも
藤十郎さん、いままであんなに若々しいと思ったことないなぁ・・・
本当に素敵でした。
確かに道成寺は道行と押し戻しが付くか付かないかでだいぶ印象が違ってくるかもしれませんね。
今度、藤十郎さんの本を読んでみようっと。
藤十郎丈の花子はとっても可愛いですね。
道行のところの衣装もとても良くお似合いです。
全体に娘を踊り分ける事にウエイトを置いたような舞台ですね。
とても喜寿とは思えません。(^^ゞ
佐七はラストまではとても良くて納得できるのですが どうしても、結末がしっくりこないのですね。
なので、良いところだけ受け取る事にして ラストはあまり深く追求しないようにしました。(笑)
予想以上にとても素敵だった藤十郎さんの娘道成寺でした。
あれで喜寿っていうのが信じられません~(笑)
佐七のラストは・・・うーん・・・です(^^;
もちろん菊五郎さんや時蔵さんはよかったんですけど。
みゆみゆさんにコメントいただいた「お祭り佐七」の記事は末尾にリンクついています。「お祭り佐七」はストーリーよりも役者ぶりを楽しむしかないですねぇ。だから滅多に上演されないのでしょうが、菊五郎さんも最初で最後にしてしまうかもしれないと思ってます。継承の役割を立派に果たされたということですかね。仁左衛門さんの三味線は13代目さんの義太夫三味線を記録映画で見たばかりだったので、松嶋屋のよき伝統に感じ入っておりました。
私も夜の部の一番は藤十郎さんの「京鹿子娘道成寺」でした。藤十郎を襲名して團十郎と一緒の舞台に立って江戸と上方の大名跡をちゃんと並べる偉業も達成しながら、花子は納得の可愛さ見事さだったのですから、もう絶賛するしかないですね。早くも孫の代に期待してしまいます(笑)
TBもありがとうございました、
受け付けられない時もあるので、なんとかならないでしょうかねぇ・・・
「お祭り佐七」は楽しかったには楽しかったです。菊五郎さんにはぴったりのお役だと思いますし(^-^)
仁左衛門さんの三味線・・・・・聴きたかったぁ・・・・
三味線はかなりお上手で、関西歌舞伎が下火だったとき、役者でだめなら三味線で・・・というエピソードを聞いたこと(読んだこと?)があります。
藤十郎さん、私も孫の代に期待しております(笑)