歌舞伎囃子方望月流宗家で人間国宝の望月朴清さんが20日、肝不全のため73歳でお亡くなりになられました。今月の歌舞伎座には17日まで出演されていたとのこと。きっと体調が悪くても舞台を続けておられたのでしょう・・・。
私は九月歌舞伎座初日の『身替座禅』で朴清さんの鼓を拝聴したばかりでしたので、信じられません・・・・。しかも「良い鼓だな~」と思いながら舞台を見ていたので余計に・・・。私が習っているのは能楽小鼓なので歌舞伎囃子の拍子はちんぷんかんぷんですが(共通している手はちょっと分かりますが・・・。)、朴清さんの鼓の音色、鼓を打つ姿勢や気迫は素晴らしかったです。そして、紫の調緒の鼓を打つ朴清さんの姿を舞台で見ると、「おぉ!」と常に思っていました。ジャンルは違えど、朴清さんの鼓を聴いたり姿を拝見するのは大変勉強になりました。
紫の調緒は、昔は大名など特別な身分の方から賜った鼓にしかつけられなかったと師匠に伺いました。それだけ特別なものなんだなと、先生にお話を伺ってから思いました。・・・・。
鼓の名手、朴清さんが亡くなるのは大変寂しいですが、鼓の音、構えなどはしっかり目と耳に焼き付いています・・・。ご冥福をお祈りします。
私は九月歌舞伎座初日の『身替座禅』で朴清さんの鼓を拝聴したばかりでしたので、信じられません・・・・。しかも「良い鼓だな~」と思いながら舞台を見ていたので余計に・・・。私が習っているのは能楽小鼓なので歌舞伎囃子の拍子はちんぷんかんぷんですが(共通している手はちょっと分かりますが・・・。)、朴清さんの鼓の音色、鼓を打つ姿勢や気迫は素晴らしかったです。そして、紫の調緒の鼓を打つ朴清さんの姿を舞台で見ると、「おぉ!」と常に思っていました。ジャンルは違えど、朴清さんの鼓を聴いたり姿を拝見するのは大変勉強になりました。
紫の調緒は、昔は大名など特別な身分の方から賜った鼓にしかつけられなかったと師匠に伺いました。それだけ特別なものなんだなと、先生にお話を伺ってから思いました。・・・・。
鼓の名手、朴清さんが亡くなるのは大変寂しいですが、鼓の音、構えなどはしっかり目と耳に焼き付いています・・・。ご冥福をお祈りします。
残念ですね。
伝統芸能の世界はわたしも良くわかりませんが・・・
その技?技術?伝統が是非耐えることなく受け継がれてゆくことを願います。
みゆみゆさんは、最近舞台をご覧になられて
その音色・型を焼き付けることができたのも、きっと何かのご縁でしょう。
能楽と歌舞伎違っていても素晴らしい鼓の音色は共通だと思います。
みゆみゆさまは鼓のお稽古されているとのこと。鼓というのは、「初音の鼓」みたいに(あれはお芝居ですが)名というか銘がついて名器として年月を経るものなのでしょうか。おっしゃるように、紫の調緒の鼓、昔からのお品かもしれません。モノは残り、人は寿命で去っていく、という至極まっとうなことをこうした訃報に接するたびに思います。
TBもありがとうございました<(_ _)>
つい先日舞台で拝見したばかりの方だったので、余計に驚きましたし、残念です。
でも、これも本当に何かのご縁でしょうね。
最後に拝見した舞台、忘れません・・・・。
歌舞伎にしろ、能にしろ、鼓って人によって音が違いますからねぇ・・・。本当に良い音というのは、なかなか難しいです・・・(^^;
★cocoさん
私はcocoさんとご一緒した初日の舞台が最後になってしまいました・・・。
紫の調緒は、望月流は宗家に許されているらしいです(よくわかりませんが・・・)
鼓は、胴と皮の組み合わせ、天候(湿気)などでいろいろ音が変わってきます。皮は新しいものはならないので、長い年月をかけて打ち込んでいってやっと舞台の上で鳴らせます。大鼓の皮は消耗品ですが・・・。
胴に関しては、道本という作者とか有名なのあります。でもこういうのも、昔のものばかりですね。だいたい安土桃山くらいから江戸のものが現役という世界です。
お道具もそうですが、人は亡くなっても、弟子はある意味師匠のコピーですからねぇ・・・(^^;。(完璧なコピーにはなれませんけど・・・・)こうして、有形のもの(お道具)も、無形のもの(芸そのものや心)も伝えられていくんだなぁと思いました。