吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

今日は何の日・・・今日は『真珠湾攻撃』の日です。

2017-12-08 06:00:30 | 日々の私の主張とか考察とか

 1941年の今日、日本は真珠湾攻撃に踏み切り日本とアメリカは戦争状態に突入した。


 宣戦布告が遅れたためにアメリカはこれを『騙し討ち』と判断、格好の戦意高揚材料として利用した結果、物量に勝るアメリカに日本はなすすべもなく敗戦を迎えることとなる(日本軍は南方の資源を確保して長期戦に備えたが、さっさとアメリカ本土を叩いて早期講和に持ち込むべきだった)。

 実はアメリカは真珠湾攻撃の情報を掴んでいて真珠湾から空母を退避させていたのだが、そんなことを知る由もなく、日本はいわば燃え盛る炎の中に飛び込んで行ったのである。経済封鎖された日本はどうしようもなく戦争という解決策を選んでしまったが、今も昔も戦争は最悪の解決策なのだ。


 仮にアメリカと中国が戦争したとすると、直接の戦闘行為以外でも、アメリカでは安い中国からの製品が輸入できなくなって食糧から日用品はてはパソコンまで供給が大幅に滞ることになります。中国は製品の輸出先を失い、多くの工場が在庫をどうやって捌くかに頭を悩ませることになるし、富裕層はアメリカ製の高級品を使えなくなる、という訳です。

 差引すれば戦争によって得られるメリットよりもデメリットの方が明らかに大きいので、戦争はやっぱり最悪の解決策。孫子も言う通り『戦わずして勝つ』こそが最良の策なのです。

 いま、日本国憲法を改正しようとする勢力が国会で過半数を占めているのが実情ですが『戦争反対、憲法9条護持』を国民は声を大にして叫び、悲惨な戦争を二度と繰り返さないようにしなければなりません。