いま大丸神戸店で開催中の『兵庫県いけばな展(後期)』に行ってきました。
※兵庫県いけばな展(後期)10月1日(木)~6日(火)大丸神戸店にて開催
各流派が花を競うので、これがなかなか面白いのです。
※池坊の立花。足元が締まっているので立ち姿が美しいです。
※典型的な未生流の作品・・・判で突いたように同じ仕上がりになります。
※これも未生流・・・大作です。
※フィギュアやミニチュアを配する知香流の作品。
※小原流は南洋植物をよく使います。手前の不思議な葉はコウモリランです。
※これも未生流です。なかなかの大作です。
※毎回ユニークな作品を展示する嵯峨御流。いま私が最も注目している流派です。
※これは小原流の大作。
※華精流の作品。秋らしい風情を感じます。
10月6日(火)までやってます。
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華展楽しみなんですよ。ありがとうございます。
私も昔人間なので一応生け花教授(笑)教えてはいませんし、いい加減な生け方ばかりですが(;^_^A
嵯峨御流に私も憧れてるのですが!これは・・・・・
こちらでは、この流派のものは見られないのです。本しか持ってませんが!これは・・・う~~ん。
判で押したような形!! 古典華は私は好きなんですよ。
時間がなくて行けられないけれど、習ってみたいです。私は自由花ばかりでしたから。
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嵯峨御流はいろいろ新しい試みをするので観ていて楽しいです。最近は大きな鉢に何か1本だけ垂直に立てるという写真のような作品とか、水を張った鉢に巨大なカボチャを1個浮かせる、そんな作品が出ています。何だか抽象絵画を思わせます。
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未生流は角度まで厳密に決まっています。未生流笹岡に行きますと何と分度器を使って活けています。
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各流派が競う花展は観ていてオモシロイです。
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自分のことを華道家ではなくパフォーマーで芸術的才能があると勘違いしているようで、伝統の様式を軽んじてキチンと勉強していないのです(かといって自分のセンスで活けた作品はチャチくて眼も当てられません・・・「才能ナシ」ですわ)。
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まずは自分の流派にある「型」をキチンと身につけて、それからです。才能はなくとも家元ですので誰も批判できない、まさに「裸の王様」状態です。
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なお、このコメントは「今後もっと良くなって欲しい」との思いを込めて批判しています。念のため。
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小原会館は一部残して保存する話も出ていますが、今のところ方向が決まらず、草ボウボウのまま放置されています。
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夏草やつはものどもが夢の跡
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未生流笹岡のお家元は実にユニークです。
定規や分度器を使って『習えば誰でも活けられる伝統花』を目指しています。
実にアタマのいい人なのが見て取れます。
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今後ともよろしくお願いします。