しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

黒正巌先生

2022年11月21日 | 銅像の人

場所・岡山県岡山市北区津島 岡山大学構内

 

(岡山県の紅葉名所・岡大のイチョウ並木)

 

戦前、中国・四国には帝国大学がない地域だった。
そんななか、岡山県民が郷土自慢に話す学校が二つあり、
それが「六高(ろっこう)と医大がある」岡山県。

黒正巌先生のことは知らないので、碑文を丸写しする。
先生は六高の校長先生で、
終戦後に聯隊の敷地を教育施設へ変換に功績があった人。

 

(イチョウ並木の突当りに岡山大学図書館があり、その前に胸像が建つ)

 


黒正巌先生


岡山大学創設功労者である先生は、
昭和19年六高校長になられ、戦火に焼失した校舎を復興され、
またこの岡山に中国総合大学を新設する構想を立てられ、
進駐軍より旧陸軍用地25万坪と建物5万坪を接収するや即夜六高生250名を移して分校を置き県立農専の応援を得て、
この広大な敷地を確保し開学に努力されました。
先生は昭和24年9月、脳出血にて急逝されました。
13回忌を偲び岡大教官六高卒業生らにより建像した。

 

(それが黒正巌先生)

 

 

撮影日・2022.11.13

 

 

 

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