しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

第十三師団(高田城跡)

2021年02月09日 | 「戦争遺跡」を訪ねる
場所・新潟県上越市高田  高田公園(高田城跡)
訪問日・2015.3.8


徳川家康の子・松平忠輝が75万石の居城、越後の高田城。堀の幅がすごい。
堀には蓮が植えてあり、レンコンは高田の名産品。







城内は桜の名所。「日本さくら百選」、特に夜桜が有名。
大きな城郭だが、石垣は一切ないのも特徴。







「日本の軍事遺跡」 飯田則夫著 河出書房新社 2004年発行 

上越市
旧第十三師団

明治41年、長野・松本・新発田などに競い勝って城下町高田に陸軍十三師団が入城した。
高田城跡には司令部、歩兵第二十六旅団司令部、高田聯隊区司令部が本丸跡に、
それを囲んで、兵器支廠や騎兵第十七聯隊、弾薬庫などが城内に配置された。
また城の南側には、野砲兵第十九聯隊、歩兵第五十八聯隊、衛戍病院が分散して置かれた。
その後、軍縮で大正14年には師団は廃止され、旅団のみになってしまう。


戦後は、連合国軍や国鉄などに使われ昭和25年から警察予備隊が入り、現在は第2普通科連隊など1.200名が勤務している。










宇垣軍縮で第十三師団は廃止されたが、
昭和12年に復活。
上海・南京・徐州、以後中国戦線で戦った。





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