mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

巻貝

2006-08-14 | 現地モラ
なんと手のかかったモラかしら
複雑というのとは違いますが、細い細いリボンを掛けていく作業は
とても時間がかかります。



全体は3枚重ねで、まず中布の白を切って巻貝の輪郭を4個だします。
この時、白布は輪郭だけ残して余分は切り取ってしまいます。
白いギザギザ三角に縁取られた巻貝の輪郭に好きな布をあてがって、色の違った4個の巻貝の形を出します。
上にVのリボンを掛けられるように、貝の渦巻きはおおきく作ります。
この上に全体に赤布(臙脂)を掛けます。
渦巻きの上のVはすべてアップリケです。
とても細かい作業です。
いろいろな色で三角をアップリケしつつ最後の一辺を切り込んで仕上げます。
4個の貝の周辺に小さい渦巻きを9個、色を違えてアップリケします。
この上に黒の布を掛け、Vの刺繍をします。
それ以外の周囲は三角で埋めます。
モラは隙間がないように作りますので、この手法はよく使われます。
まず、上布の赤に切込みを入れて土台の黒の三角を出します。
その上に色々三角を一つ一つアップリケします。
これで出来上がり
一つの作業をずーとするのは飽きるので、赤の布が掛かってからは
巻貝の中をしつつ、周囲の三角を作ったりと全体が同時に出来上がるようするといいですよ。
コメント
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