mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

オヤ

2018-07-07 | 手芸品
手持ちのオヤを出してみました。

オヤはトルコの手芸です。

イスラム教徒であるトルコの女性たちは、髪をスカーフで覆うのですが、そのスカーフの周囲を美しく飾っているのがオヤです。



トルコでも地方地方の特徴もあるのでしょうが、
オヤにも種類があります。



左からトゥーオヤ、ボンジュックオヤ、イーネオヤです。
トゥーオヤはかぎ針で編んだ物、ボンジュックオヤはビーズを編み込んだ物、イーネオヤは縫い針で編みあげるオヤです。

この他にも、フィルケテオヤ、メキッキオヤとあるのですが、持っていません。

私が初めてオヤに触れたのはフルールを作った頃で、
こんなにも繊細なものがあるのかと驚きました。

特に縫い針だけで仕上げてあるイーネオヤは、
どうして作るのかと不思議でした。

オヤを入れるサンドゥック(木箱)には四世代ものオヤが収められ親から子、孫へと伝えられる伝統手芸です。

そうした伝統的なオヤではあるのですが、
近年は町おこしにも使われ、
スカーフだけでなくネックレスやピアスなどのアクセサリーとしても売られています。



これはアクセサリーを作ろうと思って買ったオヤのパーツです。

もちろん完成品も手に入れることができます。



人の手仕事によるものは、オヤにしろ、何にせよ、触れると心が豊かになった気がします。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カンタ | トップ | おやつの時間 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
種類 (ebiten)
2018-07-07 20:01:50
こんばんは。

オヤにはたくさんの種類があるのですね。

以前トルコ・カッパドキアでホームステイしたお宅の
お母さんがオヤのついたスカーフを巻いていて
あまりにもかわいいオヤに欲しくなってしまい
図々しいのですが、2枚いただきました。

ご自分で作られたそうですが、そのお宅は1階には家畜が住んでいて家族は2階に住んでいました。リビングと部屋が2つの家でしたが、カッパドキアでは平均的だったようです。

誰もが皆オヤ刺繍をできると言っていましたから
女性は手芸が得意なんですね。
オヤは本当に可愛くてステキで大好きです♪

chiyoeさん、たくさんの種類の美しいオヤスカーフを
お持ちですね

返信する
ebitenさん (chiyoe)
2018-07-08 09:34:22
おはようございます。

ebitenさんは、いろんな所に行ってらっしゃいますね。
私はホームステイの経験はないです。
そこの文化を知るよい機会です。

カッパドキアのある所はオヤ作りが盛んだそうです。

オヤは大事な嫁入り道具の一つで、
皆にお披露目もするそうなので、皆競って作るそうです。
返信する
おはようございます (bamuse)
2018-07-08 09:35:12
おはようございます

オヤにトゥーオヤとイーネオヤのほかに、こんなにたくさんの種類があるなんて知りませんでした。

イーネオヤのパーツ、たくさんありますね。
私も一時たくさん持っていましたが、花やブローチなどなどに使って、今は数個残っているだけです。
返信する

コメントを投稿

手芸品」カテゴリの最新記事