銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

昔のハイカラ人魚

2010-03-06 00:00:00 | ドラえもん
 3月5日の『ドラえもん』(通算204回くらい)は、「ありがとう! 30周年 映画ドラえもん公開直前スペシャル」と題し、「のび太の人魚伝説」が放送された(当日視聴)。

 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部


・「のび太の人魚伝説
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 「いちどでいいから、人魚に会ってみたいなァ…」。
 人魚の存在(そんざい)を信じるのび太は、「人魚なんて、この世にいるわけがない」というスネ夫と“討論会(とうろんかい)”を開いて対決!
 だが、スネ夫だけでなく、しずかにまで「人魚は、あくまで人間が作り上げた伝説よ」と言われてしまい、ガックリ…。
 それでもあきらめきれないのび太は、ドラえもんに人魚の存在をたしかめてほしいとたのみこむ。
 そこで、ドラえもんが取りだしたのは、宇宙のありとあらゆる情報がつまっている『宇宙完全大百科と端末(たんまつ)機』。
 その大百科の中から人魚にかんする情報をさがしたところ、なんと人魚の姿を写し取った“魚拓(ぎょたく)”が出てきたのだ! 
 おどろいたのび太とドラえもんは「人魚に会えるかもしれない!」と大コーフン! 魚拓をとった青年・ヨハンに会いに行くため、100年前にタイムスリップするが…!?


 映画公開前日に、関連話の放送である。原作物ではないので、関連話もオリジナル。ただし、「人魚がいるかどうか」の判定は恐竜でやっている(『竜の騎士』)し、討論会はズル木と対決したお話(「ネッシーが来る」、原作『ドラミちゃん』を『ドラえもん』のキャラに書き換えてコミックスに収録)に似ている。
 ちなみに、公開前日ということで、OP前のセリフが変わり、映像情報も「明日公開」になっていた。

 さて、今回のお話。“未完成の百科事典”とは違って役に立つ【宇宙完全大百科】が出て来た。“未完成の百科事典”は妄想で書くのに対し、【宇宙完全大百科】は、たぶん現場を見聞きして作られているのだろう…と、別に百科事典の話はどうでもよろしい。
 わりと分かりやすいお話であった。ヨハンが観たという人魚の魚拓は、どうみてものび太だし、人魚の正体も、どうみても献身的な女性だろう。それが実は本物の人魚で…という具合には行かなかったが、それは本当に御伽噺になってしまう。

 ただ、どうしてヨハンがそこまで人魚にこだわったのか。子どもの頃に助けられた女の子が、たまたま人魚に見えた。それだけで、大人になってもなおこだわるものだろうか。ちょっと疑問である。


 『人魚大海戦』の映像が、「ノーカット」で流れた。でも、最初からではないし、当然ながら冒頭数分間流れたところで終了。この「ノーカット」という意味が分からない。もちろん、良い場面だけをダイジェストで流すのではなくて、最初の方の長いシーンをそのまま流した…というところに意味があるのだろうが。



 次回は3月12日は、「ペタンコローラーでおひっこし」と「のび太の耳にタコができる話」を放送予定。公式サイトのあらすじは下記のとおり。

・「ペタンコローラーでおひっこし
 ジャイアンのいとこが、ケーキをごちそうしてくれるという。ジャイアン、のび太、スネ夫は大よろこびでパクつくが、それはワナだった…!! いとこは、ケーキとひきかえに、ひっこしのてつだいをしろと命じてきたのだ!!
 その迫力を前に何も言えず、てつだいを引きうけるハメになった3人。ところが、いとこが出かけたすきに、ジャイアンとスネ夫が、のび太にすべてをおしつけて帰ってしまう。
 こまりはてたのび太が泣きつくと、ドラえもんはどんなものでもペラペラのうすさにしちゃう道具『ペタンコローラー』を取りだす。ペタンコローラーでひっこしはできるのか…!?


・「のび太の耳にタコができる話
 宿題もせずゴロゴロしているのび太を見かねたドラえもんは、ある道具を取りだす。そのスイッチを入れ、「時間がもったいないよ。“時は金なり”というだろ?」とおこったところ、のび太のまわりで光とお金が流れはじめたからビックリ!
 その道具は『具象化鏡(ぐしょうかきょう)』というもので、ことばの上の表現を目に見えるようにするものだという。
 おもしろそうな道具だと思ったのび太は、具象化鏡を持ち出して、スイッチを入れっぱなしにして外出! 「耳のいたい話」「サルも木から落ちる」「絶望(ぜつぼう)のどん底」など、さまざまな言い回しをじっさいに体験することに…!?


 3月19日は、去年の劇場版をTV放映予定。

にほんブログ村 アニメブログへ

 2010年の劇場版は3月6日から公開。公式サイトは下記。

 「のび太の人魚大海戦」公式サイト