3月19日の『ドラえもん』(通算206回くらい)は、『ありがとう!30周年 今夜かぎりの春のドラえもん祭』として、新作の「町内突破大作戦」と去年の劇場版TV放映「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」、さらに先代の1話だった「ゆめの町ノビタランド」が放送された(リアルタイム視聴)。
テレビ朝日の『ドラえもん』サイト
「ドラえもんチャンネル」
北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部
・「町内突破大作戦」
公式サイトのあらすじは下記のとおり。
「早く帰って部屋のそうじをする」と、ママに約束していたのび太。だが、急いで帰るとちゅう、空き地であそんでいたジャイアンたちのボールが、のび太の前に飛んできた。
投げかえしたところ、なぜかボールは神成さんの家へ…! しかも、植木ばちを割ってしまったらしい。
のび太は大あわてで逃げだすが、残されたジャイアンたちは神成さんから「犯人をつれてこい」とおこられてしまう。
そこでジャイアンは、町内の子ども全員にのび太をつかまえるようによびかけて…!?
原作の話を引き延ばし、神成さんに謝って、代わりに盆栽を届けに行く話に変わった。というか、だいぶ変更されている。
ドラえもんが地図を見ながらナビゲーションするところは同じだが、原作の「黒チップ」・「白チップ」という呼び方が消えたのはなぜだろう。
それはともかく、町中の子どもたちから追い掛けられるのび太。ジャイアンの人望? なのか、それとも賞品が魅力なのか。なかなか理由もなしに1人を追いかけるというのは、ちょっと奇妙なというか、恐ろしいシーン。
途中から盆栽をどうやって届けるか…に焦点が変わったが、それを子どもたちが邪魔する理由にはならない。逆に、後で叱られるのは子どもたちではないか? 「盆栽を持っているから来るはず」というスネ夫も、なぜのび太が普段全く関係ない盆栽を持って来るのかを考えなかったのか。
で、会場で待っていたのはジャイアンの母ちゃん。随分適当な話になってしまった…という感じ。
ちなみに、自転車でのび太を追い回すジャイアンたちが、ヘルメットをかぶっている。これは義務なのか?
・「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」
公式サイトのあらすじは下記のとおり。
ある日突然、のび太の部屋のたたみのウラが、宇宙のかなたにあるコーヤコーヤ星とつながってしまった。
緑ゆたかなコーヤコーヤ星には、フシギな動物がいっぱい。のび太たちはその星に住む少年ロップルとその相棒チャミーと仲よくなる。
だが、開拓中のコーヤコーヤ星にはナゾの力を秘めた“ガルタイト鉱石”という資源があり、それをねらう“ガルタイト鉱業”がひそかにおそろしい計画を進めていて…!?
「ノーカット」で放送という。なので、OPもちゃんと流された。TVスペシャルであっても、通常のOPは流れたにもかかわらず。珍しいというか、奇妙な話ではある。ただし、クレジットが追加されている。
この作品、「のび太の宇宙開拓史」を原作とした、“カリーナ”が生き別れの父と再会する物語である…というのは、最後まで観ないと分からない。だから「新」とわざわざ付けているし、第一声がモリーナから始まるのであろう。
ギラーミンを倒したのがのび太で良かったが、これで良いのかなあ…とも思う。
で、「ノーカット」なのにEDはカットされているわけだ。虚偽放送と言わざるを得ない。
・「ゆめの町ノビタランド」
公式サイトのあらすじは下記のとおり。
ローラースケートで家の中を走っていたのび太は、ママに「外であそびなさい」とおこられてしまう。だが、いつもの空き地も立ち入り禁止にされていて、あそぶ場所がない。
「ボクだけの自由な町があったらなぁ」となげくのび太のため、ドラえもんは本物そっくりのミニチュアが出てくる『ポラロイドインスタントミニチュア製造カメラ』を取りだす。のび太はさっそくミニチュアの町・ノビタランドを作ることに…!?
「30年ぶり」と言われるが、先代の頃の2003年4月5日に一度再放送されている。中身の話ではなくて、帯時代のOPが観られたのが収穫である。1979年4月から始まった作品だが、「ドラえもんのうた」は帯では9月まで使われ、10月以降は「ぼくドラえもん」に変わっている。北海道で帯の放送開始は79年10月からだが、さて、「ドラえもんのうた」が流れていたのかどうか…。わたしは80年から観ているが、「ぼくドラ」しか覚えていない。最後のアイキャッチについては、ビデオにも一部収録されていた。DVDではどうかな?
お話自体は、原作をそのまま動かしたような感覚である。ただし、なぜかこの話でしか観られない【ガリバートンネル】の内部構造が面白いし、ダンプの運転手がたてかべさんだったり、大工さんが肝付さんだったり。ダンプの動きがスポーツカー並みだったりなど、たった1本でも観るべきところは多い(笑)。
次回は3月26日は、リクエストシリーズで「僕の生まれた日」(初回放送は2008年4月25日、タイトルは「ぼくの生まれた日」)を放送予定。公式サイトのあらすじは下記のとおり。
・「僕の生まれた日」
みんなで赤ん坊のときの写真を見せあうことになった、のび太たち。さっそくアルバムをさがしだしたのび太だが、開いてみると、なぜか自分が生まれた日の写真がなかった。
その後、ママにきびしくしかられたのび太は、「自分はこの家の本当の子どもじゃないんだ!」と思いこみ、ドラえもんが止めるのも聞かず、家出してしまう。
のび太を心配したドラえもんは、タイムマシンでのび太が生まれた日に行って、たしかめてみることをていあん。2人は、のび太が生まれた年の8月7日に向かうことに…。
10年前ののび太の部屋は、パパの書さいだった。そこに、あわてたようすのパパが帰ってくる。赤ちゃんが生まれるという連絡を受けて、会社を早退してきたのだ。
のび太とドラえもんは、病院に向かうパパの後をこっそりつけることに…!?

2010年の劇場版は3月6日から公開中。公式サイトは下記。
「のび太の人魚大海戦」公式サイト
テレビ朝日の『ドラえもん』サイト
「ドラえもんチャンネル」
北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部
・「町内突破大作戦」
公式サイトのあらすじは下記のとおり。
「早く帰って部屋のそうじをする」と、ママに約束していたのび太。だが、急いで帰るとちゅう、空き地であそんでいたジャイアンたちのボールが、のび太の前に飛んできた。
投げかえしたところ、なぜかボールは神成さんの家へ…! しかも、植木ばちを割ってしまったらしい。
のび太は大あわてで逃げだすが、残されたジャイアンたちは神成さんから「犯人をつれてこい」とおこられてしまう。
そこでジャイアンは、町内の子ども全員にのび太をつかまえるようによびかけて…!?
原作の話を引き延ばし、神成さんに謝って、代わりに盆栽を届けに行く話に変わった。というか、だいぶ変更されている。
ドラえもんが地図を見ながらナビゲーションするところは同じだが、原作の「黒チップ」・「白チップ」という呼び方が消えたのはなぜだろう。
それはともかく、町中の子どもたちから追い掛けられるのび太。ジャイアンの人望? なのか、それとも賞品が魅力なのか。なかなか理由もなしに1人を追いかけるというのは、ちょっと奇妙なというか、恐ろしいシーン。
途中から盆栽をどうやって届けるか…に焦点が変わったが、それを子どもたちが邪魔する理由にはならない。逆に、後で叱られるのは子どもたちではないか? 「盆栽を持っているから来るはず」というスネ夫も、なぜのび太が普段全く関係ない盆栽を持って来るのかを考えなかったのか。
で、会場で待っていたのはジャイアンの母ちゃん。随分適当な話になってしまった…という感じ。
ちなみに、自転車でのび太を追い回すジャイアンたちが、ヘルメットをかぶっている。これは義務なのか?
・「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」
公式サイトのあらすじは下記のとおり。
ある日突然、のび太の部屋のたたみのウラが、宇宙のかなたにあるコーヤコーヤ星とつながってしまった。
緑ゆたかなコーヤコーヤ星には、フシギな動物がいっぱい。のび太たちはその星に住む少年ロップルとその相棒チャミーと仲よくなる。
だが、開拓中のコーヤコーヤ星にはナゾの力を秘めた“ガルタイト鉱石”という資源があり、それをねらう“ガルタイト鉱業”がひそかにおそろしい計画を進めていて…!?
「ノーカット」で放送という。なので、OPもちゃんと流された。TVスペシャルであっても、通常のOPは流れたにもかかわらず。珍しいというか、奇妙な話ではある。ただし、クレジットが追加されている。
この作品、「のび太の宇宙開拓史」を原作とした、“カリーナ”が生き別れの父と再会する物語である…というのは、最後まで観ないと分からない。だから「新」とわざわざ付けているし、第一声がモリーナから始まるのであろう。
ギラーミンを倒したのがのび太で良かったが、これで良いのかなあ…とも思う。
で、「ノーカット」なのにEDはカットされているわけだ。虚偽放送と言わざるを得ない。
・「ゆめの町ノビタランド」
公式サイトのあらすじは下記のとおり。
ローラースケートで家の中を走っていたのび太は、ママに「外であそびなさい」とおこられてしまう。だが、いつもの空き地も立ち入り禁止にされていて、あそぶ場所がない。
「ボクだけの自由な町があったらなぁ」となげくのび太のため、ドラえもんは本物そっくりのミニチュアが出てくる『ポラロイドインスタントミニチュア製造カメラ』を取りだす。のび太はさっそくミニチュアの町・ノビタランドを作ることに…!?
「30年ぶり」と言われるが、先代の頃の2003年4月5日に一度再放送されている。中身の話ではなくて、帯時代のOPが観られたのが収穫である。1979年4月から始まった作品だが、「ドラえもんのうた」は帯では9月まで使われ、10月以降は「ぼくドラえもん」に変わっている。北海道で帯の放送開始は79年10月からだが、さて、「ドラえもんのうた」が流れていたのかどうか…。わたしは80年から観ているが、「ぼくドラ」しか覚えていない。最後のアイキャッチについては、ビデオにも一部収録されていた。DVDではどうかな?
お話自体は、原作をそのまま動かしたような感覚である。ただし、なぜかこの話でしか観られない【ガリバートンネル】の内部構造が面白いし、ダンプの運転手がたてかべさんだったり、大工さんが肝付さんだったり。ダンプの動きがスポーツカー並みだったりなど、たった1本でも観るべきところは多い(笑)。
次回は3月26日は、リクエストシリーズで「僕の生まれた日」(初回放送は2008年4月25日、タイトルは「ぼくの生まれた日」)を放送予定。公式サイトのあらすじは下記のとおり。
・「僕の生まれた日」
みんなで赤ん坊のときの写真を見せあうことになった、のび太たち。さっそくアルバムをさがしだしたのび太だが、開いてみると、なぜか自分が生まれた日の写真がなかった。
その後、ママにきびしくしかられたのび太は、「自分はこの家の本当の子どもじゃないんだ!」と思いこみ、ドラえもんが止めるのも聞かず、家出してしまう。
のび太を心配したドラえもんは、タイムマシンでのび太が生まれた日に行って、たしかめてみることをていあん。2人は、のび太が生まれた年の8月7日に向かうことに…。
10年前ののび太の部屋は、パパの書さいだった。そこに、あわてたようすのパパが帰ってくる。赤ちゃんが生まれるという連絡を受けて、会社を早退してきたのだ。
のび太とドラえもんは、病院に向かうパパの後をこっそりつけることに…!?

2010年の劇場版は3月6日から公開中。公式サイトは下記。
「のび太の人魚大海戦」公式サイト