徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

通販ドラマ

2009-10-13 12:01:42 | Works
<俳優が身につけた服やアクセサリーが、放送と同時に番組ホームページで購入できるという仕掛けの連続ドラマが、13日からフジテレビ系で放送される。通販会社やファッション業界と手を組んだ、この新手の放送ビジネスには他局も注目している。だが、番組と広告との境界があいまいになりかねないと指摘する声が上がっている。>(朝日新聞 10月11日付

あまり地上波を見ないオレでもテレ朝の24時台バラエティというのは結構チェックしていたのだけれども、この秋の編成で一気に終了してしまった。一掃、という印象さえ受ける。代わって始まったのがランキング形式の番組で、「シルシルミシル」のような、実に企業の宣伝・広告色の強いバラエティ番組になっている。
地デジ移行を目前にして、株式会社としてのテレビ局の意図はとてもよくわかる。
良い悪いは別として。
見る見ないは別として。

そして通販ドラマ。
このアイデアはライブドアの堀江元社長も考えていたシステムらしい。堀江さん、戦術的には失敗しちゃったけれども、さすがにビジネスマンとして戦略的には正しかったのかもしれない。

楽観的

2009-10-13 11:34:09 | Sports/Football
<サッカーのクラブは絶対にツイッターを始めるべきです>(サポティスタ 10月10日付

リスク高いので始めるべきではありません。

Twitterって要するにチャットに毛が生えたようなもんだと思うんだが、利用者の皆さんはどう感じてるんでしょうか。
SNSはクローズドっぽさが気になってほとんど見るだけの状態なのだが、その次の展開がTwitterというのも、どうにも極端すぎるような気がする。

<ブログやSNSに続くコミュニケーションツールとして大きな注目を集めている。>

本当だろうか、それ。

で、本題。
そんなリスクの高いツールをクラブが採用するとはとても思えない。
最近こんな出来事があった。

<「民主党さんの思うとおりにはさせないぜ」 ツイッター軽率発言を産経新聞が謝罪>(J-CAST 8月31日付

例えばJ1で唯一、天皇杯を初戦(2回戦)で敗退した浦和のクラブと選手とサポがTwitterでどんな「コミュニケーション」ができるというんだろう。想像しただけでも空恐ろしい「コミュニケーション」になるんじゃないか。
直接的なコミュニケーションツールが生まれれば生まれるほど、世の中(組織)はディフェンシヴになっている。個々の人間とのコミュニケーションは楽観的なオレだが、それと入れ物でしかないシステムを楽観的に語るのは違う。