■日本と主なTPP参加国の輸出入の可否
<TPP交渉でほぼかたまったとされる「食品の安全」ルールに従った場合、米国など複数の参加国に野菜と果物をほとんど輸出できないことがわかった。病害虫の侵入を防ぐために各国が定める防疫基準が壁になり、都合よく輸入を認めない理由にされる可能性があるためだ。TPPの原則通り関税が全廃されると基準が緩い日本は輸入だけが増える恐れがある。「食の安全」分野は、世界貿易機関(WTO)の「SPS(衛生植物検疫措置)協定」を守ることで議論がほぼ終了。協定は相手国から輸出したいとの要請を受けた場合、可否を科学的に判断するよう定めている。要請がなければ認めないことは問題にしていない。>
(東京新聞2013年12月8日付 野菜・果物 輸出に壁/防疫基準緩い日本不利)
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