■明治日本の産業革命遺産
<来年の世界文化遺産登録に向け、政府は1月末、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に、九州・山口を中心とする「明治日本の産業革命遺産」の推薦書を提出した。今年6月に登録の可否が審査される群馬県の「富岡製糸所と絹産業遺産群」に続く登録を目指す。(中略)国内の世界文化遺産はすべて文化財保護法で国の文化財に指定されているが、産業革命遺産は「官営八幡製鉄所」(北九州市)や「三菱長崎造船所」(長崎市)といった現在も稼動する企業保有の工場が含まれている。企業側は改修の自由が奪われる文化財指定に消極的なため、景観法や港湾法などを活用した新しい保全方法を探る予定だ。(中略)また、韓国政府は、一部に植民地時代の強制徴用で朝鮮半島出身者が働かされた場があるとして、推薦に反対する意向を日本側に伝えている。>
(東京新聞2014年2月1日付 世界遺産 政府が推薦書「産業革命遺産」壁高く/九州中心 静岡、岩手「飛び地」懸念)
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