徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

金輪際の行方

2011-05-26 17:15:02 | News
Twitterでは書ききれないのでこちらに書く。
確かに二つのツイートには直接的な関係はない。関係があるとしたら書いている人間が同一人物だということ。
それぞれのツイートの内容にさほど文句はない。内容に文句はないが、文句があるとしたらふたつのツイートを書いている人間が同一人物だということだ。

昔から「絶対」「許せない」という言葉には違和感を覚えてきた。思わず口にしてしまった瞬間に後悔してしまうような言葉だ。
絶対はないし、許せないというほど傲慢な態度はない。
「金輪際」という言葉もそんなニュアンスを含んでいる(決して、絶対、二度と)。これが健全な「消費者行動」などというならば、何とエゴイスティックな表現だろうと思う。
だからオレは憤った。
金輪際という言葉はどこへ向かっているのか。お茶を飲まないのは自分の勝手だが(自己責任! 自己判断!)、批判対象のはっきりしないものに向けた「金輪際」という言葉は所謂「風評被害」や「生産者批判」を招きかねない。「金輪際、静岡のお茶を飲まない」という宣言は果たして誰に向かっているのか。はっきりと批判は、検査を拒否した組織であり、自治体に向かうべきだろう。

それに対して今日は「こっそり喜んだ」と。
要するに「小せえな」って思ったわけです。二つの事柄が関係あるわけがない。「小せえ」って思っただけなんだから。
ま、オレは「金輪際」にムカついたし、向こうは「この程度」にムカついたということだろうが…。

もちろんオレも静岡の魂でもある「お茶」に問題があるという事態には憤りを感じているし、こんな状況で安全性PRなど逆効果を招きかねないと思う。だからこそその批判はしっかりと自治体や関係組織に向かうべきだと思っている。

ちなみに高橋健太郎氏のツイートは実に参考になっているし、数多くの人に読んで欲しいとは思っている。それはオレのFavoritesを見ればわかることです。

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