九州工業大学は、同学が鹿児島大学やアメリカ航空宇宙局(NASA)と共同開発中の深宇宙通信実験機「しんえん2」のフライトモデルを公開した。
深宇宙通信実験機「しんえん2」は、「はやぶさ2」に相乗りする小型副ペイロードとしてJAXAに提案し、2013年9月に合格、そしてこの度、H-ⅡAロケットへの搭載が可能であることが明らかになった。
「しんえん2」の深宇宙での活動は、深宇宙を舞台とした世界と連携するグローバルな活動であり、また画期的な深宇宙通信技術の確立が期待できる。
なお、深宇宙は「電波法施行規則」においては、「地球からの距離が200万㎞以上である宇宙」と定義されている(地球と月との距離は約38万㎞)。