宇宙商社のSpace BDは、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」からの「超小型衛星放出事業」において、同事業の民間移転後初となる衛星放出プロジェクトをワープスペースから受注致した。
同社は2018年5月29日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から衛星放出サービス事業者として選定され、3か月以内というスピードで第1号案件の受注に至った。
ワープスペースは、「個人でも宇宙を楽しく利用できる世界」を実現する超小型人工衛星(CubeSat)の開発・販売等を行う筑波大学発の宇宙ベンチャーであり、ワープスペースが開発した衛星を同社が引き受け、安全審査等を含むインテグレーションや衛星打上げ等を行い、ISSから放出する。
Space BDは、宇宙ベンチャーが協力してビジネスを展開していくことで宇宙産業を活性化し、宇宙産業全体の市場規模の拡大を図る方針。