宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、油井宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(43S/TMA-17M)の帰還の日時が、飛行準備審査会において平成27年12月11日 午後10時12分(日本時間)に最終決定されたと発表した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、油井宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(43S/TMA-17M)の帰還の日時が、飛行準備審査会において平成27年12月11日 午後10時12分(日本時間)に最終決定されたと発表した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入するため、姿勢制御用エンジン噴射を12月7日8時51分(日本時間)から実施した。
探査機から送信されたデータの解析結果により、姿勢制御用エンジンの噴射を、計画通り約20分間実施し、所要の噴射時間が得られたことを確認した。
現在、探査機の状態は正常。
目標とする周回軌道への投入結果の判明までには2日程度かかる見込み。
東京大学大学院の国際研究チームは、アルマ望遠鏡による観測から、115億光年彼方に位置する若い銀河の大集団、いわば宇宙最大の天体である「原始グレートウォール」の中心に、爆発的な星形成活動を行っている銀河(モンスター銀河)が9個も群れ集まっている様子を捉えることに成功した。
一つ一つのモンスター銀河は我々の住む天の川銀河の数百倍から1000倍もの凄まじい勢いで星を形成しており、やがて巨大銀河へと進化すると考えられている。
この結果は、原始グレートウォールが巨大銀河の誕生を支える母体であることを指し示すものであり、モンスター銀河の形成過程やその後の進化の解明につながると期待される。
小惑星探査機「はやぶさ2」は、12月3日(木)に地球に接近し、地球の引力を利用した軌道制御(地球スイングバイ)を行う。地球に最も近づく時刻は19時7分ごろ(日本時間)。
地球スイングバイ後、「はやぶさ2」は、いよいよ小惑星「Ryugu」(リュウグウ)を目指すことになる。
この地球スイングバイの成否は、1週間ほどかかる。