秋鹿純米吟醸大辛口無濾過生原酒

大阪のお酒。米は、全量山田錦の６０％精米、酵母は協会１１号、速醸もとの生酒です。

名前のとおり、辛口のお酒で、日本酒度はなんとプラス１８もあります。この蔵の常で、酸度も２.１とかなり強い方です。

辛口ではありますが、決して淡麗ではなく、しっかりとした芯のある味がします。米の味もしっかり。吟醸のわりにはあまり米を研いていないせいかも知れません。

香りは、辛口の白ワインに似た感じがします。いわゆる吟醸香はあまりしません。

ひと夏の恋純米吟醸23BY

宮城県のお酒。仕様は、国産米の５５％精米という以外は不明。夏季限定商品です。

非常にあっさりした、きれいな味のお酒。甘味はありますが、口に含むとわりとすぐに消えていきます。あとにキリッとした後味が残り、いかにも夏向きのお酒という感じです。

香りは、梨系とメロン系の香りが半々くらいありますが、強くはありません。

千代のどぶ

奈良県のお酒。「櫛羅」や「篠峯」と同じ蔵のお酒です。仕様は不明。いわゆる「濁り酒」とか「どぶろく」の類のお酒で、もろみをざっくり濾しただけのものです。当然、全く火入れはしていません。

このお酒の場合は、発酵がかなり進んでいるため、米粒の形はなく、ペースト状になっています。お米で作ったヨーグルトにアルコールが入っているような感じと言えば、分かりやすいかも知れません。

奈良のお酒なので、比較的甘味はありますが、かなり発酵を進めていることもあり、見た目とは違ってキリッとした辛口のお酒に仕上がっています。酸が強いこと、ガスが強いこと、結構米の苦みがあることも、甘ったるく感じない要因だと思います。

香りは、乳酸発酵由来と思われるヨーグルトのような香りの後に、米から来るでんぷん系の香りと純米酒のような香りがします。

Hoegaarden Witbier

ベルギービール。本日の一杯目です。

ノドが渇いたので、とりあえずいつものこれを。