母、先日作業リハビリで調理に挑戦しました
他の患者さんが料理を作っていたのは知っていたんですよね
時々リハビリ室にあり得ない香ばしい匂いが漂ってきたりしてたから
患者さんが作った畑で患者さんが収穫して患者さんが料理する、こういう流れもあるそうです
先生から料理の提案をされた時は、“えっ無理じゃない”って思ったし母も乗り気ではなかったのですが
いざその場になると、思ったよりしっかり作り始めました
可愛いピンクのエプロンを付けた、2人の後姿の可愛い事
選んだメニューは《きんぴらごぼう》
包丁の背で皮をそぎ取って、しっかり刻んでいます
先生が見守る中、フライパンで炒めて味付け
後片付けまで、リハビリの一環です
完成したきんぴらごぼうの最終確認
“ちょっと焦げてるね” “上手に出来てますよ~”なんて会話を交わしています
満面の笑みの記念撮影です
ここ数年日常的に料理するのは私でしたが、母にも得意料理は作ってもらっていました
でも、脳梗塞の後遺症を考えるとすごく不安だったし心配だったんですが
体で覚えた事って、その場に立つとちゃんとできるんだなぁって改めて実感しました
時間が短く少々固いキンピラになっちゃったし、味付けも元気な時の母の味ではなかったけれど
これからも週一で、料理のリハビリをやりたいと思っていますと先生からも言われました
料理って五感をすべて使うので、家事の中で1番脳に刺激があるんですよね
これが母にとって小さくても大きな一歩になりますように